Quantcast
Channel: Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

「京大病院医師」「年収8千万円」…5つの“ヅラ”駆使して5人の女性を虜にした結婚詐欺師「大ウソ人

$
0
0

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130323/waf13032312000017-n1.htm

【衝撃事件の核心】
「京大病院医師」「年収8千万円」…
5つの“ヅラ”駆使して5人の女性を
虜にした結婚詐欺師「大ウソ人生」

2013.3.23 12:00 産経新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

杉原章五被告が女性に勤務先と偽っていた
京都大病院。
女性の問い合わせで嘘がバレた
京都市左京区



 ある時は大学病院の医師、
またあるときはアパレル会社社長、
果たしてその正体は…5つのかつら
を使い分ける結婚詐欺師だった。

 交際していた5人の20代女性を
言葉巧みに籠絡し、現金計1330
万円をだまし取ったとして、
兵庫県警に詐欺容疑で逮捕、起訴
された無職、杉原章五被告(47)
は、高収入男性限定のお見合いパー
ティーに140回以上も顔を出し、
ターゲットを定めていた。

 だが、仇(あだ)となったのは、
偽装した髪形でなく、ウソで塗り固
めたきらびやかな肩書だった。

(中村雅和)




■「心臓外科医の渡邊です」

 身長約180センチ。スマートな
体形。

 30歳代半ばという男は、名刺を
差し出すと自己紹介を始めた。

「渡邊俊です。京都大付属病院で
心臓外科医をしています」

 高収入の男性限定というお見合い
パーティーの会場。

 神戸市在住の20代の女性は
「運命の出会い」に淡い期待を抱い
て訪れていた。

 そして、男と会話を始めた途端、
もはや肩書などは忘れてしまうほど、
その巧みな話術に陥っていた。

 ほどなく2人の交際が始まった。

 順調な交際が続いていたはずの
平成22年12月、女性の携帯電話
が鳴った。

 交際中の男の名前が、ディスプレ
ーに表示されていた。

「実は4月からニューヨークで仕事
をすることになっていた。でも、
2人でずっと一緒にいたいから、
年末年始にニューヨークに行って、
契約をキャンセルしようと思ってる」

 自分の仕事より一緒に過ごす時間を
大切に思ってくれている-。

 女性にとってこの上なくうれしい
言葉だった。

 しかし、話には続きがあった。

 「アメリカはホテル代も高いし、
弁護士雇って手続きせんとあかんから、
お金がかかる。60万円くらいあった
ら何とか足りるけど、何とかならない
か。1月末に給料が入ったら絶対に返
すから」

 突然の借金の申し出にも女性は躊躇
(ちゅうちょ)することはなかった。

 1週間後、自宅を訪れた男に対し、
女性は用意した現金60万円を手渡し
たのだった。

 女性はプロポーズも受け、すっかり
男を信じ込んでいた。

 その後も男から何かと理由をつけら
れては金銭を渡したが、
「だまされている」と疑う気持ちは
みじんもなかった。

 男としばらく連絡が取れなくなった
昨年1月。

 女性は心配になり、勤務先であるは
ずの京大病院に電話を入れた。

「そちらに渡邊俊さんという方がいる
と思うのですが…」

 しかし、病院側からは予想外の答え
が返ってきた。

「そんな名前の人物がこれまで在籍し
た記録はありません」




■「どうりでいつも同じ髪形」

 ようやくだまされたことに気づいた
女性は、兵庫県警長田署に被害を相談。

 昨年4月、杉原被告が逮捕された。

 その後の捜査で、杉原被告の“悪行”
が次々に明らかになっていく。

 同様に医師を騙って近づいた大阪府
吹田市の20代女性からは22年夏、
大病を装って巧妙に大金を詐取した。

「上咽頭にポリープが見つかった。
検査したいが金がない。50万円で収
まる」

「悪性リンパ腫のステージIIで血液
のがんらしい。大学病院の院長に頼ん
で、裏で入院させてもらうことになっ
た。粒子線治療を受けるから金がかか
るらしい」

 検査費用と粒子線治療代の名目で、
まずは現金50万円と90万円を受け
取る。

 さらに、渡米して治療するという
架空のストーリーを編み出し、女性の
心をもてあそんでいく。

「博士がニューヨークで施設とスポン
サーを探してくれた。渡米して治療す
る」

「日本で先進医療をすれば確実に治る
けれども100万円以上かかる」

 渡米に反対する女性の心理を逆手に
取り、さらに130万円もだまし取る
ことに成功していた。

 捜査関係者によると、杉原被告は5
人の女性をだますため、京大病院の
医師以外にも、獣医師やアパレル会社
社長などの肩書を悪用。

 さらに“モテ男”にとっては最大の
弱点とも言える頭頂部の髪の薄さを隠
すため、5種類のかつらを使い分けて
いた。

 杉原被告の本当の“姿”を知らされ
たある被害女性は

「どうりでいつも同じ髪形やと思った」
とがっくりしたという。

 捜査関係者は

「かつらはそれぞれの職業の雰囲気に
合わせ、長さやスタイルが違っていた。
かつらをかぶれば、30代半ばといって
も大きな違和感はない」と打ち明ける。





■10年以上のベテラン結婚詐欺師

 実は杉原被告は結婚詐欺の常習犯で、
大阪府警に2度逮捕された過去を持つ。

 偽の肩書を使い、お見合いパーティ
ーでターゲットを物色するという手口も
今回と同じだ。

 捜査関係者によると、最初に逮捕され
たのは平成10年だった。

 神戸大医学部出身の小児科開業医と
いう名刺を用意し、大阪市内でお見合い
パーティーに数十回参加。

 かつらは当時から着用していたといい、
20~30代の女性10人から総額
約1千万円をだまし取っていた。

 さらに14年に逮捕された際は、
東京芸大出身で英国留学の経験もあり、
国際的な建築デザイン賞を受けた新進
気鋭の一級建築士を名乗っていた。

 名刺には実在する設計事務所名を入れ、
「年収は1500万円」と豪語。

 20人以上の女性がだまされていた。

 二度あることは三度ある-。

 今回の事件でも「年収は8千万円」

「芦屋に億ションを持っている」

「外車を何台も持っている」
とうそぶくなど、セレブぶりを随所に
アピールしていた。

 ただ、今回の5人の被害者について、
捜査関係者は

「金に目がくらんだというより、巧みな
話術で本当にのめり込んでいた」と強調。

「杉原被告は純粋に女性を虜(とりこ)
にする術(すべ)を心得ているようだ。
だまされたという認識がない女性が多い」
と説明する。

「だまし取った金は借金返済やギャンブル
に使った」と供述する杉原被告。

 いずれのケースでも女性と結婚を約束
する一方、女性を自宅に招待することは
一度もなかった。

 ドライブの際も外車ではなく、国産車を
知人に借りていたという。

 かつらとウソの肩書で自らを着飾って
女性に近づいた杉原被告について、捜査
関係者はこう評した。

「血液型以外はすべてウソだった」






詐欺師の話術とは、どんな物なのでしょう。

習得してみたいものです。

もっとも、私が、女性を騙す事は、有りま
せんが。

婚活パーティーと言う事で、獲物の物色は、
割と簡単だったのかも?知れません。

相手もその気で来てますからね。

交際を始めたら、しめたものでしょう。

相手も失敗したくない。と、言う気持ちが
強くなっていますから、騙されてる。とは、
思いたくないでしょうから、おかしい!
と、言う感情も表に出て来にくい。と、
言うより、その思いを自ら否定してくれる
でしょうから、詐欺師にとっては、手の内
の入れた様なものです。

しかし、毎回書いてる事ですが、どんなに
良い男、女であっても、お金を無心する様
な相手は、避ける事をお勧めしますよ。

しかも、高収入の人間が、無心してきたら
要注意です。
 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

Trending Articles