http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150117/frn1501171000001-n1.htm
ユニクロ、中国工場の劣悪環境 8分遅刻で2時間タダ働き、暑さで失神…
国際NGOなどが改善勧告
2015.01.17 zakzak
ファッションブランド「ユニクロ」の製品など
を製造する中国の2工場について、国際人権
NGO「ヒューマンライツ・ナウ」
(HRN、東京)などは15日、
「長時間の過重労働や危険な労働環境がある」
として、ユニクロを展開するファーストリテイリ
ング(山口市)に改善を促すよう勧告したと明ら
かにした。
HRNは、香港に拠点を置くNGO
「SACOM」とともに、中国の大手衣料工場の
パシフィック社とルンタイ社について調査。
2014年7~8月には、SACOMの調査員
が労働者として工場に潜入した。
さらに、別の調査員が工場近くのレストランや
寮、売店などで聞き取り調査を行うなどして、
報告書をまとめたという。
報告書によると、夏場には38度を超すエアコ
ンのない室内で、男性労働者の多くが上半身裸で
働き、女性労働者の制服も汗でぬれているという
。
聞き取り調査に答えた労働者は
「あまりの暑さに夏には失神するものもいる」、
状況は「まるで地獄だ」と話した。
高温手当てが支払われることもあるが
「実際、無意味に等しい」という。
工場内は換気も十分でなく、染料などの化学
薬品がポリバケツに無造作に入れられ、毒性の
ある化学物質が保管されている部屋にも排水が
流れ込んでいるとした。
パシフィック社には罰金制度が数多くあり、
労働者が8分遅刻すると、2時間分の給料が差
し引かれることもあったという。
ユニクロ側の人間が製造現場を視察し、少し
でも問題があった場合は製造責任者を追及する
が、その製造責任者は労働者たちを責める。
そして問題が見つかった場合、50~500
人民元(約940~9400円)が罰として
給料から差し引かれるという。
2社の基本給はそれぞれ月1550元
(約2万9100円)と1310元(
約2万4600円)で、工場所在地の最低賃金
。
労働者は1人あたり1日平均11時間働き、
休みは月1~2日だった。
報告書を受けて、ファーストリテイリングは
「指摘された問題点について、早急に是正する
よう強く要請するとともに、改善の実現に全面
的に協力する」などとするコメントを出した。
労働法が、キチンとして無い国ですから、劣悪
な環境と言うのは、普通に存在するのでしょう
。
何も、ユニクロに限った事では無い様に思いま
す。
ただ、印象は、悪いですよね。
日本の企業は、労働環境を整える事を知ってる
のですから。
中国企業とは、違います。
まあ、余分な所にお金を掛けたく無いと言う事
なんでしょうが。
ともあれ、格好悪いですね。
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ユニクロ、中国工場の劣悪環境。8分遅刻で2時間タダ働き、暑さで失神…。国際NGOなどが改善勧告
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