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実は“マグロ漁船”だった韓国の最新「救助艦」…軍用ソナーの代わりに魚群探知機、

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http://www.sankei.com/west/news/141208/wst1412080002-n1.html

【軍事ワールド】
実は“マグロ漁船”だった韓国の最新「救助艦」…
軍用ソナーの代わりに魚群探知機、監査で判明した嘘のような事実


2014.12.8 11:00 産経新聞



魚群探知機(SH90)の画像。基本的に魚群を
探すためのものだ(SIMRADのHPより)




「最新鋭」の看板とは裏腹に40年前の性能の
ソナーを搭載していたと指摘され、韓国内で
大問題になった海軍の救助艦
「統営(トンヨン)艦」に、さらなるスキャン
ダルが持ち上がった。

 搭載されていたのは軍用ソナーではなく、
漁船用の「魚群探知機」だったことが監査で明
らかになったのだ。

 探知機自体は最新鋭でマグロ漁に適している
とされるが、韓国内では
「1600億ウォン(約160億円)の税金を
投入して軍艦ではなく、高性能のマグロ漁船を
建造したのか」と軍や防衛当局に再び批判が
集中している。

(岡田敏彦)




■ソナーをめぐる問題…
 結局、300人は“イヌ死に”


 統営艦(3500トン)は、沈没もしくは沈
みかけている軍艦や潜水艦から乗員を救助、
曳船(えいせん)するための救助艦(救難艦)
として2010年起工、12年に進水した。

 以降、さまざまな装備の設置工事を行って
いたが、海軍への引き渡し予定の昨年9月に
なっても完成せず。今年4月のセウォル号沈没
事故でも現場に姿はなく、「無用の長物」
(東亜日報電子版)などと厳しく批判された。

 さらに10月には、事故を起こした潜水艦や
沈没船の位置を探る「サイドスキャンソナー」
について、国政監査を行った韓国監査院が

「40年前に建造された旧式の韓国軍艦と同じ
水準・仕様だ」と指摘。

 装備品の導入を統括する防衛事業庁が勝手に
要求性能を下げ、2億ウォン(約2千万円)の
ソナーを特定の業者から41億ウォン
(約4億1千万円)で購入していた-と朝鮮
日報(電子版)など現地メディアが一斉に報じ、
大問題となった。

 なぜ40年前の旧式ソナーが使われていたの
か、この20倍の水増し請求で浮いた差額の
39億ウォンはどこへ消えたのか。

 不正をただすため、ブローカー(仲介業者)
の米ハケンコ社や元防衛事業庁職員、軍の幹部
に対し、野党議員らが中心になりさらに監査が
行われた。

 その結果、判明したのは
「実はソナーは軍用ではなく、漁船用のものだ
った」という驚愕(きょうがく)の事実だった。




■完成しない辛さ

 現地の報道によると、漁船ソナーを積むよう
になったいきさつはこうだ。

 そもそも統営艦は、米国シアトルに本社を置
くWESMAR
(ウエスタン・マリン・エレクトロニクス社)
の軍事用ソナー「MS3850」を搭載する
予定だったが、海軍では
「要求性能を満たしていない」として艦の受け
取りを拒否。

 理由については、賄賂が足りなかった
▽仲介業者と軍担当者のソリが合わなかった-
などと疑う見方もあるが、結局、統営艦は
未完成のまま港にむなしく浮かんでいた。

 そんな時にセウォル号事故が発生し、海軍と
統営艦は批判にさらされることに。

 なんとか〝完成〟させなければ-。とはいえ
海軍としては、一旦「不合格」の烙印
(らくいん)を押した「MS3850」は、
「性能が低い」と言った手前使えない。

 一方、このままではブローカーのハケンコ社
も非難の的になりかねない。

 そこで同社がひねり出した窮余の一策が
「とりあえず別のものを積めばいい」という
ことだった。




■とりあえず何か積め

 現地メディアのハンギョレ(電子版)などに
よると、ハケンコ社は5月、海洋機器メーカー、
シムラッド社
(ノルウェー・コングスバーグ社グループ)の
魚群探知機SH90を統営艦に搭載した。

 これには、防衛事業庁の許可も得ていたと
いう。

 しかし、こんな“急場しのぎ”がいつまでも
通用するわけはなく、秋の国政監査でソナーの
性能が明らかに。最初は40年前の旧式ソナー
と指摘されたが、実際は軍用ではなく、漁船用
の魚群探知機だったと判明した。

 ちなみにシムラッド社HPには
「SH90 魚群探知機 高解像度、高周波数」
という表記とともに、ソナーの画面があり、
「北海でのツナ(マグロ、カツオ類)の群れを
捕らえた様子。方向や深さ、群れの速さもよく
わかる」などと説明されている。

 どう見てもマグロ漁船用だ。

 このことについて、渦中の防衛事業庁のキム
・シチョル報道官は

「海軍に早く渡すために、新しいソナー
(魚群探知機)を設置したわけではない。性能
評価のため、いったん統営艦に装着しただけだ」
と、説明にならない説明に終始。

 結局、
「海軍の要求性能を満たしておらず、使用でき
ないレベル」として返却を決定したが、野党
議員は

「軍艦に魚群探知機を付けるとは、安全保障の
放棄だ」と憤りを隠さない。




■それでも実戦配備へ

 11月26日、韓国海軍は現地マスコミを招
き、釜山沖で魚群探知機を積んだ統営艦のデモ
ンストレーションを実施。

 ただし魚群探知機は返却するため電源はオフ
の状態で、海域で仮想沈没船の真上に位置しよ
うとした統営艦は、別の掃海艇に逐一無線で
指示を受けながら移動せざるを得なかった。

 それでも海軍は
「ソナーがなくても、旧式の救助艦『光陽』
(1968年建造)よりはるかに優れた能力を
発揮できる」
と強気を崩さず、韓国軍の合同参謀本部は
「統営艦」の早期戦力化を決定した。




■装備はあとで買う

 ソナーはあとで装備するが、とりあえず艦は
軍に配備された。

 いつものことだが、この「あとで買う」は
韓国軍に浸透する構造的な欠陥と言っていい。

 朝鮮日報やテレビ「News1」など現地
マスコミによると、戦闘機や戦車、自走砲を
導入するときも、必要な補充をはじめ、交換
部品や弾薬、ミサイルの購入は後回し
(そして多くの場合、その後も購入しない)。

 一見すると初期導入の契約額や単純計算に
よる1機ごとの単価は諸外国より安く見えるが、
実際は入札を何十回と繰り返してしつこく値切
るため、辟易(へきえき)したメーカーから
“必要不可欠な付属品”を省かれただけだ。

 こうした値切りは現在も続いている。

 例えば今年導入を決めた米国のステルス戦闘
機F-35。

 韓国は入札を50回以上繰り返した末、入札
そのものを無効にするなど信じがたい態度に出
た。

 結局は総額7兆3418億ウォンで40機を
購入。

 1機当たり1210億ウォンと、韓国の手の
届く価格で契約できたが、朝鮮日報(電子版)
などによると、空対空ミサイルは必要量の
45%しか購入せず、予備エンジンに至っては
1基だけ。

 空軍は「武装などに気を配る余裕がなかった」
と話したという。

 統営艦に本物のソナーが付く日は来るのだろ
うか。





さすが、韓国です。戦争に成ったなら、1日で
勝負が付きそうですね。

まともな装備が無ければ、どんな最新機、最新
艦であろうと、戦えません。

さすが、汚職が蔓延する国です。

自国の防衛より、わいろの高優先ですものね。


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