Quantcast
Channel: Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

“中国はずし”に困惑する習近平氏…北京で開かれたTPP交渉は焦る“部外者”にクギを刺す会合になっ

$
0
0
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110017-n1.html

“中国はずし”に困惑する習近平氏…北京で開かれたTPP交渉は焦る“部外者”にクギを刺す会合になった

2014.11.11 11:30 産経新聞



日中首脳会談を前に握手を交わす習近平
国家主席(右)と安倍晋三首相
10日、北京の人民大会堂
(代表撮影・共同)




 中国は改めて「分かりやすい国」だと思う。

 習近平国家主席は、北京で開幕中のアジア太平洋
経済協力会議(APEC)の9日の会合で、

「アジア太平洋地域では自由貿易に向けた取り組み
が次々と現れて、困惑を招いている」と苦言を呈し
た。

(フジサンケイビジネスアイ)



 習氏がいう「困惑を招いている」取り組みとは、
日米豪を中心に“中国はずし”のまま交渉が進む
「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」をさす


 困惑しているのは「中国」というわけだ。

 日米豪などTPP交渉参加12カ国はしかし、
APEC日程の合間を縫っても、あえて北京におい
て重要な会合を重ねた。

 習氏のみならず、中国外務省の洪磊報道官はAP
EC開幕前に、

「北京でTPP関連会合が開かれると聞いているが、
各方面ともAPEC議題に集中するよう望む」
と牽制(けんせい)していた。

 TPP交渉参加国側は、たまたま北京で数多くの
メンバー国の担当者が集まる機会を利用したにすぎ
ないが、TPP交渉に参加していない中国には、
TPP会合の掛け持ちが“いやがらせ”と映ったか
もしれない。

 いやがらせ、では聞こえが悪いが、結果的に中国
にクギを刺すことにはなったのだろう。

 世界銀行や国際通貨基金(IMF)に似た機能の
BRICS銀行の本部を上海に、アジア開発銀行
(ADB)そっくりのアジアインフラ投資銀行
(AIIB)の本部を北京にそれぞれ置き、戦後の
「ブレトンウッズ体制」に挑戦する中国。

 国際協調よりも日米欧との対抗軸を作り出し、
主導権を握って経済覇権を狙う野望も分かりやすい


 ならば、中国はTPPを敵対視しているかといえ
ば、そうでもない。

 李克強首相は4月、海南島での
「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会で、

「TPPはアジアを中心とした『域内包括的経済
連携(RCEP)』と共存できる」と述べ、TPP
への参加に意欲をのぞかせた。

 しかし、
TPPは農産物をはじめ、関税や市場開放など、
かつてない自由度を求められるギリギリの交渉が続
き、規制や既得権益層の利害でがんじがらめの中国
にはハードルが高すぎる。

 それでも中国が色目を使うのは、
「世界貿易機関(WTO)加盟の痛い経験則」
(中国の経済学者)からだろう。

 日本の強い後押しで、中国は2001年12月に
WTO加盟を果たして国際経済界にデビューした。

 とっくに加盟条件を満たしていた台湾を力ずくで
待たせて、1カ月だけ中国が先行加盟した経緯は、
苦い思い出だ。

 それはここでは置くが、国際経済界に認められる
新入会員になったものの、急速な経済膨張とともに
「発言力」を握りたい欲望を抑えられなくなった
中国にとっては、WTO前身のGATT
(関税貿易一般協定)時代から積み上がった先進国
の紳士協定でもある国際ルールに縛られるのがイヤ
になってきた。

 WTOの機能や強制力が弱体化している側面も
あるが、TPPが中国抜きで新たな国際ルールを作
ってしまうと、中国にとっては、ダンピング問題
などで手足を縛られることになったWTOの二の舞
いになりかねないと危惧した。

 TPPルールが固まる前に、中国の考えを盛り込
みたい、可能ならば主導権の一角も狙いたいとの思
いが、習氏や李氏の発言から読み取れる。

 中国は今回のAPECで議長国として、国際社会
に存在感を見せつけたいところ。

 メンツ最優先の主義はAPECのいたる場面で顔
をのぞかせている。

 であればこそ、世界第2の経済大国が「部外者」
扱いされれて焦りをみせるTPP交渉を、日米豪は
もっと戦略的に「分かりやすく」利用したらいいの
に。

(産経新聞上海支局長 河崎真澄)





さて、どうなんでしょう?中国の加盟って、有るの
でしょうか?

FTAさえも、詐欺的な手を使う連中です。

相手国には、非課税で、輸出し、中国への輸入品に
は、関税を掛けるのですから。

気に入らない事が、有れば、陸揚げしても、持ち込
ませないと言う、嫌がらせまでする国です。

TPPに加盟したい。と、言いだしても、認めないのが、
賢明な様に感じます。

後々の禍になるのを避ける為にもね。

それに、TPPは、軍事連携の意味合いもある。と、
聞いてますから。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

Trending Articles