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待機児童ゼロへ
江東区がイオンと協定、東雲店敷地内に保育所
2014年11月7日 10:27 スポニチ
保育所整備の調印を終え記念撮影を行う
(右から)江東区キャラクター
「コトミちゃん」、山崎江東区長、
梅本イオンリテール社長、イオンキャラクタ
ー「Happy Waon」
Photo By スポニチ
東京都江東区はイオンリテール
(本社・千葉県千葉市美浜区)と人口増加が進む
豊洲、東雲、有明の湾岸部の育児・保育を支援
するために、イオン東雲店の敷地内に商業施設初
となる「江東湾岸サテライト保育所」を来年4月
に設置する。
6日に保育所整備等に関する協定書の調印式が
同区役所で行われた。
調印式には山崎孝明江東区長、イオンリテール
梅本和典代表取締役社長らが出席。
同区は昨年度、1200人を超える保育施設の
整備を行った(全国7位、都内1位)。
今年4月1日時点で実質的待機児童数は170
人(前年比72人減)だが、
2020年東京オリンピック・パラリンピックの
競技会場を多く持つ同区湾岸部は人口増が進み、
保育所不足は深刻な状態となっている。
そんな中、昨年4月から日本初となる
「江東湾岸サテライト保育所」を待機児童の多い
豊洲・有明地区に整備したことが効果を発揮した
ことから、豊洲同様に待機児童数が多い東雲地区
での候補地を選定する中で、生活拠点となって
いるイオン東雲店に分園(ステーション)を設置、
送迎バスで移動した有明一丁目に本園(新設)を
第2弾として整備することになった。
来年4月開所時の定員は分園が49人
(0~1歳児)、本園(送迎先施設)222人
(0~5歳児)を予定している。
調印式を終えた山崎区長は
「大型店のスーパーが保育園の場所を提供して
くれたということは日本初だと思います。イオン
さんには本当に感謝したい。今回の事例が大都市
における保育所の施設の作り方、新しいカタチと
して発信していけるのではないか」
と笑顔で話した。
一方、江東区からの依頼に応えたイオンリテー
ルの梅本社長は
「江東区の子育て支援の力になれて大変うれしく
思います。地域の保護者のご意見を反映して、
全国で初めて商業施設にサテライト保育所を開設
することは画期的なことだと思っています。
今回を機に子育て中の方のさらなる負担軽減に
つなげる取り組みを強化していきたい」
と待機児童整備の協力を進めるとした。
待機児童の解消は、本来なら、国と自治体で、行
うべき事なんですが、全然、動きません。
労働組合に押されている政党、民主党政権下に於
いて、一番初めに行うべき事だったんですが、
丸っきりでしたね。
もし、これをやっておけば、今の様に風当たりも
強く無く、尚且つ、実績として、主張出来たはず
です。
自治体の依頼で、動いたイオンも大したものです
。
もっとも、ビジネスとしての計算も働いたのでし
ょう。
顧客の取り込みと、将来の顧客の開拓を言う、
一石二鳥の取り組みですね。
そして、自治体にも、恩を売れるのですから、
悪く無い案件ですね。
大型店舗を展開するイオンだからこそ、受けられ
た話でしょう。
全国展開してる訳ですから、他の施設でも、展開
してくれると良ですね。
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古い記事ですが。待機児童ゼロへ。江東区がイオンと協定、東雲店敷地内に保育所。
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