http://www.sankei.com/economy/news/141028/ecn1410280039-n1.html
相次ぐリコールでホンダ減速
通期業績を下方修正、国内販売103万台も断念
2014.10.28 19:18 産経新聞
たび重なるリコール(回収・無償修理)が業績
に打撃を与えている。
ホンダは28日、今年度(平成27年3月期)の
通期連結業績予想を下方修正し、最終利益が従来
予想より350億円減って前年同期比1・6%減の
5650億円になる見通しだと発表した。
日本や中国での販売が想定を下回るためで、
国内の目標台数は103万台から93万台に引き下
げた。
国内販売初の100万台超えを掲げていたホンダ。
決算説明会で岩村哲夫副社長は
「(リコールを受けて)ニューモデルの総点検を行
った結果、投入が遅れ、マイナスになった」と説明
した。
引き下げた10万台のうち8万台がリコール、
2万台は消費税増税の影響という。
ホンダは昨秋以降、主力小型車「フィット」や
「ヴェゼル」のハイブリッド車(HV)などでリコ
ールが頻発。
フィットHVは今月23日、発売以来5度目の
リコールを届け出る異例の事態になった。
この結果、品質確認作業に追われ、今期に予定し
ていた新型車6車種がこれまで1台も投入できない
状況に。
消費税増税の販売減をテコ入れするはずの新型車
効果がなくなったうえ、それを目当てに訪れる来店
客も減り、もくろみが大きく狂った。
海外にも変調の兆しがある。得意としてきた中国
は
「市場の勢いが鈍化し、競争が激しくなっている」
(岩村副社長)ため、販売計画を従来の90万台
以上から80万台以上に引き下げた。
米国でも値引き競争で利益が圧迫されている。
このため、今期の世界販売目標を490万台から
469万台に下方修正。連結売上高も従来予想より
500億円少ない12兆7500億円に引き下げた
。
今回のリコールで、伊東孝紳社長ら役員は報酬を
一部返上。
再発防止に向け、品質担当の役員を置いて、開発
から量産までチェックさせる態勢に変更した。
新型車については「レジェンド」を皮切りに今期
中に6車種の投入を間に合わせる考え。
経営陣は品質確保と同時に、新たな目標の必達が
求められる。
この問題は、HONDAの体質から生まれたものでしょ
う。
HONDA車を乗りついで来て思う事は、見切り発車が
多くて、煮詰めが、甘い事でした。
それでも、1年、待てば、不具合は、解消されたも
のですが、今は、過去より、酷くなった様な気が
します。
細かい事は、書きませんが、FITを買い変えようか
?と、思って、試乗させて貰らったら、最悪でした
。
後々、伝え聞いた所では、プログラムのバグが、
原因だったとか。
また、見切り発車だったかー。と、言うのが、本音
でした。
まあ、それもHONDAらしいんですが、今回は、酷過
ぎましたね。
何せ、ディープなHONDAファンの私が、未だに、買
い変えてませんから。
まだ、何か出て来そうなんで。
新しい技術を入れるとトラブルは、付きもんなんです
が、ちょいと酷過ぎます。
HONDAが、シャープに二の舞にならない事を祈りま
す。
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相次ぐリコールでホンダ減速。通期業績を下方修正、国内販売103万台も断念。
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