http://www.sankei.com/west/news/141003/wst1410030004-n1.html
【大阪から世界を読む】
中国の強欲おばちゃん集団「大媽」が“大暴れ”…金300トンを買い漁り、迷惑顧みず集団で踊る、「大阪のおばちゃん」も真っ青
2014.10.3 11:00 産経新聞
モデルガンを抱え、踊り始める「大媽」と呼ばれる
女性たち
2014年7月、北京(共同)
昨年、世界の金融市場に新たな“用語”が
加わったという。
それは「dama(ダーマー)」。
中国語の「大媽」(おばちゃん)が語源で、
2013年4月に金の国際価格が暴落した際、
金を買い漁(あさ)った中国人女性の集団が
いたことを揶揄(やゆ)し、
「金融商品を衝動的に買い漁る人」
「欲に囚(とら)われる人」などを指して
いるともいう。
大媽たちはこれだけでなく、国内外を問わず、
集団でダンスをしたりとやりたい放題。
分別を失った様子は国家そのものと重なる気
もするが…。
■2週間で300トンの金塊を1兆8千億円で
買い漁り?
ウォールストリート・ジャーナル(電子版)
は昨年8月、春先に金の価格が暴落した際に
中国の中年女性たちが金を買い漁っている
などと報じた。
大媽は40~60歳代の中年女性。
夫の仕事が安定し、時間と財産を持て余し
ている人のことを示しているという。
金相場暴落の際の大媽の貪婪ぶりは凄
(すさ)まじく、中国メディアは、中国の
中年女性の集団が2週間で1千億元
(約1兆8千億円)を費やし、金300トン
を買い漁ったと伝えている。
真偽のほどは不明だが、これは、米国人が
2013年4月までに金相場で使った額と
ほぼ同額だとしている。
チャイナ・デーリー(電子版)によると、
昨年5月に10万元を金相場に投じた女性
は、
「別の10万元(約177万円)を先週突っ
込んだ。銀行からは待つように提案された
けど」と話した。
金価格の暴落は2013年4月12~15
日にかけて起こり、1トロイオンス
(約31グラム)当たり1501ドル
(約16万2千円)が1360ドルまで急落
した。
経済危機のキプロスが金準備に動くとの
観測があったことや、中国の経済鈍化などが
背景にあるとみられている。
ただ、欲に目がくらんだ大媽たちにそんな
理由など関係ない。
欧米メディアはこう皮肉った。
「ウォール街の投資家と中国の主婦(大媽)
を含む中国投資家との闘いだ」
しかも、周囲の目を気にせず、好き放題の
大媽たちは今年も“話題”を振りまいている。
■踊るおばちゃん1億人
チャイナ・デーリーなどによると、パリの
ルーブル美術館前の広場で今年4月、中国人
の中年女性グループがダンスを踊っている
写真がインターネット上に掲載された。
ネット上では「恥さらし」などと批判が相
次ぎ、その存在をめぐり激論となったという
。
中国メディアは、健康維持と称し、公園
などで毎晩激しく踊る大媽たちが増えている
と伝えた。
これは「広場舞」と呼ばれ、ここ数年で
全国に拡大。
その数は1億人にも達するとされる。
ただ、夜中にそんな行為をすれば当然、
騒音トラブルに発展する。
中には、モデルガンを抱え、日本兵に扮
した男性を撃つ仕草(しぐさ)をしながら
踊るなど、やりたい放題の集団もいる。
別のメディアによると、江蘇省徐州市の
景勝地の湖周辺では夜になると、
40~60歳代の女性が集まり、音楽を流
し、隊列を組んで歩き始める。
その数は約1万人。
同じ服装で約1時間かけて走るといい、
「大媽の万人暴走」と呼ばれ、地域住民と
のトラブルも起きた。
大媽をめぐっては、中国中央電視台
(CCTV、電子版)が今年8月、英国の
コメディアン、Mr.・ビーンが上海を訪
れ、大媽たちと踊ったと報じた。
大媽は世界中から皮肉られ、眉(まゆ)
をひそめられる存在となっている。
社会不安の象徴か
押しが強く、派手好きで、声が大きくて
人の話を聞かない。
いわゆる“大阪のおばちゃん”の特徴だ
が、大媽たちの行為はそれの比ではない。
金を買い漁り、所構わず踊り、それらを
集団で行う。
狂信的な怖ささえ感じはしないか。
中国人は昔から金を好む傾向にあると
いい、祝いの品に金を贈る習慣もあると
いう。
金への購買意欲をそれに求めることも
可能だが、中国国家統計局のデータなどに
よると、昨年4月の金など宝飾品の売上高
は前年同月比約72%増の303億元にも
なったという。
尋常ではない、こうした動きは、不動産
への投資規制や株への不安などから、投資
先を金に求めた結果だろう。
そこから見えるのは、中国が現在抱える
社会不安を見事に映し出した中年女性たち
の姿だ。
他者の目を気にせず、踊り続けるのも、
そうすることで、不安定な社会の現実から
目を逸(そ)らしているといえなくもない。
かつて欧米メディアは、個人の小口外国
為替証拠金取引(FX)投資家を意味する
表現として「ミセス・ワタナベ」という
言葉を使ったことがある。
1990年代末期のことで、午前と午後
で相場が振れる傾向があるのは、日本人
主婦やサラリーマン投資家が昼休みに一斉
に円安・ドル買い注文を出していたことに
起因したためで、ミセス・ワタナベはその
投資家たちを示していた。
これもまた当時の日本社会を映し出す鏡
のような表現だった。
都市部と農村部などの貧富の差の拡大、
公害などの環境問題、少数民族弾圧…。
さまざまな問題を抱える中国を象徴する
大媽たち。
その存在は注視しておくべきだろう。
中国人は、金、大好きですね。
そう言うと、亡くなられた、周富徳さんも
金製品を好まれてました。
宝石は、燃えたら終わりですが、金は、
例え、溶けても、グラム売りが、可能です
から、資産として持つには、最適でしょう
。
世界、どこでも換金出来ますしね。
しかし、異様な主婦集団が、存在するのも
中国らしい話しですね。
新興宗教で無きゃ良いのですが。
そう願いたいでしょうね。中国政府として
は。
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