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【海外事件簿】 「韓国ラーメン食べるとがんに?」回収騒動の矛先は…

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/121117/kor12111712000002-n1.htm

【海外事件簿】
「韓国ラーメン食べるとがんに?」
回収騒動の矛先は…


2012.11.17 12:00 産経新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

発がん性物質が検出されたとして回収された
農心の即席ラーメン「ノグリ」のパッケージ
(農心ジャパンのホームページから)


 韓国の即席ラーメン最大手
「農心(ノンシム)」の商品が、
発がん性物質が検出されたとして
回収された騒動が波紋を広げて
いる。

 ロンドン五輪体操金メダリストの
好物として話題となった国民的定番
商品で、ネットでは
「食べるとがんになる」とデマが流
れ、日本や中国など世界中に回収
騒動が拡大。業界は大打撃を受けた。

 農心など大手は10年間談合し
不当に値段をつり上げていたとして
バッシングされたばかりだが、
今回は場当たり的対応で混乱に拍車
をかけた監督省庁にも非難の矛先が
向けられた。

(桜井紀雄)




■五輪ヒーローに
 「一生無料で提供」の国民食

 今回、回収騒動の中心となったの
は農心の袋ラーメン「ノグリ」だ。

 ノグリは韓国語でタヌキの意味で、
パッケージの一部にタヌキが描かれ
ている。

 コシのある太麺とだしの効いた辛
めのスープが特徴で、麺と一緒に
煮込んでだしを取るための乾燥コン
ブが丸のまま入っているのが売りだ。

 韓国の即席ラーメンといえば、
日本では同じ農心が販売する
「辛ラーメン」が有名だが、韓国で
ノグリは、辛ラーメンに勝るとも劣
らない人気定番。

 日本でも大手スーパーなどで販売
されていた。

 韓国で即席ラーメンは国民が平均
週1・5回は食べる「国民食」で、
日本以上に「普通の食事」として
定着。

 食堂などでも堂々と正規メニュー
として提供されている。

 ノグリをめぐっては今夏のロンド
ン五輪にまつわりこんなエピソード
も生まれた。

 体操男子跳馬で韓国体操史上初の
金メダルを獲得した梁鶴善
(ヤン・ハクソン)選手(19)。

 家も建てられず、農業用のビニー
ルハウスで暮らす両親に少ない選手
手当を仕送りし続けていた境遇も
あって韓国最高のヒーローとして
脚光を浴びた。

 その梁選手が大好物の
「ごちそう」がノグリで、母親が
韓国メディアの取材に

「帰ってきたらノグリを食べさせて
あげる」
と答えたことから、農心は梁選手に

「一生涯分のノグリを無料提供する」
と申し出た。

 この国民定番商品の自慢のだし味
に使われていたかつお節が今回、
問題となった。

 韓国で食品などを管轄する食品
医薬品安全庁(食薬庁)が10月
25日、基準値を超える発がん性
物質「ベンゾピレン」が検出された
業者のかつお節を粉末スープに使っ
ている4社9製品の自主回収を命じ
る方針を示した。

 一部は既に流通していないことが
分かり、最終的にノグリなど2社5
製品が回収された。




■中国では
 「辛ラーメン」にも飛び火…
  売り上げ4割減 


 農心や食薬庁は
「生涯食べ続けても健康に害はない
レベルだ」
と強調したが、食の安全に敏感な
消費者は過剰反応を示した。

 インターネットでは
「発がん性物質が含まれた農心のラ
ーメンは絶対食べてはいけない」

「10年以内に農心のラーメンを一
度でも食べた人はがん検診を受ける
べきだ」
との根拠のない書き込みが相次ぎ、
不安をあおった。

 韓国での回収命令に日本も即座に
反応。韓国食薬庁の方針決定の翌日
には厚生労働省が該当製品を輸入し
た業者に自主回収を指導するよう
自治体に要請。

 韓国食品を扱う店舗に加え、農心
商品を取り扱う大手スーパーの棚
からも一斉にノグリが消えた。

 回収騒動はノグリが流通する台湾
や香港にも広がり、一部店舗が販売
する米国やマレーシアでも撤去の動
きが出た。

 中国では、メディアが

「韓国の辛ラーメンから発がん性
物質が検出された」と報道。

 辛ラーメンは発がん性物質とは全
く関係がないが、農心を代表する
商品だけに誤解され、とんだとばっ
ちりを受けた。

 韓国メディアによると、そもそも
中国で売られる製品は現地で生産
されるため、回収原因となったかつ
お節を使ってさえいなかった。

 農心は韓国即席ラーメン市場の
シェアの70%を占めるだけに業界
への影響は大きかった。

 食薬庁の方針決定から数日間で
ノグリの売り上げは4割減少。即席
ラーメン全体の売り上げも5%落ち
込んだという。




■ラーメン談合で庶民の懐から
 1兆ウォン奪う…悪いのはどっち
 ?


 農心など大手4社をめぐっては
今年3月、2001年から10年間
にわたって談合を行い、価格を不当
につり上げていたとして、韓国公正
取引委員会が課徴金1354億ウォ
ン(約100億)の納付を命じてい
た。

 韓国メディアは

「価格つり上げで庶民は1兆ウォン
(約738億円)以上の余計な出費
を強いられた」と厳しく非難した。

 それだけに業界への風当たりは強
かったが、今回はそれ以上に食薬庁
が激しい批判にさらされた。

 というのもそもそも加工業者の
かつお節から基準値を上回るベンゾ
ピレンが検出されたのは6月のこと
だ。

 この際、食薬庁はノグリなどの
粉末スープも検査したが、基準値を
下回る数値しか検出されず、
「健康に害はない」
と不問に付していた。

 ところが10月23日になって
一部メディアが

「農心商品から発がん性物質が検出
された」と報道。翌24日に韓国国
会で食薬庁長は「健康に害はない」
と答弁しながら、野党議員が厳しく
追及すると、

「是正措置を取るべきだった」
と弱気に転じ、実務方としっかり
協議することなく、25日には自主
回収を命じる方針を発表したのだ。

 ベンゾピレンは、がんを誘発する
環境ホルモンであるものの、肉の焦
げや排ガスにも含まれ、日常生活の
中でもある程度の摂取は避けられな
い。

 農心側は
「粉末スープから検出された量は豚
の焼き肉を食べるのに比べて
1万6000分の1に過ぎない」
とも説明する。

 特に回収騒動が海外まで及ぶと、
食薬庁の場当たり的対応に対し、
メディアや専門家の非難は高まった。
食の安全に関する専門家団体などが

「科学的根拠がないまま、商品を回収
させ、社会的損失を招いた」
と批判の声を挙げた。

 ただ、6月に発がん性物質が検出さ
れた際、事実と安全性について消費者
にきちんと説明しなかったのは業者も
食薬庁も同じだ。

「業者と監督省庁が癒着し、事実を
あいまいに処理した」
と勘ぐる声もある。

 談合による値段の不当つり上げに続
いて食の安全に対する不安をかき立て
られ、右往左往させられたのは消費者
だ。

 今回の騒動が日本同様にインスタン
ト食品に依存し過ぎる現代韓国の
食生活を見直すきっかけにでもなれば、
無駄な空騒ぎとはならないだろうが。



まあ、韓国で有れ、中国で有れ、食品
の安全性は、疑わしいものです。

日本ほど厳しくないでしょうから。

食品会社の姿勢もね。

回収騒ぎには、驚きません。

外国の食品を口にする時は、それなり
の覚悟を持って口にしないとね。

私自身、中国産の食品を口にする時は、
覚悟を決めてます。

それより、ラーメン談合に驚かされま
すね。

オープン価格では無いのかな?

値段は、市場が決める体制には、成っ
て無いのですかね?

韓国人って、異常なほどラーメン好き
なんですね。


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