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八王子スーパー強殺事件 実行犯を知る?中国人の男は判決受け強制送還

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140921/crm14092112000001-n1.htm

【衝撃事件の核心】
八王子スーパー強殺事件 実行犯を知る?
中国人の男は判決受け強制送還 
違法スレスレの取り調べも手がかり得られず


2014.9.21 12:00  産経新聞


 事件解決への期待感は尻すぼみとなり、徒労感
だけが残った-。

 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ」で平成
7年7月、アルバイトの女子高生ら3人が射殺さ
れた強盗殺人事件。

 実行犯を知っている可能性があるとして、昨年
11月にカナダから移送された中国人の何亮被告
(43)は、警視庁八王子署捜査本部の違法スレ
スレともいえる厳しい追及にも無関係であるとの
主張を貫き、9月18日に別の事件で有罪判決を
受けて帰国してしまった。

「すべてを語ってくれたのか…」。

 何被告の証言にいちるの望みをかけていた関係
者の落胆は大きい。

(中村翔樹、宇都宮想)




■執行猶予付き判決に安堵…
 「悔しい」「新たな手がかりを」肩落とす関係者


 昨年11月の移送から約10カ月が過ぎた9月
18日、東京地裁立川支部で開かれた旅券法違反
罪の判決公判で、倉沢千巌裁判長は何被告に懲役
2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡
した。

 何被告は倉沢裁判長が読み上げる判決理由を
時折、大きくうなずきながら聞き入り、最後は
倉沢裁判長に深々と一礼した。

 閉廷後、弁護人が「お疲れ様でした」と声を
かけると、ホッとしたような表情を見せた。

 判決によると、何被告は14年4月、愛知県内
の旅券センターで虚偽の書類で他人名義のパスポ
ートを取得し、香港に向けて出国したとしている


 弁護人や東京入国管理局によると、何被告は
裁判所から東京入管の職員らに付き添われて空港
に向かい、その日のうちに強制送還され、カナダ
に向けて出国した。

 控訴期限は2週間後の10月2日だが、検察側、
弁護側ともに控訴しない可能性が高いことなどが
考慮されたとみられる。

「とても悔しい。また新たな手がかりを探さなけ
ればならない」。

 八王子事件で殺害された桜美林高校2年、
矢吹恵さん=当時(17)=の学年主任だった
桜美林中教頭の伊藤孝久さん(63)は判決を聞
き、こう言って肩を落とした。

 何被告が捜査線上に浮上したのは、21年夏
ごろ。

 捜査本部が日中混成強盗団のリーダー格だった
とされる日本人の元死刑囚の男=当時(67)=
から

「カナダにいる中国人が実行犯を知っている」
との情報を入手したのが端緒だった。

 何被告が日本から偽造旅券で出国していたこと
から旅券法違反罪で逮捕状を取得し、カナダ当局
に身柄の引き渡しを要求。

 現地での2度の裁判を経て、ようやく移送が
実現した。

「手がかりがほとんどない中で、当初は非常に
期待を持っていた。今でも、何被告が知っている
ことを全部話したのか疑問が残るが、判決を聞い
てもう駄目かもしれないと率直に思った」。

 伊藤さんはこう言ってうなだれた。




■「初日から八王子事件」の取り調べ…
 判決でも「違法性否定できず」


 「ただで帰すわけにはいかない」。

 捜査関係者によると、捜査本部には当初から、
こうした思いが蔓延していたという。

 旅券法違反罪の公判では、捜査当局による徹底
した取り調べの様子が明らかになった。

 2月18日の初公判以降、弁護側は
「逮捕は八王子事件の取り調べが目的で違法だ」
などと訴え、公訴棄却を求めた。

 カナダの裁判所は、何被告が旅券法違反罪以外
で訴追されないことなどを条件に移送を認めて
いたからだ。

「取り調べの初日から八王子事件のことや、日本
に滞在していた1990年代の交友関係、生活
実態のことを聞かれた。説明すると、
『お前はそこには行っていない』と否定され、
『調べを受けないと、一生拘置所で過ごすことに
なる』とも言われた」

 何被告は被告人質問で、取り調べの様子をこう
振り返り、怒気を込めて訴えた。

 一方、捜査本部からは取り調べを担当した捜査
1課の警部補が証人として出廷し、

「旅券法違反の取り調べが終わった後、八王子
事件について参考人聴取というスタンスで話を聞
いた。すべて適法だった」などと主張した。

 倉沢裁判長は判決で、取り調べの一部について

「八王子事件に関する聴取を主眼としていた疑い
がぬぐえない」と指摘。

「旅券法違反の取り調べとしては長時間に及んだ
点など一部で違法の可能性は否定できないが、
公訴提起を違法にするものではない」とした。

 公判では、何被告が強盗団の幹部だったとする
関係者の証言が証拠採用されたが、何被告は強盗
団への関与も否定しており、八王子事件とのつな
がりは見いだせなかった。

 警視庁捜査1課の青木樹哉課長は判決後、一部
で違法性が指摘されたことについては

「判決を読んでいないので何とも言えない」
と説明。

「事件解決に直結する情報は得られなかった。誰
かが何かを知っているという話が寄せられれば、
警察としては捜査を尽くす。やるべきことはやっ
た」と話すにとどまった。




■「銃犯罪のターニングポイント」も来年で
 20年…遺族「逃げ得は許さない」


 八王子事件は7年7月30日午後9時15分
ごろに発生。

 閉店直後のスーパー「ナンペイ大和田店」の2
階事務所で、矢吹さんと、都立館高校2年の
前田寛美さん=当時(16)、パートの稲垣則子
さん=同(47)=の3人が粘着テープで縛られ
た上、至近距離から頭を銃で撃たれて殺害された。

 拳銃が一般市民に向けられた衝撃は大きく、
警察当局は「銃犯罪のターニングポイント」と
位置づける。

 警視庁にとっても、三大未解決事件に数えられ
る。

 捜査関係者や公判での証言によると、何被告は
4年1月に短期滞在資格で日本に入国。

 期間を超過したとして6年4月に中国に強制
送還されたが、同年夏ごろに密入国した。

 以降、都内や横浜市内で生活し、飲食店や鉄工
所で働いていたことも明らかになった。

 八王子事件では、現場に残された犯人の足跡に
鉄粉が付着しており、鉄工所などで働いていた
人物が関与した可能性がある。

 何被告には不利な証言になる可能性もあったが、
弁護人は

「被告は『自分は事件に関わっていない。ウソを
つくわけにはいかない。本当のことを言っている
だけだから大丈夫だ』と話していた」
と打ち明ける。

 何被告は勤務先の鉄工所には当時、4、5人の
中国人が働いていたとも証言したが、捜査本部で
はいずれも事件との関連は薄いとみているという。

 捜査は再び暗礁に乗り上げた感もある。

「いくら時間が経過しようとも、罪を犯した者は、
法の裁きを受けるべきであり、逃げ得を許すわけ
には絶対にいかないのです」。

 事件から丸14年を迎えるのを前に、矢吹さん
の両親が捜査本部を通じて出したコメントが重く
響く。

 青木捜査1課長は
「今後も捜査を推進していくため、どんなささい
な情報でも結構なので、情報提供をお願いしたい」
と話した。

 事件は来年で20年を迎える。






これは、難しい事件ですね。

犯人は、外国人で有る事は、確かでしょう。

いきなり3人を撃ってる所は、日本人の犯行とは
思えません。

顔さえ見られて無かったら、殺す必要は、有りま
せん。

日本人が、実行犯ならば、殺人と言う、大きな
リスクを犯すはずが無いです。

実行犯は、自国に逃げ帰ってる事でしょう。

自ら、出頭し無い限り、この事件、動く事は、
無い様に感じます。

まあ、出頭する事は、考えられませんが。

警察としては、半分、諦めていても不思議じゃな
いですが、地道に頑張ってほしいものです。


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