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宇宙に3Dプリンター 部品“現地製造”で食糧積載増量も
2014年9月22日 05:30 スポニチ
国際宇宙ステーションに打ち上げる3Dプリンター
の組み立て作業
(メード・イン・スペース提供)
Photo By 共同
故障した部品や必要な工具を宇宙空間で作る
可能性を探るため、米航空宇宙局(NASA)
は21日、微小重力で作動するよう設計した
初の3Dプリンターを、国際宇宙ステーション
に向けて打ち上げた。
「ポータル(扉)」と名付けられた3Dプリンタ
ーは電子レンジほどの大きさ。
ステーションで欧州宇宙機関(ESA)の実験
装置に設置され、熱したプラスチック素材を層状
に重ねて複雑な形状の立体を作る性能を確かめる
。
うまく作動すれば、宇宙船で部品を運ばなくて
も、設計データを基に軌道上で必要な部品を作る
技術が手に入る。
往復で数年の期間を要する有人火星飛行の際に、
物資を減らして代わりに多くの食料を積むことが
可能。
将来は火星にある資源を利用して、人が住む
ための基地の建材を作ることも構想する。
NASAは
「宇宙でのものづくりに向けた新たな時代を告げ
るものだ」と期待している。
共同電によると、米カリフォルニア州のベンチ
ャー企業「メード・イン・スペース」が開発。
地上から設計データを送信し、遠隔操作で大き
さ数センチの立体を15~60分で製作できる。
考えたものですね。確かに、現地で、部品を作れ
るのなら、余分な物を積まずに済むのですから、
有り難い事でしょう。
そりゃー、積めて嬉しいのは、部品よりも食糧で
すよね。
宇宙空間で、作動すると良いですね。
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宇宙に3Dプリンター 部品“現地製造”で食糧積載増量も。
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