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中国、自爆路線 外資離れで長期的にマイナス
独禁法で日本10社へいやがらせ
2014.08.21 zakzak
中国が、外資制裁で自爆の道を歩もうとして
いる。
中国国家発展改革委員会(発改委)は20日、
日本の自動車部品メーカー12社に、独占禁止法
違反を認定し、うち10社に総額12億3540
万元(約205億円)に及ぶ制裁金を科すことを
決めたのだ。
中国以外の国にも拠点を設ける
「チャイナプラスワン」が加速しそうだ。
中国政府は、日本の12社以外にも、欧米系
フィアット・クライスラーの「クライスラー」、
フォルクスワーゲン傘下の「アウディ」など欧米
メーカーも制裁しており、さらにダイムラー
「メルセデス・ベンツ」や、日本の完成車メーカ
ーも調査している。
背景について、習近平政権は、中国メーカーが
存在感を確立できていないことにイラ立ちを感じて
おり、
「独禁法と倹約令で外国ブランド高級車への
“外資たたき”を行い、国産メーカーを保護して
いる」(業界関係者)という見方がある。
一方で、権力闘争の一環という指摘もある。
上海の有識者は
「習政権は独禁法を振りかざして、まず自動車
業界でどこまで切り崩せるか試し、今後は、石油
や電力、通信など既得権益層が抵抗勢力となって
いる独占業界との権力闘争に挑むのではないか」
と話している。
中国情勢に詳しい評論家の宮崎正弘氏は
「中国の当局者が『中国は法治国家である』と
記者会見で言い放ったのには、思わず吹き出した」
といい、こう続けた。
「中国は独占禁止法を都合良く使っている。罰金
額も異常に大きい。これは、国内産業が育って
きたので、外資に対して『中国から出て行け』と
いうメッセージだろう。国内産業が育っていない
業界はまだ優遇されているが、今後どうなるか分
からない。外資の中国離れは進むが、中国だけで
技術開発や組織改革ができるのか。長期的には大
きなマイナスだろう」
中韓共通してる事は、自国の事を過大評価してる
事ですね。
おまけに、外資叩きと言うのは、同時に、自国の
国力を叩いてるのと、同じ事です。
進出してる自動車メーカーなどが、撤退すると、
なれば、大量の失業者を生みます。
その受け皿をどうするのか?中国政府が、面倒を
見るのか?
中国メーカーだけで、受け入れられるとは、思え
ません。
今後の直接投資は、中国を避ける事にも成ります。
自爆路線とは、上手い事、言うものです。
なるほど、自爆でしょうね。
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中国、自爆路線。外資離れで長期的にマイナス。独禁法で日本10社へいやがらせ。
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