http://sankei.jp.msn.com/life/news/121112/trd12111206570001-n1.htm
北京マラソン「日本人拒否」問題、
中国陸上競技協会が“苦しい”弁明
2012.11.12 06:56 産経新聞
“意趣返し”のつもりが腰砕けに
なった。
25日に開催される北京国際マラ
ソンに日本国籍の選手が登録でき
なかった問題で、大会組織委員会が
一転して公式ホームページでの受付
を始めたことが11日、分かった。
可能になったのは10日深夜
(日本時間同)からとみられる。
中国国内からネット上で
「国際社会で大恥をかいた」
などと批判が殺到したことが背景に
あるようだ。
(サンケイスポーツ)
北京国際マラソンの登録は、
8日に公式ホームページを通じて
開始。
国籍を選ぶ欄には約240の国
や地域がありながら「日本」は
なく、日本人は事実上、大会から
締め出さ
れた。
日本政府による尖閣諸島
(沖縄県)の国有化に対する中国
政府の対抗措置とみられる。
この「日本外し」が9日以降、
国内外で報じられてからという
もの、ネットを中心に多数の批判
の声があがった。
「(中国は)国際社会で大恥を
かいた」
「スポーツの精神に反している」
「国際大会なのに視野が狭い」
などなど。
さらに中国の短文投稿サイト
「微博(ウェイボ)」
が日本での報道を転載すると、
利用者から
「五輪を開催した街としてみっ
ともない」
「組織委員会は頭が悪すぎる」
との批判が相次いだ。
北京の日本大使館も10日に
主催者の中国陸上競技協会に
書面で抗議。
すると、10日深夜になって
突如、公式ホームページの国籍
欄に「日本」が表示されるよう
になった。
同協会の沈純徳副主席は中国
メディアの取材に
「日本のマラソン愛好者の参加
を拒否したことはない」
とコメント。
同協会のホームページでも
「日本人は去年まで団体での申
し込みが多かったので、ゼッケ
ンの受け取りなどの利便性を考
え、団体で申し込んでもらおう
とした」と“弁明”した。
これで日本人も参加可能に
なったとはいえ、参加者はごく
少数にとどまる見通しだ。
定員3万人に対し、すでに枠
は2万9000人以上が埋まっ
ている。
中国旅行そのものが低調な
うえに、中国共産党大会の日程
がなかなか決まらなかった影響
もあり、例年ツアーを組んで
いた旅行会社も今年は断念して
いた。
「変わり身」の背景には、
中国国内での批判が思いのほか
大きくなったことがあるとみら
れる。
日本に対する国民の批判の
矛先がいつ、政府に対する批判
へと変わるか分からないとされ
るだけに、「風向き悪し」と
みたのか。さらに、国際社会で
の批判を懸念した可能性もある。
国籍による差別をしたり、
政治の問題をスポーツに持ち込
んで嫌がらせをすることが、
国際社会では冷ややかな目で見
られることすら分からなかった
としたら、何とも幼稚な国家だ
。
登録可能になったとは、言え、
これは、やはり、参加しない
方が良いでしょう。
やはり、危険です。
当分、中国に行かない方が、
良いでしょう。
締め出してくれたのは、幸い
な事ですよ。
中国政府も大恥かいた事です
しね。
↧
北京マラソン「日本人拒否」問題、中国陸上競技協会が“苦しい”弁明。
↧