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習近平指導部、軍掌握へ賭け。中国軍ナンバー2の党籍を剥奪。

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http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140701/frn1407011145001-n1.htm

習近平指導部、軍掌握へ賭け 
中国軍ナンバー2の党籍を剥奪 


2014.07.01 産経新聞

【北京=矢板明夫】



 新華社通信によると、中国共産党中央政治局は
30日、胡錦濤政権で中央軍事委員会の副主席を
務めた徐才厚氏(71)に対し、党籍剥奪の処分を
決めた。

 汚職など「重大な規律違反」があったとの理由で、
事案は司法機関に送られた。今後、軍法会議に訴追
される。

 徐氏は人民解放軍を舞台とした巨額汚職に関与し
たとして、これまで水面下で党機関による実質的な
捜査が伝えられていた。

 軍首脳経験者への党籍剥奪と司法送致の機関決定
に踏み切ったことは、習近平政権が軍内の不満を抑
えて処理を進められると判断したためとみられる。

 習近平総書記(国家主席)が主宰した政治局会議
では、中央軍事委員会の規律検査機関がまとめた
徐氏の捜査結果が報告された。

 規律違反の内容として、新華社通信は、

「職務の便を利用して他人の昇進を助けて賄賂を受
け取った」
などと指弾した。具体的な金額には触れていない。

 徐氏は現場部隊で共産党の軍指導にあたる政治
将校として昇進。

 総政治部主任や中央軍事委副主席を務め、
2012年の第18回党大会で公職を退いた。

 階級は最高位の上将(大将)だった。

           ◇

 習近平指導部が中国人民解放軍のナンバー2だっ
た徐才厚・前中央軍事委員会副主席の党籍を剥奪した
ことは、軍の掌握に向けて大きな賭けに出たといえる。

 しかし、党内の権力基盤が決して強くない習指導部
が軍の実力者に捜査のメスを入れたことで、党や軍
から大きな反発を受けることも予想され、政権を一層
不安定化させる可能性もある。

 軍では2012年、
徐氏の腹心として知られる谷俊山・元軍総後勤部副部
長が失脚し、徐氏の汚職疑惑も以前からたびたび噂さ
れてきた。

 しかし、これまでの江沢民、胡錦濤両政権は、いず
れも軍の反発を恐れて軍首脳の汚職犯罪を捜査して
こなかったことから、習政権も徐氏には手を付けられ
ないのでは、との見方が強かった。

 しかし、発足直後から反腐敗キャンペーンを展開し、
「ハエもトラもたたく」と宣言していた習政権は、
徐氏を「トラ」と位置づけ、事前に現役の軍幹部に
多数派工作を展開して摘発への支持を取り付けるなど、
水面下で綿密な準備を進めていたとみられる。

 中国人民解放軍の各軍区司令官と副司令官は3月
から4月にかけ、軍の機関紙などで習主席への忠誠を
誓う声明を相次いで発表し、その真意について話題と
なっていた。

 今から考えれば、この時期は徐氏が取り調べを受け
始めた時期とほぼ重なる。

 習主席は各司令官に対して「徐氏を摘発する決意」
を伝え、驚いた司令官たちは慌てて忠誠を誓ったと
みられる。

 また、習主席の盟友で、党中央規律検査委員会書記
の王岐山氏は、5月19日から6月22日まで、
1カ月以上も公の場に姿を見せなかった。

 一時は「病気説」もささやかれたが、徐氏の摘発に
向けて、事件の捜査に専念していた可能性が高い。

 中国共産党筋は

「徐才厚氏の党籍剥奪は北朝鮮の張成沢(チャン・ソ
ンテク)氏処刑と同じくらいインパクトがある」
と話す。

 今後、徐氏の裁判をうまく乗り切れば、習政権に
とって大きな成果となる。

 しかし、中国の軍は「汚職のデパート」といわれて
いる。

 徐氏だけではなく郭伯雄・前軍事委員会副主席など、
ほかの軍首脳にも多くの汚職疑惑がある。

 習指導部はそうした疑惑すべてに手をつけられるの
か。

 また、身の危険を感じた軍幹部が逆に結束して反撃
してくる可能性もあり、今後の展開は予断を許さない。






面白いですねー。軍権を掌握していなかったんですね


やはり。

これからどうなるか?歴史は、軍を掌握した者が、
勝つ!と、言う結果を出してます。

正直、軍部の繋がりが、強ければ、今後、クーデター
が、起きるでしょう。

ただ、それには、カリスマが、必要になります。

序列1位だから、2位だからでは無く、この人に付い
て行きたい。と、思える軍の象徴が居ない事には、
成功しません。

そんな人物が、存在しない限り、習さんの勝ちでしょ
う。

もっとも、後ろに古老が付いてれば別ですが。



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