http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140530/wlf14053007000001-n1.htm
【関西の議論】
「10リツイートで(無修正画像を)晒す」とつぶやき、自分の裸を投稿する10代少女たちの“異様”…目立ちたく、フォロワー欲しく、デジタルタトゥーの怖さを知らず
2014.6.5 07:00 産気新聞
フォロワー獲得を目的とした、少女が投稿した書き込み
(イメージ)
投稿サイトの「ツイッター」で、18歳未満とみられ
る少女らが自身の裸体を撮影し、投稿する行為が後を絶
たない。
自らの発言を追う「フォロワー」の獲得が目的のよう
だ。
児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触するが、犯行の
主体が児童本人であるため、捜査当局も摘発には積極的
ではないといわれる。
ただ、軽い気持ちで投稿したログ(記録)は瞬く間に
拡散するだけなく、半永久的に残り続ける“デジタルタ
トゥー”となっていく。
少女らの将来を台無しにしないためにも予防教育が欠
かせない。
■「10リツイートいったら晒(さら)す」
たまたま他人のツイートを閲覧していると、こういう
つぶやきが画面に表示されてくる。
発信源のユーザーをみてみると、顔にあどけなさを残
す10代とみられる少女が自分の胸を撮影し、黒塗り
修正した写真を投稿していた。
たちまち複数のフォロワーがリツイート(同じ内容を
つぶやくこと)。
少女は反響に満足しながら“約束通り”無修正の画像
を投稿した。
ツイッターにはこうした投稿が横行している。
リツイートの多い投稿は必然的に人目に触れ、注目度
が高まる。
国立情報学研究所の岡村久道・客員教授(情報学)は
「目立ちたいという心情から行われ、実際に願望を満た
せる環境になってしまっている」と指摘する。
手軽に画像の撮影・送信ができるスマートフォン
(高機能携帯電話)の普及に伴い、類似の事例は後を絶
たない。
これらの投稿は、児童買春・児童ポルノ禁止法で禁じ
た、製造、公然陳列に該当する。
ただ、児童福祉犯罪に詳しい奥村徹弁護士は
「同法では児童はあくまで被害者の立場を想定している。
捜査当局には同法で児童を摘発したくない葛藤があると
みられ、なかなか踏み切れないことが多い」と説明する。
■児童は摘発されにくい…が
同法をめぐっては平成21年に、自分の下半身を携帯
電話で撮影しメールで男に送信した女子高校生3人が
神奈川県警に摘発された事例があるが、金銭目的で悪質
性が高かったことが判断材料になっており、児童側の
摘発はほとんど行われていない。
一方、奥村弁護士によると、これらの画像を18歳
未満と認識してリツイートしたり、「胸を見せて」など
の要求をしたりしたフォロワーが、同法違反に問われる
可能性は高いという。
ツイッター社は、利用規約で児童ポルノに関するコン
テンツを禁止。
独自に違法投稿の調査を行い、発見次第アカウント
凍結の措置をとっているが
「最も有効な方法はユーザーからのリポート」
(広報担当者)といい、人の目に触れる前の発見は難し
いのが実態だ。
実際、違法投稿した少年少女には、別の投稿で素顔の
写真を掲載していたり、学校の制服を着ている場合も
ある。
入力した住所、氏名、連絡先などの個人情報は設定
次第で誰でも閲覧可能で、人物の特定は比較的容易の
ため、のちのちの進学や就職に影響する可能性がある。
スマートフォン(高機能携帯電話)を使っている場合
は、GPS(衛星利用測位システム)機能で位置情報が
分かる。
パソコンでもネット上の住所「IPアドレス」で大ま
かな位置を把握でき、自宅だと住所が漏れることある
ため、脅迫など事件に巻き込まれることもある。
岡村氏は
「リスクを十分に認識させるため、児童に対して違法
投稿をさせない教育、啓発を、家庭や学校で進めること
が重要だ」と訴えている。
うけ狙いのこうした投稿もサイバー空間に流してしまう
と、永遠にその空間を漂う事になります。
そして、或る日、若かりし頃の自らの裸に出会う事に
なるかも?知れません。
綺麗だなー。と、思われる女性は、それで良いかも?
知れませんが、恥部と思われる女性には、消したい過去
と出会う事になるのでしょう。
まあ、それを覚悟で、うけを狙うのなら、良いのですが。
後悔しない為にも、止めた方が良いですね。
↧
【関西 「10リツイートで(無修正画像を)晒す」とつぶやき、自分の裸を投稿する10代少女
↧