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何が「右傾化」か、あたりまえの国に向かっているだけだ…

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http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140426/wlf14042607000004-n1.htm

【河村直哉の国論】
何が「右傾化」か、あたりまえの国に向かっているだけだ…中韓の歴史認識戦争などなくとも日本人は覚醒する


2014.4.26 07:00  産経新聞



尖閣諸島の魚釣島周辺を低空飛行し、
警戒監視を続ける海上自衛隊のP3C哨戒機。
奥には灯台や石碑、水路跡が見えた
沖縄・尖閣諸島
(鈴木健児撮影)




 日本とは日のもとの国の謂(いい)であり、古代に
おいてこの国号は成立している。

 なんと誇らしいことではないか。

 日の出ずる国、光に満ちた国、独立自尊の国として
先人たちはこの国を思い描き、連綿と受け継ぎ守って
きた。

 だが約70年前から、この国の光景はがらりと変わ
る。

 敗戦と連合国軍総司令部(GHQ)の占領方針、
独立後もその方針を後生大事に踏襲してきた日本人
自身によって、である。

 筆者はそれを戦後日本の左傾化と呼んでいる。

 簡単にいえば終戦までの日本の歴史をおとしめ国家
を否定する、極端に偏った思潮が戦後日本を厚く覆っ
てきたのだった。

 いま雲が晴れようとしている。

 第2次安倍晋三政権の発足以降、日本の左傾メディ
ア、およびそれと呼応する海外のメディアがしきりと
日本の「右傾化」を騒ぎ立てるが、実際は異なる。

 左傾しすぎていた日本が、ようやくふつうの国に戻
ろうとしているだけである。

 1つには日本人自身が、いびつな日本の戦後を本気
で正そうとしているからだ。

 もう1つ、日本を取り巻く国際情勢が抜き差しなら
ない段階にきているという外的な要因も大きい。




■領土と歴史をめぐる暴論

 後者から見る。

 国際情勢の変化とは、まずは領土と歴史をめぐる
中国、韓国の、わが国に対する横暴極まりない姿勢で
ある。

 特に尖閣諸島に対する中国の露骨な野心は、アメリ
カによって作られ戦後の左傾・護憲勢力が金科玉条に
してきた、

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」
する現行憲法の限界をあぶり出している。

 歴史認識問題の背景にも、謀略を伝統とする中国の
古典的な戦略思考があると見ておかねばなるまい。

 これまでのところ、日本に対して悪口雑言を放ち続
けているのは圧倒的に韓国だが、朴槿恵氏が大統領選
に当選した直後、中国は韓国に特使を送って歴史認識
での共闘を呼びかけるなど、韓国を走狗(そうく)と
して使ってきたといえる。

 中国が表に出るのは昨年の、安倍首相の靖国参拝
以降である。

 古典的戦略思考についてはいずれ改めて論じたいが、
兵は詭道(きどう)なり、つまり欺くことだというの
がその考えのひとつ。

 2003年、中国人民解放軍の政治工作条例改正で
打ち出された三戦(世論戦、心理戦、法律戦)もそれ
に沿う。

 世論戦とは大衆と国際社会の支持を得ること。

 南京事件や慰安婦問題について、アメリカで反日
世論が形成された背後には中国・韓国系ロビー団体が
あることが、かなり知られてきている。

 心理戦は敵の士気低下を招くこと。

 日本のなかに日本人自身による反日的な世論や勢力
を作ることは、大いに日本の士気低下につながるのだ。

 南京事件といい慰安婦問題といい、いずれも日本の
左傾したメディアや活動家が騒ぎ立て社会問題にした
ものであることを改めて指摘しておきたい。

 あるいは特定秘密保護法や集団的自衛権の行使に色
めきだって反対し、日本の国益を損ねかねないのが、
こうした勢力なのである。




■独立国たる姿勢

 さらに大きな視野で見ると、アメリカを中心とした
冷戦後の世界秩序の、急速な流動化がある。

 アメリカの覇権の相対的な低下と表裏をなして、
中国、そしてロシアが覇権への野心をむき出しにして
いる。

 野心国は、内向きに転じたオバマ大統領の足もとを
完全に見ているといってよい。

 シリアの化学兵器の使用を「レッドライン」としな
がら、昨年9月、オバマ氏は

「アメリカは世界の警察ではない」といって武力行使
を見送った。

 東シナ海上空への中国の防空識別圏設定、そして
今回のウクライナ危機と、世界秩序の激変がオバマ
演説を機に一気に起こっている。

 これは実は、憲法とともに戦後日本を形作ってきた
日米安保条約の考え方そのものにかかわる問題を根底
にはらんでいる。

 現段階で日米同盟が不要などというつもりはない。

 今回来日し、
尖閣諸島について「日米安保条約の適用対象」と言明
したオバマ氏の姿勢に水を差すつもりもない。

 今後も日米同盟を軸としていい。

 だがこれまでのオバマ氏の内向きぶりを思えば、
有事にアメリカは本当に日本を守るのかという懸念が
完全に払拭(ふっしょく)されることはないだろう。

 それ以上に、次のように考えるのがごく自然になっ
てくるだろう。

 独立国たるもの、自国の安全はまず自国が守る、
そのうえで同盟国とともにより強固な防衛態勢をとる、
と。

 この、自国の安全は自国が守るというごくあたりま
えの精神が、戦後日本には大きく欠落していたといわ
ざるをえない。




■内側からの覚醒

 国際情勢の変化はこのようにして、憲法、安全保障
という国家の屋台骨から、戦後日本を覚醒させようと
している。

 そればかりではない。

 歴史認識問題は期せずして、日本人を内側からの
覚醒に向かわせているのだ。

 国家とは、ただの空間の広がりでも人々の寄せ集め
でもない。

 統治の形や経済的な数字だけで語れるものでもない。

 習俗、文化、道徳、言語まで含めた歴史こそ、国家
の実質をなす。

 歴史とは終わった過去のできごとではなく、現在を
生きる者のなかに流れているものなのだ。

 中韓の歴史の捏造(ねつぞう)と厚顔無恥にそれを
言い募る態度を、現在の日本人がわがことの怒りとし
て感じるのも、その理由による。

 無論、日本人の覚醒は中韓が仕掛けた歴史認識戦争
ごときのみによるものではない。

 そんなものがなくても日本人は目覚める。

 荒廃した戦後教育の現場、社会での公の軽視と私の
増長ぶり、金銭至上主義など、近年の日本に現れた
まがまがしい兆候に、心ある日本人は眉をしかめて
いたはずなのだ。

 日本はこれでよいのか、と。

 日本の国の歩みは、こうした局面をいくつか持って
いる。

 思い起こすひとつが、幕末の開国前夜である。爛熟
(らんじゅく)した消費・欲望社会にまどろむこの国
に諸国の船がやってきて、外圧をかけた。

 先人は日本人の日本人たるゆえんを自ら確かめ、
独立の精神で立ち向かおうとした。

 たとえば水戸学はそうした精神の系譜に位置づけら
れよう。

 その1人、会沢正志斎(あいざわ・せいしさい)は、
水戸藩領にイギリス人が上陸した事件に衝撃を受け、
「新論」を書いた。

 ペリー来航より30年ほども早い。

「神州は太陽の出づる所、元気の始まる所」と書き起
こされるこの著書の基軸に、正志斎は「国体」という
概念を置いた。

 戦後の左傾した風潮のなかで封印された言葉である。

 しかし

「国にして体なくんば、何を以て国となさんや」
という正志斎の言葉は、もはや率直に読まれてよい。

 日本人として気概をもって外圧に立ち向かっていこ
うとした覚悟が、伝わってくる。

 国民が国民であることを自覚し、誇りと愛情を持つ
ことが、現在もなにより求められているのではないか。

(大阪正論室長)





この筆者の様に、確固とした考え方では、無いにしろ、
現在の日本が、普通の国に向かっているのは、確かだ
と思います。

思想信条の自由との名目で、国家、国旗に敬意を払わ
ず、国歌でさえ、拒否する教師が、存在する国って、
日本くらいでは無いのかな?

中韓で、そうした事を行う教師が存在したら、どんな
仕打ちを受ける事でしょう?知りたいものです。

どの国も自国を愛する様な教育をするものですが、
日本は、違ってました。

平和教育の名の下、自虐的史観を植え付けられ、自国
を愛さない子供達を増やそうと教師のみなさん達は、
躍起になって来た様に感じます。

しかし、それが変わる切っ掛けに成ったのは、スポー
ツの国際大会の中継が、増えた頃からじゃ無かったか
?それと、歴史教育の時間がが減った事。

私は、そう感じてます。

海外に出れば、いやでも、日本人である事を意識させ
られますが、日本に居ては、それを感じる事も無かっ
たのですが、国際大会の中継が増えた事で、国内に居
ながらにして、日本人で有る事を意識させられる様に
成った様に感じます。

その中に映し出される日の丸の国旗、そして、流れる
国歌。

サッカーでも野球でも、国際試合は、言わば、スポー
ツの形を借りた、戦争の様なものだからでしょう。

そして、スポーツの世界だけだった愛国心と言うもの
が、現在の中韓の有り方が、国と言うものに無関心だ
った層にも、国、愛国心に目覚めさせる事に成ったの
では?

そう考えれば、中韓には、お礼を言わなきゃならない
のかも知れませんね。

中韓とすれば、困った事だったでしょう。

国の基本である、「自国は、自国で守る。」そう出来
る日本に成って初めて、独立国と言えるでしょう。

しかし、憲法9条は、それを認めていません。

したがって、未だ尚、日本は、独立した国とは言えま
せん。

「自国を自国で守れない。」からこそ、日米同盟が、
存在します。

憲法9条が、書き替わった時こそ、日本人が日本人と
して、目覚めた。と、言えるのでしょうね。


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