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日本人の「今そこにある危機」は「CO2」でも「原発」でもない、中国のPM2・5こそ健康蝕む脅威で

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http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140427/wec14042707000003-n1.htm

【国際ビジネスマンの日本千思万考】
日本人の「今そこにある危機」は「CO2」でも「原発」でもない、
中国のPM2・5こそ健康蝕む脅威である
 

2014.4.27 07:00  産経新聞



人工衛星MODISが今年2月に撮影した画像。
大気汚染物質の分布が黄色で示され、
中国大陸から偏西風に乗って日本に流れて
いる様子がうかがえる
(東北大の工藤純一教授提供)





■海面上昇の原因は海氷にあらず、別の理由が

 目下、環境問題といえば地球温暖化対策ばかりが
報じられ、温暖化ガスの排出量の削減目標や、
欧米の金融業者・経済学者らの提唱する排出量取引
などが話題を呼ぶだけで、その主役はCO2に限っ
た論議がほとんどですが、これには大いなる疑問を
感じています。

 まず、温暖化を決めつけるデータ源が、北半球の
一部地域の気温のみで、山頂の雪が解けたとか、
北極海の氷が解けたとかの、せいぜい数年、数十年
程度の現象をとらえた報告にすぎません。

 中には「海氷が解けて、海水面が上昇した」など
と、ふざけたような記事やコメントをあちこちで見
かけるたびに、世の中の常識・良識はいったいどこ
へ消えてしまったのかと思わざるを得ません。

 氷の体積が水より大きいことは、理科好きの小中
学生でも良く知っているように、氷が解けたなら
海面は下がるはずでしょう。

 海面上昇に限っていえば、考えられる原因として
は、雨量増、護岸工事や埋立地の増加、森林減に伴
う河川の泥、堆積物の流れ込み…とさまざまあり
そうですが、定説はありません。

 ただ少なくとも氷が解けたものではないはずです。

 こうしたしろうと的思い込みや、気象学者の短期
的データ盲信、あるいはそれに乗っかって、排出量
の+-を、国家や企業間の取引材料にして商売ネタ
にしようと企む金融筋の不逞(ふてい)な輩たちに
対し、大きく異を唱える良識派が最近増えてきた
ことを逆に喜ばしく思います。




■ナンセンスな「CO2」主犯論

 良識派とは、地質学者や天文学者、考古学者ら
科学者と、教養豊かな文化人、歴史家らのことで、
彼ら国際的発信者たちがいうには、地球の歴史は
生物誕生後でも32億年、人類誕生後でも100万
年もすぎており、およそ温暖化と氷河期の周期は
10万年ぐらいの周期を繰り返してきたわけで、
たかが50年、100年の地上データだけで、地球
の温暖化を唱えるのはナンセンスだと決めつけてい
ます。

 地球の寒暖に最大の影響力を持つのは、太陽黒点
の変動に伴う太陽熱量の多寡であって、その周期は
およそ11~13年周期で軽度な変化を、数百年~
千年単位で中程度の変化を、10万年単位で最大の
変化をもたらすのだそうです。

 そうした議論の一方で、最近医者や生理学者たち
が、日本におけるマスコミ報道のピント外れを指摘
するようになって来ました。

 温暖化の主犯・CO2とか、原発事故による軽度
な放射能漏れなどを取り立てて騒いでいるが、それ
よりも喫緊の問題として、人体健康に影響を及ぼす
と考えられるのは、大気に含まれる有毒なチリ
(PM2・5)ではなかろうかという問題提起です。




■花粉症とPM2・5

 その一例として現代病ともいえる花粉症を取り上
げてみましょう。

 この命名から、花粉が主犯のように思われますが、
少なくとも昔の人たち(たとえば花粉が飛び交う中
で仕事をされる林業関係者ら)が、常時花粉症に
なったという話など聞いたことがありません。

 花粉症が騒がれ始めたのは、火力発電や各種製造
工業(おもに化学)、焼却炉、冷暖房器、ストーブ
や自動車などの排気ガスによる大気の汚染が始まっ
てからと考えるとある程度「犯人像」が見えてきま
す。

 思うに、汚染された大気中の超微粒化学物質が
花粉に取りつき、それが人体の粘膜を刺激して起こ
すのが花粉症ではないかと考えると腑に落ちるわけ
です。

 わが国の場合、戦後の経済成長の過程で、四日市
や主要工業地帯の煙害が多くの健康被害を起こして
社会問題となりましたが、その後、あらゆる技術力
を駆使し、基本的には諸々の公害対策を講じてきま
した。

 自動車の排気ガスに関しても、随分改善はされて
きたはずです。

 それでも、花粉症はなかなか減らないのが現状で
す。




■なぜPM2・5濃度を公表しないのか

 ここで問題となるのは、果たして大気問題は一国
だけの努力で完結するのかと問われれば、答えは
簡単で、大気の移動はボーダーレスであること、
ことに偏西風の影響を受ける東に位置する国々は
西側に位置する国々の大気を、良くも悪くも、もろ
に受けざるをえないことに気づきます。

 日本の場合、中国、韓国、北朝鮮、ロシアと大気
をほぼ共有せざるを得ないわけです。

 そこでことさら気になるのは、中国から飛来する
黄砂や最近急増しているPM2・5の影響です
(PM2・5とは、髪の毛の直径40分の1以下の
超微粒子状汚染物質のことで、大気1立方米あたり
250マイクログラムを超えると、重度の要警戒
汚染とされます)。

 特に中国における去る1月のデータは、恐るべき
最悪の数値を示し、月間15日以上が重度汚染に見
舞われ、その平均が何と500(重度汚染の2倍)
に達し、最悪日は当に想定外の700を越えたそう
で(重度3倍汚染)にも及んだようです。

 ちなみに日本の警戒重度は中国の250に対し、
わずか35らしいですが、中国の影響でどこまで
悪化したのかは寡聞にして手元に数字を得ません。

 ひょっとして対中遠慮から公表を憚ったのでは
ないかと勘ぐりたくもなります。




■中国がひた隠す「8億人が健康被害」

 PM2・5の第一次成分は石炭燃焼の煤塵と亜硫
酸ガスであり、これらが大気で冷却され化学変化し
てスモッグ化したものが二次成分で、これは軽いの
で風に乗って国境・海峡を越えて長距離を飛行する
ようです。

 1月の汚染拡販は北京、天津など中国中部から
東北部にかけて広くおよんでいます。

 国内外のインターネットサイトを見ると、情報に
より差はあるものの、

「中国人6億人から8億人に何らかの健康被害を与
えている」

「1万人ほどが呼吸障害や気管枝・肺疾患などで死
に至った」といった記述が見られます。

 もっとも中国の国営メディアは本件に関し内政
混乱を恐れて無視を決め込んだので、香港や欧米
メディアは、これだけの脅威に至るまで対策を怠っ
た政財界に怒りの声を連発していました。

 九州大学の研究所によって発表された中国の大気
汚染影響度図示データをみると、中国本土の空気
汚染(黒い影)は、九州と山口はもちろん、本州の
日本海側から北海道西岸まで、日本の大半が黒と濃
い灰色で覆われていましたから、これは日本として
も看過すべき問題じゃないと思います。

 マスコミの報道義務怠慢を問い正したい思いです。




■雄弁は金

 日本人が花粉症に悩まされているどころか、この
まま中国の大気汚染対策がなされないと、さらに車
が増え、家庭用エアコンなどの普及を想定すると、
ますます汚染度の高いPM2・5が日本全国へ流れ
込み、重症呼吸器疾患か死者まで心配されることに
なってしまいます。

 目下、南京事件、尖閣、靖国、企業賠償などに関
し、中国側の一方的強硬施策や強がり発言など相次
いでおり、「中国に物申す」のが憚られるタイミン
グですが、ここは声を大にして、日本国民の健康
維持を至上命題として、医学界、産業界を前衛に、
厚生省、外務省を中衛に、政府が後衛として、対中
抗議並びに日本の公害対策技術協力姿勢を強く訴求
すべきだと考えます。

「沈黙は金・雄弁は銀」という日本人は多く、
“言挙げしない”のは日本人の美徳である、敢えて
強弁しないのが奥ゆかしい日本人だと思う人が多い
のが気がかりですが、今こそ「正論で立ち向かう」
必要性があります。

 ちなみに、ドイツが「銀本位」制のときにできた
言葉が、「雄弁は銀」であり、金本位制以降なら
(そして英米の常識も)「雄弁は金」が正解なので
すから、今こそ言挙げする日本人が求められていま
す。




■貧弱な対外広報宣伝態勢

 現下のグローバル時代にあって、正しい自己主張
も満足にできない日本の国際情報戦略が中韓対応の
みならず、国際的に大きく後れを取っている最大の
要因は、外交の失政、特に
「パブリック・ディプロマシー」といわれる
「公共広報宣伝外交」の稚拙さに行き着きます。

 対米外交例一つ取り上げても、東京が経済都市
NYと姉妹都市関係にあるのに対し、北京もソウル
も政治の中枢ワシントンDCと姉妹関係を結んで
おります。

 米国やフランス文化会館は、ほとんどの国の大都市
にあり活況を呈して観光や国家のPR効果を発揮して
いるのに、日本の文化会館の質も量もあまりにも貧弱
です。

 国家的存在感をアピールし、イメージを競い合う
国家ゲームに勝利するには、政官民挙げての対外広報
宣伝をもっと強化し、人的文化的交流を含めたグロー
バル広報の強化拡充に徹すべきなのです。




■いつ言うの? 今でしょ

 環境問題の延長線上には、世界人口の急増と食料
・資源問題(転じてクジラ漁と漁獲量の相関性の論議
提起や原発と火力発電の環境保全論議)もあり、今般
の熊本の鳥インフルが韓国のH5N8型に類似して
おり、渡り鳥が運んだ疑いも出ているように、また
中国には鳥インフル以外にも多くの動物から人への
インフルや疫病がはやっていることなど、対中韓のみ
ならず、世界保健機関などに向けた防染施策の訴えも
強化していかなければなりません。

 最近外務省から発表された香港の調査会社による
ASEAN7カ国の世論調査の結果によると、重要な
パートナーの1位は日本(65%)で、前回調査で
1位だった中国が今回は2位(48%)と逆転したと
いいます。とても勇気付けられる情報です。

 また、最も信頼できる国でも、日本がトップ(33
%)で、2位米国(16%)でした。

 ちなみに、中国は5%、韓国は2%と両国は極めて
低い評価しか得られていません。

 いつまでも中韓を言いたい放題にさせておいていけ
ません。積極的なパブリック・ディプロマシイを展開
するのは、「いつやるの? 今でしょ!」と、
はやり言葉で本稿を閉じます。

(上田和男)





日本の外交べたは、島国と言う事もあり、また、軍事
力も行使出来る様な国でも無い訳で、仕方の無い所も
有る。と、思います。

が、広報べたは、違いますね。明らかに怠慢でしょう。

政府に広報関連の戦略部署を設けた様に聞きましたが、
その活動も見えなきゃ、成果も見えない。

対外アピールと言う事に於いては、完全に中韓に負け
てます。

中何ぞ、南京大虐殺をアピールする為に海外の記者達
を招待して、記念館に連れて行く様な活動までしてる
と言うのに。

対外的広報は、官房長官の仕事かも知れませんが、
それにプラスアルファして、海外のアピールする戦略、
行動を行うのは、官僚さん達の仕事だと思うのですが。

日本では、そうした動きを取ってる。って、聞きませんね。

自国の国民の事さえまともに考え無い中韓ですもの。

他国の環境の事なんて、知った事じゃー無いでしょう。



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