http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140401/frn1404011754005-n1.htm
【断末魔の中韓経済】
共産党の権威追求が招いた中国の環境破壊
日本のように解決はできない
2014.04.02 zakzak
★(2)
中国の環境破壊、すなわち大気汚染、水質汚染、
土壌汚染はとどまるところを知らず、支那大陸を
「腐界(=腐った世界)」と化そうとしている。
今年はじめ、上海・復旦大学の研究グループが、
PM2・5よりも小さく、心臓などの循環器系
疾患を引き起こすPM0・5の存在を指摘した。
直径0・5マイクロメートルの微粒子状の汚染
物質を相手にした場合、もはやマスクや空気清浄
機も歯が立たない。
中国の現在の環境破壊について、
日本の高度成長期の公害問題と対比させ、
「日本も解決できたのだから、中国も」といった
論調を見かける。
残念なことに、中国の環境破壊を日本のように
解決できると考えるのは無理がある。
何しろ、日本は民主主義国で、中国は共産独裁
国なのだ。
日本の場合、公害問題は国民(有権者)が政治
家を動かし、解決に向けた各種の法律を制定する
ことができた。
また、司法も企業や政府から独立しているため、
公害被害者の救済が法的に進んだ。
それに対し、中国は共産独裁国であり、法治主義
ではなく「人治主義」の国だ。そもそも、現在の
中国の環境破壊は、企業家が共産官僚、太子党など
と結びつき、環境や安全を無視して「ビジネス」を
展開することで進行した。
何しろ人治主義であるため、企業家は環境保護の
法律(一応、存在する)を無視することができる。
地元住民が文句をつけてきたとしても、共産官僚
とのコネクションを用いて
「何とかする(=暴力で叩き潰す)」で話が済んで
しまうのだ。
中国人民の方は、何しろ選挙権がない以上、企業
家や共産官僚による環境無視のビジネス展開に対し、
立ち向かう術がほとんどない。
3月上旬の全国人民代表大会で、李克強首相は
政府活動報告として
「貧困に宣戦したように、汚染問題との戦いを断固
として宣言する」と大見得を切った。
とはいえ、中国共産党が環境問題の解決を図ろう
とした場合、経済成長率の低迷を覚悟しなければ
ならない。
そして、共産党は自らの権威失墜を意味する成長
率の引き下げを認めることはできない。
何しろ、中国共産党が「支配者」として君臨する
ためには、中国を経済発展させる
(あるいは『させた』)という権威が必要なのだ。
そもそも、中国の環境がここまで悪化したのは、
共産党政府が自らの権威づけのために
「環境を無視した経済成長」を追求したためでも
ある。
経済成長と環境破壊が密接に結びついている以上、
中国の環境問題は「構造的」に解決が不可能だ。
中国人民は日に日に腐界化が進行する世界の中で
苦しみ続ける。
皮肉な話だが、彼らの問題を解決する術としては、
それこそ「共産革命」くらいしか思い当たらない。
■三橋貴明(みつはし・たかあき)
1969年、熊本県生まれ。経済評論家、中小
企業診断士。大学卒業後、外資系IT業界数社に
勤務。現在は株式会社「三橋貴明」事務所社長。
著書に「日本大復活の真相」(あさ出版)、
「いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由」
(ワック)、「愚韓新論」(飛鳥新社)など多数。
北京市の環境担当の人物らが、日本で、環境技術の
講習を受けて帰った様ですが、役には、立たないで
しょう。
北京市としては、本気で何とかしたい!と、思って
いるはずですが(自分たちの身が危ないのですから)
市規模では、対策が追い付かないでしょう。
か?と、言って、環境技術を日本に求めようとは、
国がしないでしょうから、解決の方法は無い。と、
言って良い状況です。
正直、日本には迷惑で、特に、福岡辺りは、大迷惑
でしょう。
しかし、それも仕方無い事です。
共産党が滅びて、民主主義国にでも変貌しない限り
片付く問題とは、思えません。
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共産党の権威追求が招いた中国の環境破壊。日本のように解決はできない。
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