http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140310-OYT1T00543.htm
恐竜、「硫酸の雨」で絶滅…隕石の衝突で発生
2014年3月10日12時03分 読売新聞
約6550万年前の白亜紀末に生物が大量絶滅
したのは、巨大隕石(いんせき)の衝突で発生した
硫酸の雨が一因だったとする研究を、千葉工業大
などの研究チームがまとめた。
海が酸性化し、溶けやすい殻を持つプランクトン
などが一気に絶滅。
食物連鎖のバランスが崩れ、恐竜も含めた生物が
大量絶滅した可能性があるという。
英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」
(電子版)に10日掲載された。
白亜紀末の大量絶滅は巨大隕石がメキシコの
ユカタン半島に衝突、舞い上がったちりが日光を
さえぎって寒冷化したためとの説が有力。
硫酸の雨が原因とする説もあったが、大量絶滅
を招くほど酸性度が強い硫酸の雨が降るかどうか
疑問視されていた。
研究チームは特殊な装置を使い、ユカタン半島
に豊富にある硫酸塩岩に、隕石に見立てた金属板
を加速して衝突させ、1万度以上、約1000万
気圧の状態を再現。
硫酸に変化しやすい硫黄酸化物が大量に発生
することを確認した。
硫酸雨と言う物が、存在するんですね。
巨大生物の絶滅の原因は、隕石衝突による塵が
層をなして、氷河期が、訪れたと言う事でした。
この研究では、硫酸雨による食物連鎖が、断ち切
られた事が、原因としてます。
これなら、納得出来る想定の一つと思えます。
氷河期ならば、それを乗り越える生物が、何種か
有っても、良い様に思えたものですから、どう
にも、氷河期説には、疑問が有りました。
食物連鎖が、完全に断ち切られた。と、考えれば
、大きいものが淘汰され、小さいものが、生き残
るのは、自然でしょう。
シーラカンスみたいにね。
最有力な根拠となるのか?どうかは、判りません
が、面白い説である事は、確かでしょう。
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恐竜、「硫酸の雨」で絶滅…隕石の衝突で発生。
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