Quantcast
Channel: Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

古い記事ですが。まだ強盗に狙われる「すき家」…「俺もできる」犯行が犯行を呼ぶ“最悪の連鎖”

$
0
0

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140222/waf14022207010000-n1.htm

【衝撃事件の核心】
まだ強盗に狙われる「すき家」…
「俺もできる」犯行が犯行を呼ぶ“最悪の連鎖”


2014.2.22 07:00  産経新聞



強盗被害に遭った「すき家住吉遠里小野店」
大阪市住吉区



 牛丼チェーンの「すき家」を狙った強盗事件が全国で
後を絶たない。

 警察庁などによると、平成23年に全国で起きた牛丼
店強盗事件(未遂を含む)の87%を占め、24、25
年はいずれもほぼ85%。警察庁の指導を受けた運営
会社側は深夜未明の1人勤務態勢に問題があるとし、
24年3月末までに全店舗で複数勤務とする方針を示し
た。

 ところが、従業員確保がままならず、いまだに完全
実施できていない。

 こうした中、今年1月には大阪府八尾市と大阪市の
店舗で未明時間帯に強盗事件が発生、いずれも従業員は
1人だった。

 会社側は警戒を強め、何らかの防犯対策をとるとして
いる。

 


■「ニュース見て犯行」

 1月20日午前2時50分ごろ、大阪市住吉区遠里
小野の「すき家住吉遠里小野店」で、アルバイトの男性
店員(19)が1人で勤務していた。

 そこへ、男が店に入ってきた。

「金を出せ。袋に入れろ」と包丁を突きつけて店員を脅
し、レジにあった現金約5万円を黒いポリ袋に入れさせ、
逃走した。

 大阪府警住吉署が強盗事件として捜査。

 1週間後の27日、大工見習いの男(22)が同署に
出頭し、逮捕された。

 捜査関係者によると、男は

「ほかのすき家の強盗のニュースを見て自分もできると
思った」と供述。

 すき家強盗の多発が“犯行の連鎖”を起こしていた。

 それより先の1月4日未明にも、大阪府八尾市山賀町
の「すき家八尾山賀店」で、調理場で店員が1人でいた
ところ、男が押し入り刃物を突きつけて、レジなどから
計約8万円を奪って逃走した。

 


■豊富なメニューで店舗拡大

 すき家は昭和57年に横浜市で1号店をオープン。

 近年急成長し、吉野家、松屋とともに牛丼店の
「御三家」と呼ばれるようになった。

 この10年ほどは全国に店を急拡大、店舗数ではトッ
プに躍り出ており、今年1月末現在で1974店に達し
ている。

 すき家の特徴は、豊富なメニュー。普通の牛丼だけで
なく、わさび山かけ牛丼、キムチ牛丼、ねぎ玉牛丼など
があり、カレーなど牛丼以外も数多い。

 これに、みそ汁、おしんこ、山かけ、鮭などのサイド
メニューが加わる。

 丼の並盛りなら500円以内、サイドメニューも
100円前後で食べられる。

 さらに店舗形式では、カウンター席のほかに、テー
ブル席がある店が多く、1人で入る客のほか、家族連
れらがメニューを楽しむことができる。

 多様なメニューを素早く提供するため、アルバイト
従業員の教育を徹底。

 メニュー、サービス、店舗形式などさまざまで点で
消費者に受け入れられ、すき家は急成長したとみられ
る。

 ただ、すき家は食券を取り入れず注文し食べた後に
代金を支払うレジ形式で、深夜帯はアルバイト従業員
が1人で勤務することが多かった。

 一方、同じ「御三家」のうち松屋は食券販売のため
従業員は現金に触れることはほとんどない。

 また、吉野家はすき家と同じレジ形式を採用して
いるものの、深夜未明の時間帯には原則複数の従業員
が勤務している。

 こうしたことから、多くの強盗犯がすき家をねらう
ようになったとみられ、チェーン店の強盗事件が頻発。

 23年にピークに達した。

 警察庁などによると、すき家への強盗事件はピーク
の23年は未遂を含め78件に達した。

 同年中に全国で発生した牛丼店への強盗事件は90
件で、87%を占める。

 24年は32件、25年は34件と減少したものの、
牛丼店への強盗事件のうち約85%をすき家が占める
状況が続いている。

 


■防犯カメラ・マニュアルも

 すき家はすでに全店に防犯カメラを設置していたが、
運営する「ゼンショー」(東京)では事件の頻発を受
け、深夜時間帯は複数勤務とする店舗も順次拡大。

 一部の店舗では、券売機も試験導入した。

 そしてゼンショーの親会社
「ゼンショーホールデンィングス」(東京)は防犯に
ついて警察庁と協議し23年10月に、24年3月末
までに全店で深夜の複数勤務を実施すると発表した。

 しかし、目標とした全店での複数勤務完全実施は難
しく、いまだに深夜未明の時間帯は従業員が1人に
なっている店舗がある。

 ゼンショーホールデンィングスによると、大都市圏
の深夜未明の時間帯、従業員が1人の場合に、強盗犯
に狙われることが多いという。

 ゼンショーホールディングスの広報担当者は

「地域や時間帯によっては難しいところがあるのは
事実。各店で採用している人数にばらつきがあり、
1人になってしまう場合がある」と説明する。

 勤務態勢は目標の完全実施に至っていないが、ゼン
ショーは他の対策について積極的に取り組んでいる。

 24年の1年間で、警察官立ち会いのもと大阪市
など都市圏で26回、店長やアルバイト従業員を集め
て防犯訓練を実施。

 25年は全都道府県で56回にわたり取り組んだ。

 防犯マニュアルも作成し、異変があれば店内のボタ
ンを押してゼンショーに連絡、ゼンショーから警察に
通報するように決めている。

 深夜の時間帯には、ゼンショー社員が各店の防犯
カメラの映像をモニタリングしアルバイト店員と連絡
をとりあい、防犯マニュアルの手順を確認している。

 だが、この防犯マニュアルについて、住吉区の事件
で被害者となった従業員は上司らから指導を受けて
いなかった。

 ゼンショーホールデンィングスは今回の大阪の事件
をうけ「対策を強化する」とし、新たな防犯対策に取
り組む方針だが、大阪府警のある幹部は

「設備面の強化だけでなく、店員一人一人が当事者
意識を持つことが大事だ」と指摘している。





「すき家」から、強盗事件が無くなるとは、思えない
です。

何故なら、人が集まりませんから。

強盗が入る事が、判ってる店に入る人間は、居ないで
しょう。

余程、力が有り余っていて、手加減なしの格闘をした
い。と、思ってる人物でも無い限り、応募は、しない
と思います。

どんな手を取ろうとも、人が居る姿を見せれば、それ
だけで、抑止力になりますから。

それだけに、2人以上のシフトを組めないのでは、
強盗を阻止するのは、難しいでしょう。

設備の強化では、問題は、解決しないと思います。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

Trending Articles