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官兵衛生誕地 つばぜり合い 姫路と西脇。姫路市vs西脇市 大河ブーム見越し譲らず。

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http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140104/wlf14010414130015-n1.htm

官兵衛生誕地 つばぜり合い 
姫路と西脇 姫路市vs西脇市 
大河ブーム見越し譲らず

2014.1.4 13:44  産経新聞



黒田官兵衛の死の直後に描かれた「如水居士像」
(崇福寺蔵)



 1月5日から放映が始まるNHK大河ドラマ
「軍師官兵衛」の主人公となる戦国武将、黒田官兵衛
(1546~1604年)の生誕地をめぐり、
兵庫県の姫路市と西脇市がアピール合戦を繰り広げて
いる。

 姫路市が、黒田家の正史に官兵衛が姫路城生まれと
の記述があるのに基づき、「ひめじの官兵衛」を打ち
出すのに対し、西脇市の住民らは地元の寺に伝わる
古文書に官兵衛が姫路城主の養子となったと記されて
いることから「こちらが生誕地」と主張。

 互いに官兵衛ブームを観光客誘致やまちおこしに
つなげようと意気込む。

 


■正史に「姫路城生まれ」

「ひめじ官兵衛」。

 姫路市ではメーンストリートの大手前通りや繁華街
のみゆき通り商店街など至る所にこうした文言の旗や
のぼりが掲げられ、官兵衛が姫路生まれだとPRする。

 その根拠は江戸時代の儒学者、貝原益軒が編纂
(へんさん)を始めた「黒田家譜(かふ)」で、
官兵衛が「姫路城で生まれた」と記されていることだ。

 同市教委文化財課の担当者は

「学会では家譜が黒田家の正史と考えられ、それに基
づいた理解をしている」と話す。

 市観光交流推進室の担当者は

「大河ドラマを観光客誘致につなげるためにも『ひめ
じの官兵衛』というイメージは大切」と明かす。
姫路観光の目玉である姫路城は「平成の大修理」の
真っ最中。修理用建屋を解体するために併設の修理
見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が1月15日で
閉館した後は、大天守に再び登れるようになる平成
27年春まで観光客の減少が懸念される。その間の
観光資源として、官兵衛ブームを活用したい思惑が
にじむ。

 


■出身示す略系図

 姫路市に対し、「こちらが生誕地」と主張するの
が西脇市黒田庄町。

 平成25年4月、住民ら約30人で結成した
「北播磨黒田官兵衛生誕地の会」(森脇昇太郎会長)
は、地元のJR本黒田駅に「黒田官兵衛生誕地」と記
した看板を設置した。

「黒田の里 官兵衛まつり」などのまちおこしを行っ
ており、森脇会長は
「地域をあげて全国に発信していければ」と意気込む。

 同会や市が根拠に掲げるのが、地元の寺で保管され
る古文書「荘厳(しょうごん)寺本黒田家略系図」だ。

 黒田家の関係者の名前や役職、死亡年月日、法名
などが記され、当時「小寺」姓を名乗った姫路城主、
黒田職隆(もとたか)の養子になったという
「孝隆(よしたか)」の記述があり、これが官兵衛だ
としている。

 略系図は官兵衛の母方の関係者が黒田家の家系を
抜粋したもので、「巳之二月」の記述から文化6
(1809)年2月の作成とみられる。

 平成23年に姫路市で行われた官兵衛関連のイベン
トに出展され、研究者の目に留まったことがきっかけ
で脚光を浴びた。

 


■別の史料も後押し

 さらに25年7月、西脇市に近い小野市立好古館が
黒田庄生誕説を後押しする古文書の記述を発見。

 小野藩主の先祖である一柳直末(ひとつやなぎなお
すえ)について書かれた「一柳家文書」の一つ
「丙午禄(へいごろく)」に、官兵衛が小寺職●
(=隆の生の上に一)の娘を妻とし、養子となった-
と記されていたという。

 職●(=隆の生の上に一)の養子となったくだりは
黒田家略系図の記述とも一致し、一柳家文書は史料的
価値や信憑(しんびょう)性も高いとされる。

 好古館の学芸員は

「通説である姫路生誕説を見直すきっかけになるので
は」と話す。

 略系図を保管する荘厳寺の堀井隆海住職(67)は

「西脇生誕説はかなり信用度がある」と話す一方で、

「姫路市と西脇市がアピールを繰り広げながら官兵衛
ブームを盛り上げていってほしい」と期待を寄せる。

 姫路市側も

「生誕地をめぐる議論が盛り上がって、結果的に官兵
衛ブームが起こればいい」
と話しており、両市の生誕地争いはさらに白熱しそう
だ。





そして、終盤は、大分、福岡が、アピールする事とな
るのでしょう。

大河ドラマは、視聴率的に下火だと、言われながらも
こうした、町興し策が、出て来て、そして、集客に繋
がる効果を生んでるんですから、大したもんんだと、
感心します。

しかし、観光地として、メジャーな姫路までが、こう
した取り組みをする。と、言うのが、不思議な感じで
す。

観光客、減少気味なんでしょうか?

確かに、兵庫と言えば、神戸。岡山と言えば、倉敷。

狭間で、観光客を取られてるとしても不思議じゃない
んですが。


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