http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/11/kiji/K20131211007181711.html
内柴被告 控訴棄却 二審も懲役5年
2013年12月11日 14:38 スポニチ
控訴を棄却された内柴被告
Photo By スポニチ
泥酔した教え子の大学女子柔道部員に乱暴した
として、準強姦罪に問われた五輪柔道金メダリスト
内柴正人被告(35)の控訴審判決で、東京高裁は
11日、懲役5年の一審判決を支持し、弁護側の
控訴を棄却した。
「合意があった」という内柴被告の供述と
「酔って寝ている間に乱暴された」との被害者
証言が食い違い、2月の東京地裁判決は被害者
証言の信用性を全面的に認めた。
10月の控訴審初公判で弁護側は控訴趣意書で
「一審判決は不都合な証拠を無視し、極めて安易
に事実を認定した」と指摘。
事件当時、2人がいたホテルの部屋を他の部員
が訪ねた際、被害者があえて部員を遠ざけた、
などと例を挙げ
「客観的証拠と矛盾する被害者証言を犯罪の根拠
にするのは許されない」
と批判したが、判決は覆らなかった。
一審判決によると、内柴被告は2011年9月、
当時コーチを務めていた九州看護福祉大
(熊本県玉名市)の女子柔道部の合宿に同行し、
東京都八王子市のホテルで、泥酔して抵抗でき
ない部員に乱暴した。
全日本柔道連盟は一審判決後、内柴被告を永久
追放に相当する会員登録の永久停止処分とした。
私個人は、妥当な決定だと思います。
裁判官の中にもスポーツ活動の経験者は、居る
事でしょうから、上下関係と言うのは、実感と
して、判る方たちも居るはずですから、弁護側
の指摘した矛盾点も上下関係を考えれば、有り
うる事として認定出来る訳で、不自然では、
無くなります。
しかも、上下関係と言っても、先輩後輩では、無く
師匠と弟子ですから、そのプレッシャーは、比べ
物に成らない位、強いものです。
こうした事件では、上下関係の機微も認識出来
る方々居る割には、労働裁判などでは、的外れ
な指摘が、多く有るのは、残念な事です。
そこは、やはり、サラリーマンの経験が無い
からなんでしょうね。
公務員と民間の勤め人とは、丸っきり違います
から、結構、むごい判決が、多々みられるのが
残念な事です。
ともあれ、内柴被告としては、今回の公判には、
自信を持っていたらしく、面会に行った方の話し
では、余裕が有った。との事でしたが、棄却と
なり、相当、ショックを受けてる事でしょう。
↧
内柴被告 控訴棄却。二審も懲役5年。
↧