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中国の「防空圏」設定 真の目的を見抜けなかった米。

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/131210/amr13121011050004-n1.htm

【日々是世界】
中国の「防空圏」設定 
真の目的を見抜けなかった米


2013.12.10 11:05  産経新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

習近平国家主席と会談した翌日、北京市内の
ホテルで講演するジョゼフ・バイデン米副大統領。
中国の防空識別圏設定に関して「率直に米国の
確固とした立場と深い憂慮を習氏に伝えた」と
強調したが、日本政府が主張する防空圏の
「撤回」という言葉は使わなかった
5日(ロイター)




 中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空
に防空識別圏(ADIZ)を設定したことへの米国の
対応が怪しい。

 11月23日に中国が防空圏の設定を発表した後、
米国は日本とともに中国を批判。

 25日(日本時間26日)には、中国側に事前通報し
ないまま米軍B52爆撃機を尖閣諸島上空に飛行させた。

 中国の防空圏設定に対する挑戦的な米側の行動に、
日本は安(あん)堵(ど)したに違いなかった。

 ところが、
米政府は29日(日本時間30日)、米航空各社に対し、
防空圏を米民間航空機が通過する際、飛行計画の事前
提出など中国側の要求に従うよう促した。

 日本政府が、日本の航空各社に逆の要請をしていた
だけに、たちまち日米のちぐはぐな対応が露見したと
いえる。




■副大統領、撤回求めず

 12月5日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル
(WSJ)は、4日のジョゼフ・バイデン米副大統領
(71)の訪中に関する社説の中で、米国は中国に強い
対応を取るべきだと訴える。

 WSJは

「バイデン氏も、オバマ政権の他の閣僚も、米国は防衛
義務を持つ日本の領土上空に中国が設置した防空識別圏
を容認できないということを明言していない」
と指摘する。

 その上で、むしろ米国の中国に対するシグナルは、
日本との衝突の可能性を最小限にするようなやり方での
防空圏設定を望んでいるというもので、こうした対応が

「米国と日本の隙間を生じさせる危険性があり、それを
中国が日米間の弱点だと解釈する可能性がある」
と解説する。

 恐らく、中国は日米の“歩調の乱れ”をすでに察知し
ているだろう。

 中国の習近平国家主席(60)は、バイデン氏との
会談で、防空圏の撤回を口にすることはなかった。

 もっとも、バイデン氏も防空圏設置を非難こそすれ、
撤回は求めていないから言及するはずもない。

 6日付のWSJは、バイデン氏訪中に関する記事の中
で、

「米中が対立姿勢を弱める兆しがうかがえる。両国は、
地域の安全を脅かしたり航空機の操縦士や乗客の生命を
危険にさらしたりするような手段での対応はしないとの
了解に向かっている」と報じている。




■はしご外される日本

 日本ははしごを外されつつあるようだ。

 これでは、中国に圧力はかからない。

 こうした米国のちぐはぐな動きを、5日付の英紙フィ
ナンシャル・タイムズ(FT)の論評は、

「日本は中国の圧力を、危険で差し迫った挑戦とみて
いるが、米国にとっては、やや遠く離れた懸念材料で
あり、地政学的なチェスボード上の1コマなのだ」
と解説する。

 FTは、中国は自国の力量を過信するが海上自衛隊の
能力には及ばないため、

「簡単に尖閣諸島の支配を確立することはできない」
と断言。

 また、支配したとしても尖閣諸島に戦略的価値はなく、
逆に他のアジア地域の日本への信頼を高めることになり
かねないと見通す。

 むしろ「可能性の高い結末」として、日米同盟の強化、
または核兵器保有の可能性を含む日本の防衛力強化を挙
げる。

 そして、

「中国が絶えず警鐘を鳴らしてきた日本の軍国主義の
復活は、実際はまだ先の話なのに、中国がその復活の
条件を整えているのだ」として中国を戒める。

「アジア回帰」示せず

 バイデン氏の今回の日中韓歴訪は、本来の目的とは異
なる、中国の防空識別圏への対応が中心的なテーマに
なってしまったが、改めて米国外交の「アジア回帰」の
あり方を問う好機となった。

 しかし、その結果は、歴訪前後の情勢にさほどの変化
をもたらしていない。

 3日付の米紙インターナショナル・ニューヨーク・
タイムズの分析記事は、オバマ政権高官の発言として、
中国の真の狙いは

「米国の存在を太平洋地域から追い出すこと」
と記述する。

 中国の防空圏設定が狙う本当の目的は、尖閣諸島より
ももっと大きなことだという認識が米国側にもっと強
くあれば、バイデン氏の歴訪も違うものになっていたか
もしれない。

(国際アナリスト EX)





どうにも日本に軍国主義と言うのは、似合いません。

戦前ならいざ知らず。

全ては、教育の成させた事でしょう。

戦前の教育では、日本は、「神国」であり、「天皇陛下」
は、「神」でありました。

しかし、戦後は、「神国」で有った事が、錯覚で有った
事、そして、昭和天皇の「人間天皇宣言」により、現在
の「象徴天皇」と成られた訳で、神の為に働く軍も存在
しなくなりました。
(軍は、形を変え、自衛隊として、存在してますが。)

また、過去は、「戦争」=経済活性化として、戦争が、
起きれば、景気が良くなる。と、言う時期もあり、新聞
が、世論を喚起し、それに国民が、踊らされた背景には
そうしたものも有った様です。

アメリカでは、最近まで、そうした考えは、残っていた
様です。

私達の子供の頃も、アメリカの景気が低迷していると、
聞くと、「どこかで、戦争を始めるね。」と、話したも
のでした。あくまでも、親の話しの引用ですが。

現在は、どうか?と、言うと、世界に例を見ない位、
野放図な自由を謳歌して来た訳で、おまけに教育と、
言えば、戦争は、悪。と、して、教えられて来た訳で、
日本国民全体に戦争と言うものに、嫌悪感を持つ人が
多いはずです。

軍備増強をする事に、賛成の私でも、戦争は、すべき
では無い。と、思ってる位ですから。

昔は、景気に直結したものも、今やそうでは有りません。

大きな経済的な無駄です。

ただ、脅威が、迫っているのなら、軍備を整え、対抗
するだけの力は、蓄えるべきでしょう。

破壊されてから国を立て直す費用と守る費用を比べれば
、守り、手を出させない程の装備を整える方が、安く
付くでしょう。

今の日本人が、破壊を好むとは、思えません。

戦争に向かう様なら、それこそ、反対運動が巻き起こる
事でしょう。

しかし、せめて、自分たちの国は、自分たちで守れる様に
しないとね。

今は、憲法上、自衛権は、存在しても、抗戦権は、奪われ
た状態ですから、アメリカに肩代わりして貰わないと、自国
さえ守れません。

それを抜け出し、普通の国にならないと、日本と言う国は、
存在しなくなる様な気がします。

普通じゃー無いです。これ、マッカーサーの呪いとも言えま
すね。



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