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古い記事ですが。カナダから来た中国人男は何を知る? 八王子スーパー強殺

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131130/crm13113018000001-n1.htm

【衝撃事件の核心】
カナダから来た中国人男は何を知る? 八王子スーパー強殺 迫る勾留期限、届かぬ思い

2013.11.30 18:00  産経新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

八王子スーパーナンペイ強殺事件に関連しカナダ
より旅券法違反容疑で護送される、中国人の
何亮容疑者
15日午後、成田空港
(宮川浩和撮影)



 はるばるカナダから連れて来られた男は、胸のうち
に何を秘めているのか-。

 東京都八王子市のスーパーで平成7年7月、アルバ
イトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、
実行犯を知っている可能性があるとして、カナダから
移送された中国籍の何亮容疑者(43)が11月
15日、警視庁八王子署捜査本部に旅券法違反容疑で
逮捕された。

 勾留期限が12月5日に迫る中、事件に無関係との
姿勢を貫いている。

 関係者たちは事件解決にいちるの望みをかけるが、
その思いは届かないのか。

(中村翔樹、宇都宮想)




■「知らない」と主張 
  被害者元担任「正直に話して」


「どんなことでもいい。知っていることを正直に話し
てほしい」

 事件で犠牲になった私立桜美林高校2年、矢吹恵
さん=当時(17)=の同級生らがつくった
「銃器根絶を考える会」で顧問を務める伊藤孝久さん
(62)は、こう訴える。

 当時は同校の数学教諭で、矢吹さんの担任だった。

「いつもニコニコ笑っていて、友人と楽しそうに過ご
している子だった」。

 一方で、事件から18年以上が過ぎ、矢吹さんとの
細かなやりとりは「忘れてしまったことも多い」と打
ち明ける。

 事件は7年7月30日午後9時15分ごろ、閉店
直後のスーパー「ナンペイ大和田店」の事務所で、
矢吹さんと、都立館高校2年の前田寛美さん=当時
(16)、パートの稲垣則子さん=同(47)=の
3人が粘着テープで縛られた上、至近距離から頭を銃
で撃たれて殺害された。

 拳銃が一般市民に向けられた衝撃は大きく、警察
当局は「銃犯罪のターニングポイント」と位置づける。

 考える会は事件後、矢吹さんの同級生ら15人が立
ち上げた。

 毎年、同校の文化祭で、全国で起きた銃撃事件の
新聞記事などをパネル展示するなどし、銃犯罪の根絶
を目指して草の根の活動を続けてきた。

 だが、就職や結婚を機に参加できるメンバーは少な
くなり、約6年前には

「このまま続けて意味があるのか」

「自己満足ではないのか」という声が上がったことも
あった。

 それでも活動を継続してきたのは、矢吹さんの無念
さを思えばのことだった。

 伊藤さんは

「まだ、長い年月が過ぎたとは思わない」
という。

 捜査関係者によると、何容疑者は八王子事件につい
て「何も知らない」と主張しているが、伊藤さんは

「何も知らないということはないだろう」
と希望を捨てていない。




■死刑囚の「独白」 
 4年越しで移送が実現


 事件で使われた拳銃は、フィリピン製の38口径
回転式銃「スカイヤーズビンガム」。

 矢吹さんと前田さんが縛られていた粘着テープから
は犯人のものとみられるDNA型が検出され、現場に
残された足跡から24・5~26センチのスニーカー
をはいていたとみられることも分かっている。

 現場周辺では、スーパーの様子をうかがう男や複数
の不審車両の目撃情報があったが、自動車ナンバー
自動読取装置(Nシステム)や防犯カメラが現在ほど
普及していなかったこともあり、捜査は難航した。

 そんな中、当時は撤廃されていなかった公訴時効
まで1年に迫った21年夏ごろ、中国で覚醒剤密輸
事件に関わったとして死刑判決を受けた日本人の男
=その後死刑執行、当時(67)=が八王子事件の
実行犯を知っているという情報が、中国の公安当局
よりもたらされた。

 捜査本部は同9月に中国に捜査員を派遣。

 男は

「カナダにいる中国人が実行犯を知っているはずだ」
などと説明した。

 中国人は18年10月に難民としてカナダに移住
し、永住権を取得。

 妻と息子2人の4人暮らしをしながら、食料品店
で働いていた。

 それが何容疑者だった。

 ただ、捜査本部内でも当初から男の「独白」には
懐疑的な見方が少なくなかった。

 捜査関係者は男が覚醒剤の常用者だったことを引
き合いに出し、

「『ヤク中(薬物中毒)の話にどれだけ信憑(しん
ぴょう)性があるのか』『死刑の執行を遅らせるた
めの悪知恵に過ぎない』という声があった」
と振り返る。

 それでも、行き詰まっていた捜査状況からすれば、
何容疑者から直接話を聞くプロセスは必須だった。

 捜査本部は、何容疑者が14年4月に他人名義の
パスポートで、名古屋空港から香港に出国したと
いう旅券法違反容疑で逮捕状を取り、外交ルートを
通じてカナダ当局に身柄の引き渡しを要求。

 現地での2度の裁判を経て、4年越しで移送が認
められた。




■リミットは12月5日 「逃げ得は許さない」

 捜査関係者によると、何容疑者の存在を打ち明け
た男は事件当時、日中混成強盗団のリーダー格で、
都内在住だった何容疑者と親交があり、偽造パスポ
ートを用意したとされる。

 何容疑者が本当に実行犯を知っているのであれば、
強盗団の周辺にいるのではないかという推測は成り
立つ。

 ただ、何容疑者は八王子事件について無関係を貫
いているばかりか、旅券法違反容疑についても

「知人が用意してくれたもので、正規のパスポート
だと思っていた」
などとあいまいな供述をしているという。

 今回の移送は、日本政府がカナダ当局と交渉し、
旅券法違反容疑以外での訴追や中国への強制送還
などをしないことを条件に実現した。

 何容疑者の弁護人は、

「旅券法違反違反以外のあらゆる容疑の取り調べに
応じない。警視庁が八王子事件で取り調べれば、
日本とカナダの国際問題に発展する」
と警告している。

 何容疑者の逮捕から半月余りが過ぎ、捜査関係者
や被害者の知人らの焦りとは裏腹に、タイムリミッ
トが迫る。

 旅券法違反容疑の勾留期限は12月5日で、
東京地検の処分が起訴猶予か、起訴された場合でも
略式起訴となれば、何容疑者は速やかにカナダに戻
ることになる。

 時効が撤廃される前の21年7月、事件から丸
14年を迎えるのを前に、矢吹さんの両親が警視庁
を通じて出したコメント(抜粋)が重くのしかかる


「時効まであと1年となってしまいました。しかし、
私たちは『まだ1年もある』と前向きな気持ちに切
り替えています。必ず警察が、犯人を逮捕してくれ
るはずだからです。いくら時間が経過しようとも、
罪を犯した者は、法の裁きをうけるべきであり、逃
げ得を許すわけには絶対にいかないのです」




すでに拘留期限は、過ぎてます。どうなったんで
しょう?

まあ、口を割らなかった可能性が強いですね。

どう考えてもこの事件は、日本人の仕業とは、思え
ないだけに、警察としては、捜査が難航するのも
無理は無い事なのかも?知れませんが、罪も無く
殺された彼女達の無念を晴らして欲しいものです。

しかし、難しそうですね。

今なら、普通に有る防犯カメラも当時は、あまり
普及をしてませんでしたから、止む得ぬ事かも
知れません。



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