Quantcast
Channel: Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

暴走する中国に日米韓が猛反発「宣戦布告に近い」 防空識別圏設定。

$
0
0

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131125/frn1311251810010-n1.htm

暴走する中国に日米韓が猛反発「宣戦布告に近い」 
防空識別圏設定

2013.11.25 zakzak



 中国が、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に
防空識別圏を設定したことに、日米両政府は猛反発
し、あの韓国政府まで懸念を表明した。

 東シナ海上空を一方的に実効支配しようとする
中国の覇権主義は、東アジアの平和と安定を壊しか
ねない。

 中国の理不尽な行動について、識者らは

「宣戦布告に近い」

「人民解放軍の一部が暴走している可能性がある」

「日中衝突もあり得る」などと分析している。 

 東シナ海の緊張を高める中国による防空識別圏の
設定は、関係諸国の警戒レベルを一気に引き上げ
させた。

 小野寺五典防衛相は25日午前の参院国家安全
保障特別委員会で

「不測の事態を招きかねない危険な状況だ」
と指摘。

 領空侵犯などが発生した場合には

「国際法、自衛隊法に従い、厳正な対領空侵犯措置
を実施したい」と強調した。

 岸田文雄外相も特別委で

「関係国にも懸念事項だ。(米韓両国などと)連携
して中国の自制を強く求めていく」と語った。

 米国も怒り心頭だ。

 ヘーゲル国防長官とケリー国務長官らが23日、
一斉に抗議声明を発表した。

 ヘーゲル長官は

「地域の現状を変更し、不安定化させる試みだ。
一方的な行動は誤解と誤算(による不測の事態)の
危険性を増大させる」と中国を非難し、

「日本を含む同盟・友好国と緊密に協議する」
と強調した。

 さらに、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の
適用対象であることを「米国は再確認する」とくぎ
を刺し、

「この地域における米軍の軍事作戦の遂行に、一切
変更はない」と警告した。

 ケリー長官は、戦闘機による緊急発進(スクラン
ブル)など

「威嚇行為を実施しないよう中国に促す」と自制を
求めた。

 最近、中国にベッタリだった韓国も、中国が設定
した防空識別圏の一部が韓国の識別圏と重なって
いたため、韓国国防省が24日、遺憾の意を表明し
た。

 各国の反発に対し、中国国防省は25日、

「日米両国の反発には道理がない」などと、在中国
日本大使館の防衛駐在官と米大使館の駐在武官を通
じて、両国に強く抗議したことを明らかにした。

 中国はこれまで、日本固有の領土である尖閣諸島
の強奪を狙い、周辺海域への艦船侵入を続けてきた
が、ついに東シナ海上空の支配まで狙い始めた。

 自衛隊だけでなく、米軍の行動に対する挑発
・挑戦でもある。

 中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は

「日本と重なる防空識別圏を敷いたということは、
『相手国と敵対関係にある』ことの証明。宣戦布告
に近い意味合いがあると言っていい。『交戦も厭わ
ない』という意思表示だ。日系の航空機が識別圏内
を飛行するなどの“有事”があれば、それなりの
空軍力で対応するということ。警戒レベルは着実に
上がった。今後、中国の動きを注視しなければいけ
ない」と語る。

 一連の背景には、中華思想に基づく覇権主義に加
え、官僚の腐敗、貧富の格差、環境問題といった
国内矛盾などから、中国国内で“異常事件”が多発
していることも関係ありそうだ。

 北京の天安門前での車両突入事件や、山西省太原
市の共産党委員会庁舎前で連続爆発事件に続き、
先週22日には、山東省青島市で油送管爆発事故が
発生し、24日までの死者は52人となっている。

 習近平国家主席も現地に駆け付けた。

 中国が東シナ海上空に新たな防空識別圏を設定し
たのは、青島市の爆発事故翌日の23日だ。

 東アジア情勢に詳しい元公安調査庁調査第2部長
の菅沼光弘氏は

「中国国内が不安定になっているのは間違いない」
といい、こう続ける。

「中国の対外政策は常に国内事情の反映といえる。
習主席は混乱を軍事力で抑え付ける方針だが、
これでは中国陸軍や武装警察の力が強まり、予算
が増加することになる。これに海軍や空軍は反発
している。新たな防空識別圏を設定して、軍事的
衝突を煽って抵抗しているのではないか。現在、
中国では軍事クーデターが起きても不思議では
ない」

 こんな見方もある。

 『中国人民解放軍の内幕』(文春新書)の著書
で知られるジャーナリストの富坂聰氏は

「2つの可能性がある。1つは、共産党と軍が
一体になって尖閣奪取に向けた戦略の一歩という
こと。もう1つは、軍部の暴走の可能性。特に
空軍には対日強硬派が多く、軍の上層部と日本を
揺さぶるために仕掛けたということも考えられる」
とみる。

 今後の成り行き次第で、最悪の事態も起こり得
る。

 富坂氏はいう。

「中国軍が、日本側の航空機が防空識別圏に侵入
したときにどう出るか。いきなり撃墜という実力
行使に出ないとも限らない。暴走する人間が出て
きて、不測の事態が生じる懸念もある。日中間で
一触即発の危険を想定せざるを得ない所まできた
のは間違いない」




これは、もう、宣戦布告で、間違い無い事でしょう。

と、言うよりも、ロックオン事件の際も、日本側が、
先に、攻撃を仕掛けてくれる事を狙って、行った事
と思われます。

そうすれば、だまし討ちを受けたとして、日本側の
非を大義名分に、戦争に持ち込めたのですが、
日本側が、そうせず、逆に、中国側の高裁ルール
無視の姿勢が、世界に宣伝されてしまった訳で、
誤算に終わりました。

で、次の一手が、どうやら、これの様ですが、
これは、正直、拙かったでしょう。

戦後から設定されてる識別圏の上にかぶせる様に
設定してしまった訳で。

いかに自国で設定出来るとは、言え、かぶさる
事を承知で、設定したのですから、国際的な
常識では、敵対行為ですから。

それを世界にアピールした様なもので、どんな
正当化も通用しません。

中国の強権的なやり方が、改めて、世界に知らし
める事に成った訳で、害こそあれ、中国の利益
には、成らないでしょう。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

Trending Articles