http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130611/crm13061114510009-n1.htm
元警部補が証拠品捏造
覚醒剤事件の注射器、紛失と思い込み
大阪府警
2013.6.11 14:48 産経新聞
大阪府警堺署刑事課の元警部補の男性
(60)=昨年3月に退職=が在職中の
平成22年ごろ、覚せい剤取締法違反事件の
証拠品として保管されていた注射器12本を
紛失したと思い込み同じ本数の注射器を調達
して証拠を捏造(ねつぞう)していたことが
11日、府警への取材で分かった。
同課が今年に入って保管庫を点検したところ、
本来の注射器が見つかり、不正が発覚した。
府警は証拠隠滅の疑いもあるとみて、経緯を
詳しく調べる。
府警によると、堺市堺区で17年6月下旬、
放置された自転車の前かごから覚醒剤や拳銃、
未使用の注射器の入った袋が発見された。
容疑者特定に至らないまま、同法違反事件に
ついては昨年6月に公訴時効が成立。
現在は銃刀法違反容疑で捜査が継続されて
いる。
元警部補は22年春の異動で堺署刑事課に
着任し、事件の関係証拠を点検。
問題の注射器が見つからなかったため、
写真をもとに同じタイプのものを調達した。
刑事課が今年4月下旬、保管庫を一斉点検
したところ、元警部補から引き継いだ注射器
とは別に、事件の書類と注射器が入った
段ボール箱を発見。
すでに退職していた元警部補を呼び出して
事情を聴いたところ
「紛失したと思って注射器を用意した」
と捏造を認めた。
証拠品に絡む不祥事が相次いだ府警では
昨年4月から、本部と全65署で保管状況を
一斉点検。
同12月に計301点の紛失を公表したが、
今回の注射器については見過ごされていた。
本来の注射器が入った段ボール箱が、写真
やネガを収めた箱の奥にしまい込まれていた
ため、不正に気づかなかったという。
持ち主を特定出来なかった事で、この証拠品
が裁判に使われる事は成った事は、幸いでし
た。
しかし、紛失した証拠品が、301点も有る事
に驚きます。
どんな管理をしてるんでしょう?
消えると言う事は、持ち出す人間が、居るは
ず。
警察官のモラルにも関わる問題でもある様に
感じます。
何かと問題の多い、大阪府警ですから、
当たり前の事なのかも?知れませんが。
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元警部補が証拠品捏造。覚醒剤事件の注射器、紛失と思い込み。大阪府警。
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