http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20130506-OYT1T00147.htm
そろいのスーツで…松井さん提案にミスター新調
2013年5月6日10時15分 読売新聞
おそろいのスーツに身を包んで登場した
長嶋茂雄氏と松井秀喜氏
安川純撮影
脳梗塞で倒れてから9年余り、
背番号「3」をまとってグラウンドに立った
ミスター・プロ野球のそばで、日米両球界で
大きな足跡を残した背番号「55」のまな
弟子が、そっと寄り添った。
長嶋茂雄さん(77)と松井秀喜さん
(38)の国民栄誉賞表彰式が行われた5日、
東京ドームに詰めかけたファンは、
今シーズン最多の4万6707人。
現役時代を思い起こさせる2人の雄姿に、
スタンドからひときわ大きな歓声が上がった
。
「4番サード、長嶋茂雄、背番号3」。
始球式のアナウンスの後、ユニホーム姿の
長嶋さんがゆっくりとバッターボックスに向
かうと、この日最も大きな歓声が湧き上がっ
た。
マウンドには、約10年ぶりに巨人の背番
号「55」を背負った松井さん。
打つ気満々の長嶋さんは、左手だけで内角
高めのボール球を振り抜いた。
空振りとなったが、力強いスイングに大き
な拍手が上がった。
表彰式の後、都内のホテルで行われた記者
会見で松井さんは笑顔で
「打つという殺気を感じた」。
長嶋さんは
「気持ちが高ぶりましたね。いい球だったら
打ったと思う」と振り返った。
濃密だった師弟関係を表すように、この日
の2人は、濃紺のスーツにストライプのシャ
ツ、水玉のネクタイというおそろいの姿で
登場した。
松井さんが「一緒の格好で」と提案した
ところ、長嶋さんがスーツを新調してプレゼ
ントしたという。
今日のワイドショーは、これ一色でした。
ビデオに撮って、私も観ましたが、この始球
式、打ち合わせでは、空振りで、終わる事を
確認していたそうです。
しかし、長嶋さんですね。
打ち合わせの事を忘れて、バットを当てに
行きましたね。
ビックリ!したのは、キャッチャー役だった
原監督と安部さんでした。
もっとも、安部さんは、ストライクの宣告を
きっちりしてましたが。
現役時代から、予想外の事で、ファンを喜ば
せて来た人らしい、始球式でした。
授与式の時、王さんの肩に頭を垂れた姿は、
印象的でした。
長嶋さんは、巨人軍の太陽で、王さんは、
月の様な存在です。
盛大な引退試合とセレモニーで、現役を終え
た長嶋さん、引退試合もセレモニーも無かった
王さん。
王さんの場合、事務所に現役時代の写真を
置こうと、巨人軍に写真の拝借を申し出て、
剣もほろろに断られ、週刊ベースボールの
編集部に頼んだそうです。
常に巨人軍から、優遇されて来た人と、ひたす
ら冷遇を受けて来た人。
そして、冷遇されて来た人に1つだけ、追い付か
なかった物、それが、国民栄誉賞でした。
元々、国民栄誉賞は、王さんのホームラン世界
記録を賞する為に制定された賞で、受賞第一号
は、当然、王貞治氏でした。
長嶋さん、どんな思いだったんでしょう?
ともあれ、受賞、おめでとうございます!
そろいのスーツで…松井さん提案にミスター新調
2013年5月6日10時15分 読売新聞

おそろいのスーツに身を包んで登場した
長嶋茂雄氏と松井秀喜氏
安川純撮影
脳梗塞で倒れてから9年余り、
背番号「3」をまとってグラウンドに立った
ミスター・プロ野球のそばで、日米両球界で
大きな足跡を残した背番号「55」のまな
弟子が、そっと寄り添った。
長嶋茂雄さん(77)と松井秀喜さん
(38)の国民栄誉賞表彰式が行われた5日、
東京ドームに詰めかけたファンは、
今シーズン最多の4万6707人。
現役時代を思い起こさせる2人の雄姿に、
スタンドからひときわ大きな歓声が上がった
。
「4番サード、長嶋茂雄、背番号3」。
始球式のアナウンスの後、ユニホーム姿の
長嶋さんがゆっくりとバッターボックスに向
かうと、この日最も大きな歓声が湧き上がっ
た。
マウンドには、約10年ぶりに巨人の背番
号「55」を背負った松井さん。
打つ気満々の長嶋さんは、左手だけで内角
高めのボール球を振り抜いた。
空振りとなったが、力強いスイングに大き
な拍手が上がった。
表彰式の後、都内のホテルで行われた記者
会見で松井さんは笑顔で
「打つという殺気を感じた」。
長嶋さんは
「気持ちが高ぶりましたね。いい球だったら
打ったと思う」と振り返った。
濃密だった師弟関係を表すように、この日
の2人は、濃紺のスーツにストライプのシャ
ツ、水玉のネクタイというおそろいの姿で
登場した。
松井さんが「一緒の格好で」と提案した
ところ、長嶋さんがスーツを新調してプレゼ
ントしたという。
今日のワイドショーは、これ一色でした。
ビデオに撮って、私も観ましたが、この始球
式、打ち合わせでは、空振りで、終わる事を
確認していたそうです。
しかし、長嶋さんですね。
打ち合わせの事を忘れて、バットを当てに
行きましたね。
ビックリ!したのは、キャッチャー役だった
原監督と安部さんでした。
もっとも、安部さんは、ストライクの宣告を
きっちりしてましたが。
現役時代から、予想外の事で、ファンを喜ば
せて来た人らしい、始球式でした。
授与式の時、王さんの肩に頭を垂れた姿は、
印象的でした。
長嶋さんは、巨人軍の太陽で、王さんは、
月の様な存在です。
盛大な引退試合とセレモニーで、現役を終え
た長嶋さん、引退試合もセレモニーも無かった
王さん。
王さんの場合、事務所に現役時代の写真を
置こうと、巨人軍に写真の拝借を申し出て、
剣もほろろに断られ、週刊ベースボールの
編集部に頼んだそうです。
常に巨人軍から、優遇されて来た人と、ひたす
ら冷遇を受けて来た人。
そして、冷遇されて来た人に1つだけ、追い付か
なかった物、それが、国民栄誉賞でした。
元々、国民栄誉賞は、王さんのホームラン世界
記録を賞する為に制定された賞で、受賞第一号
は、当然、王貞治氏でした。
長嶋さん、どんな思いだったんでしょう?
ともあれ、受賞、おめでとうございます!