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犠牲の柘植さん「トート」馬主
大井・高橋三師「突然でショック」
エジプト気球墜落事故
2013年2月28日 06:00 スポニチ
死亡した日本人は東京都在住の
柘植（つげ）和夫さん（６６）と
妻晴美さん（６３）、寺田康秀さん
（６３）と妻麻子さん（６３）。
４人の遺体は２６日夜、首都
カイロの軍施設に移送された。
柘植さんは南関東４競馬場
（大井、船橋、川崎、浦和）の競走
馬輸送業務を担う「東都輸送」
（東京都品川区）の会長。
馬主でもあり
「トートエスカペード（３勝）」
「スピーディトート（７勝）」
など馬名の前後に社名の「トート」
を付けていた。
競走馬は南関東４競馬場の調教
師に預け、これまで５０頭以上を
所有、３０勝近い勝ち星をあげた。
同社社長によると、
昨年４月に社長から会長に変わって
以降、夫婦で海外旅行に出掛ける
ようになり、今回の旅行前は
「少し余裕ができたので、長めの旅
をしてみたい」
と話していたという。
大井競馬所属で騎手時代から親交
があった高橋三郎調教師（６８）は
「突然のことでとてもショックを受
けています。お酒は飲まない人でし
たが、何度も一緒に楽しく食事をし
たことがあります。真面目で誠実な
方でした。これからまだまだやる
ことがたくさんあったはずなのに…」
と悼んだ。
お二組とも豪華客船でのクルーズ
旅行だった様ですね。
本来なら、気球を楽しんだ後、船
に戻り、朝食を採られる予定だった
とか。
事故が無ければ、楽しい思い出を
作れた事でしょうね。
経済的余裕が無ければ、豪華客船で
の旅行って、経験出来ませんもの。
柘植さんの場合、社長を退かれた、
これからが、奥様との2人だけの
時間を大切に過ごされるはずだった
んでしょう。
運命とは、皮肉なものですね。
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犠牲の柘植さん「トート」馬主 大井・高橋三師「突然でショック」
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