http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141211/frn1412111830006-n1.htm
朴政権、終わりの始まりか
元側近の国政介入疑惑が“痛手”
支持率初40%割れ
2014.12.11 ZAKZAK
元側近による国政介入疑惑で揺れている朴槿恵
(パク・クネ)大統領の支持率が急落している。
韓国の世論調査機関「リアルメーター」は10
日、朴氏の支持率が39・7%になったと発表。
同社による朴氏の支持率調査が30%台に落ち
込んだのは、2013年2月の就任後初めてだ。
支持率崩壊は、朴政権の終わりの始まりなのか
。
リアルメーターは、韓国JTBCテレビの依頼
で7、8の両日に世論調査を実施し、39・7%
という史上最低支持率を記録した。
今月5日実施の前回調査では42・2%で、
2・5ポイント低下した。
任期末期に27・9%まで落ち込んだ盧武鉉
(ノ・ムヒョン)元大統領や、就任直後の
2008年5月に米国産牛肉問題で25・4%に
低下した李明博(イ・ミョンバク)前大統領と比
べればましだが、支持率30%台は、朴政権に
とってどういう意味を持つのか。
朝鮮半島問題に詳しい龍谷大学社会学部の
李相哲教授は、
「朴大統領には、父の朴正煕(パク・チョンヒ)
元大統領の時代からの『コンクリート支持層』が
40%いるといわれている。30%台は、その
支持層からも離反者が出ている可能性があると
いうこと。見方によっては深刻な状態といえる」
と解説する。
4月のセウォル号沈没事故の直後、同社による
朴氏の支持率調査は下落したが、50%は割ら
なかった。
それだけに、元側近の国政介入疑惑の“痛手”
の大きさが浮き彫りになっている。
一連の問題は、世界日報が11月28日付で、
韓国大統領府の内部文書をもとに、朴氏の国会
議員時代の秘書室長を務めた鄭(チョン)ユン
フェ氏が、大統領府の総務秘書官らと定期的に
秘密の会合を持ち、国政に介入していたと報じ
たもの。
鄭氏は世界日報の記者を名誉毀損で告訴して
おり、今月10日、ソウル中央地検に事情聴取
のため出頭。
国政介入疑惑を全面的に否定したとみられる。
朴氏は7日、一連の問題について
「チラシ(証券業界の情報誌)にでも出てくる
ような(疑わしい)話」と発言し、国政介入
疑惑を認定しない方向へ検察捜査を誘導しかね
ないと、批判に拍車をかける展開にもなった。
前出の李氏は、
「内部文書の真偽はともかく、文書流出事件で、
国民は朴大統領の統治能力に問題があるのでは
と思っている。朴大統領の動きはなかなか見え
ず、そんな中でいろんな噂が立つので、何を
やっているのだという気持ちもある。今後、
支持率が戻るかどうかは捜査の行方次第だろう」
とみている。
「側近政治」をめぐるゴタゴタは、朴氏にかつ
てない打撃を与えている。
朴さんの人気、どんどん下がって行くでしょう
。
正直、これほど、露出度の低い大統領って、
世界的に見ても珍しいのでは?
こんな状況では、国民にも疑心暗鬼が、生まれ
るでしょう。
その真意、行動が、国民には、判らないのです
から。
不信感は、増して行くばかりでしょう。
そして、そんな大統領が、後、3年以上の期間
居座わるのですから、韓国の不幸は、続いて行
きます。
どこまで、衰退して行くのか?楽しみです。
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朴政権、終わりの始まりか。元側近の国政介入疑惑が“痛手” 支持率初40%割れ。
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