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加藤紘一氏三女 世襲だって楽じゃない 魔物潜む“ブランド”
12・14衆院選 政怪ウォッチ
2014年11月30日 05:30 スポニチ
山形県酒田市の事務所開きで、有権者と握手
する加藤鮎子氏
Photo By スポニチ
自民党元幹事長の加藤紘一氏(75)の三女、
加藤鮎子氏(35)が、山形3区で立候補を予定
している。
米コロンビア大卒の美人で、自民党が期待する
新たなマドンナ候補。
前回落選した父の敵討ちを誓っているが、選挙
区内の地域対立も絡み、苦しい戦いを強いられ
そうだ。
鮎子氏は29日、夫の賢明氏(35)と酒田市
に接する遊佐町の事務所開きに出席した。
今回の選挙でも屈指の美人候補。
白のジャケット、グレーのパンツ姿という落ち
着いた服装でも華がある。
握手した支援者からは
「父さんに似なくて良かったね」との声も上がり、
ドッと笑いが起きた。
4人きょうだいの三女。
性格は「おっとり型の父と正反対」と評判で、
バイタリティーにあふれている。
慶大卒業後、米コロンビア大に留学。
帰国後、財団法人日本国際センターなどで勤務
し、紘一氏や野田聖子議員の秘書も務めた。
2歳の長男の母。
イケメン夫の賢明氏はエリート証券マンだった
が、退職して山形に移住。
コンサルティング会社の代表を務めながら、
妻の活動をサポートしている。
「輝く女性」を掲げながら、女性閣僚2人が辞任
した自民党からも、新マドンナ候補として大きな
期待が懸かる。
紘一氏の側近だった谷垣禎一幹事長は
「山形3区は最重点地区の一つ」としている。
だが祖父精三氏に始まり、父紘一氏から受け継
いだ“加藤ブランド”には魔物が潜んでいる。
願いを聞き入れられなかった有権者の恨みが
変化した、いわば妖怪「ウラミブシ」だ。
政界のプリンスと呼ばれた紘一氏への、地元の
思いは複雑。
「紘一さんは国政ばかりで地元に何もしてくれな
かった。高速道路も造ってくれなかった」
と話す人もいる。
それでも「地元から首相を出したい」という強
い思いで支えられてきたが、「加藤の乱」などで
中央政界で失速すると、地元での求心力も徐々に
低下。
体調不安説も流れ、前回の落選につながった。
25日に行われた酒田市の事務所開きでは、
後援会幹部から
「紘一さんへの恨みも背負ってくれると期待して
いる」と激励を受けた。
各事務所には「地域を守る母になる」と書かれ
たのぼりが立てられている。
自身の命名の由来に掛けて
「鮎(あゆ)は海に出て大きくなり、地元に帰っ
てくる魚です」と力を込めた。
成るほど、地元民から恨みをかっているのですね
。それも背負わなきゃいけないのは、確かに辛い
ですね。
しかし、国政に携わる政治家に利益誘導を望むの
は、有権者として、そろそろ止めるべきでは?
国会議員は、国の事に集中して貰って、地元の
利益は、県議らに期待する様に変わる方が、良い
様に思います。
そう言う意味では、加藤さんは、国政集中だった
んですから、正しい姿で有った。と、思います。
地盤も組織も持ってるんですから、やはり、世襲
の方が、有利でしょう。何だかんだ言った所で。
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加藤紘一氏三女 世襲だって楽じゃない。魔物潜む“ブランド”。
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