http://www.sankei.com/west/news/141111/wst1411110058-n1.html
「右足首に5体の霊が」「一家で焼身自殺」…不安につけ込む“開運商法”東日本大震災後に急増、僧侶らが業者と組むケースも
2014.11.11 21:15 産経新聞
開運商法で得た所得を隠したとして、大阪市の
開運グッズ販売会社「アドライン」(解散)の
元実質経営者や大阪国税局OBで同社顧問税理士
ら5人が11日、法人税法違反容疑で大阪地検
特捜部に逮捕された。
ブレスレットや数珠などのグッズを購入させ、
さらに「悪霊がついて開運効果がない」と不安を
あおって高額の祈●(=示へんに寿の旧字体)
(きとう)サービスなどを勧める開運商法。
被害相談は社会不安が広がった東日本大震災
以降、大幅に増加した。
今回のように最近は宗教関係者が業者と連携
するケースもあり、手口の巧妙化が進んでいる。
消費者庁によると、同社は雑誌などに1万円
の開運ブレスレットの広告を掲載。
購入客に
「試しに宝くじを買って効果を確かめ、結果を
『無料サポートセンター』に伝えてほしい」と
連絡し、「効き目がない」と苦情を寄せた購入
客には、携帯電話のメールで本人や家の写真を
送らせた。
「右足首に5体霊がついている」
「一家で焼身自殺をしたり、考えられないこと
が起こる」。
ここで購入客を恐怖に陥れた上で、「除霊」
名目で100万円単位の祈●(=示へんに寿の
旧字体)料を繰り返し支払わせたという。
国民生活センターによると、グッズ購入後に
高額の祈●(=示へんに寿の旧字体)などを勧
める開運商法の被害相談はここ10年で増加。
東日本大震災が発生した直後の平成23年度
は千件を突破し、前年度に比べて倍増した。
1人あたりの平均被害額も増加傾向にあり、
16年度は11万7千円だったが、25年度に
は99万8千円に達した。
開運商法被害弁護団(山口広弁護団長)に
よると、最近では僧侶ら宗教関係者が業者に堂
々と協力し、客を信用させた上で祈●
(=示へんに寿の旧字体)などの契約を結ぶ
ケースも出ている。
弁護団事務局長の川井康雄弁護士は
「震災の影響に加え、摘発の厳しい振り込め
詐欺グループから開運商法への乗り換えも相次
いだ」と分析。
「占いに普段関心がない人もさまざまな悩みを
抱える中で標的になる可能性があり、警戒して
ほしい」と訴えている。
載せようと思いながら、載せて無かった記事で
す。
昔、大いに問題と成った、霊感商法とは、違っ
てますね。教団が、存在してない様ですから。
開運商法も詐欺と言えば、詐欺なんですが、
たまに、本当に運が開ける人もいる様なんで、
詐欺と認定して、取り締まるのは、難しい部類
でしょうね。
しかも、売ってるものが、高額とは、言えない
だけに。
まあ、近づかないのが、一番です。
因みに、昔から言われてる言葉で、
「いわしの頭も信心から。」「信じる者は、救われ
る。」
その辺の石ころでも、開運に繋がると信じ込めば、
運が、開ける事も有ります。
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古い記事ですが。「右足首に5体の霊が」「一家で焼身自殺」…不安につけ込む“開運商法”
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