http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141025/dms1410251529006-n1.htm
中国人、日本で「紙おむつ」買い占めのワケ
兵庫では逮捕者も
2014.10.25 zakzak
日本製の乳幼児用紙おむつの人気が中国で高まり、
日本の店頭で買い占めが横行している。
兵庫県内では在留資格外の紙おむつの買い付けを
したとして、兵庫県警が入管難民法違反
(資格外活動)の疑いで中国籍の男3人を逮捕する
事態に発展した。
中国では近年、粉ミルクに有害物質が含まれる
問題が相次ぎ、海外での買い占めが問題化。
専門家はおむつの買い占めについても
「中国製育児用品の信頼低下が影響している」と
指摘している。
兵庫県警によると、中国籍の男3人は7~8月、
神戸、明石、姫路の各市の店舗で、調理師の在留
資格で入国しながら、紙おむつを買い付けたとして
いる。
3人は5日間で店頭価格1500~2000円の
紙おむつ990パックを購入。
出入りしていた明石市の倉庫には約1万パックが
保管されており、滋賀県で中華料理店を経営する
中国籍の20代の男性が買い取っていたという。
県警は中国に輸出・転売されていたとみて流通
経路などを調べているが、買い占められた紙おむつ
は主に花王の「メリーズ」だった。
花王によると、中国では「肌に優しい」と人気で、
店頭では日本よりも高額で売られている。
中国人らによる買い占めの影響で、日本では品薄
状態が続いているという。
関西で国産紙おむつの輸出業を営む男性の事務所
には昨春、中国人の若者数人が訪れ、
「紙おむつを売ってほしい。卒業したらおむつの
輸出ビジネスを始める」などと持ちかけられたが、
買い付けが許されていない留学生を名乗ったため断
った。
男性は
「同業者には在庫が盗まれる被害も出たと聞いてお
り、うちは倉庫の場所を秘密にしている」
と声をひそめる。
花王は中国市場を重視し、現地工場製の新製品を
優先投入する方針を表明しているが、関税や手数料
などで店頭価格が高くなる日本製品の買い占めは
とまらない。
なぜ、中国で日本製がこれほど人気を呼んでいる
のか。
中国では2008年、腎臓障害を起こす有害物質
「メラミン」が含まれた国内製粉ミルクを乳児が飲
み、死者を含め5万人以上の被害者を出す事件に
発展。
その後も発がん性物質や水銀が検出され、欧米で
は中国への転売などを目的とした粉ミルクの買い占
めが社会問題化するほど、国産育児用品の信頼が
低下しているという。
中国の子育て事情に詳しい「情報教育研究所」
(埼玉県)の山岡テイ所長は
「中国では一人っ子政策の中で大事に育てられた世
代が親になり、都市部の可処分所得の大きい家庭で
は、価格が高くても品質のいい外国製の育児用品を
使うことが子供への愛情の証しとみられている」
と説明している。
国民が、自国製品を信用しない国の経済が、発展す
るとは、思えませんが。
実際、経済成長も頭打ちの成って来てるのも当然の
事ですね。
これで、進出してる海外の企業を追い出してしまっ
たら、中国経済ガタガタでしょう。
どうするんでしょう?
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中国人、日本で「紙おむつ」買い占めのワケ。兵庫では逮捕者も。
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