http://www.sankei.com/world/news/141016/wor1410160044-n1.html
日韓、慰安婦・朝日誤報めぐり国連委で論戦
「クマラスワミ報告ある」「記事は取り消された」
2014.10.16 19:43 産経新聞
【ニューヨーク=黒沢潤】
国連総会第3委員会(人権)で15日、
「女性の地位向上」をテーマにした特別会合が
開かれ、慰安婦問題をめぐって韓国と日本が
激しい論戦を繰り広げた。
朝日新聞が慰安婦問題に関する「吉田証言」
の記事を誤報として取り消して以降、日韓が
国連の場で慰安婦問題について議論するのは
初めて。
韓国の韓忠煕(ハン・チュンヒ)国連次席
大使は演説で、
「慰安婦の事例は、戦時下の問題が未解決と
いうことを示している」と強調。
また、元慰安婦の高齢化が進む中、
「差し迫った、現在も進む人間の尊厳の問題
に、(日本政府は)遅滞なく対応すべきだ」
と迫った。
これに対し、日本国連代表部の久島直人
公使は答弁権を行使し、
「日本は女性の人権尊重を重視し、元慰安婦
を救済してきた」と反論。
また、
「安倍晋三首相は、筆舌に尽くしがたいつら
い思いをされた方々のことを思い、心を痛め
ている。歴代首相と全く変わりない」
と強調した。
韓大使はこれに対し、慰安婦を「性奴隷」
と位置づけた国連人権委員会報告書
(クマラスワミ報告)などに言及した上で、
「慰安婦問題に関する日本政府の法的責任は
依然としてある。(クマラスワミ報告などは
)日本政府に法的責任を受け入れ、被害者ら
に賠償するよう勧告している」と主張した。
さらに
「日本の政治指導者の中には河野談話を見直
すような動きもある」などと指摘し、
日本政府として責任を認め、必要な措置を講
じるべきだと述べた。
2回目の答弁権を行使した久島公使は、
「法的責任の問題については完全かつ最終的
に解決している」と反論。
クマラスワミ報告に関しても、
「報告書に強い影響を与えたとみられる朝日
新聞の記事は最近、誤報として取り消された」
と述べ、日本の責任を問う根拠として不十分
との考えを表明した。
また、
「安倍首相は河野談話を見直すつもりはない
と繰り返し話している」とも述べた。
韓大使はこの後、最初の反論とほぼ同じ
趣旨の主張を繰り返したが、朝日新聞の記事
撤回に関する言及はなかった。
韓国としては、朝日が、誤報を認めて以降は
言葉の根拠を失ってしまってるだけに、本格
的な責めは、行い辛い立場となってるだけに
同じ事を繰り返すしか、方法は、無くなって
居る様に思います。
間違った認識に基づいてるのですから、いず
れは、訂正されなきゃならない訳で、正しい
歴史に戻る事となるでしょう。
その時、韓国の主張は、通らなくなってるで
しょう。
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日韓、慰安婦・朝日誤報めぐり国連委で論戦 「クマラスワミ報告ある」「記事は取り消された」
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