http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/10/14/kiji/K20141014009101660.html
ラッパのマークなしが決め手
「正露丸」類似訴訟が終結
大幸薬品の敗訴確定
2014年10月14日 17:27 スポニチ
ラッパのマークで知られる胃腸薬
「セイロガン糖衣A」を販売する大幸薬品(大阪)
が、キョクトウ(富山)の販売する
「正露丸糖衣S」が類似商品だとして表示の使用
差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷
(金築誠志裁判長)は14日までに、大幸薬品の
上告を受理しない決定をし、請求棄却の二審大阪
高裁判決が確定した。
決定は9日付。
同種の薬は日露戦争後から多数の業者が
「征露丸」の名称で販売し、第2次大戦後は
「正露丸」が広く用いられるようになったとされ
る。
一、二審はキョクトウの商品の箱にラッパの
マークがない、と表示の類似性を否定した。
一、二審判決によると、大幸薬品は1981年
に現在の表示でセイロガン糖衣Aの販売を開始。
一方、キョクトウは2009年から正露丸糖衣
Sを売り出した。
大幸薬品としては、不本意でしょうが、已む得な
いですね。
最高裁まで、争っての結果ですから。
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ラッパのマークなしが決め手。「正露丸」類似訴訟が終結。大幸薬品の敗訴確定。
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