http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090048-n1.html
【韓国に問う】
振り上げた拳下ろせない朴政権…「国際的な威信が失墜」呉善花・拓殖大教授
2014.10.9 21:27 産経新聞
呉善花・拓大教授(甘利慈撮影)
韓国検察が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長
(現東京本社社会部編集委員)を在宅起訴した。
権力者に関する報道を名誉毀損(きそん)の罪に
問うという、民主主義のルールを逸脱した判断だ。
加藤編集委員は東京に異動が決まっていたのに、
韓国からの出国を禁じられ、本来の取材活動を封じ
られている。
国際社会の常識は韓国に通じないのか。
言論、表現の担い手など、国内外のさまざまな
分野の人たちに話を聞く。
1回目は拓殖大教授の呉善花氏。
◇
権力に対してジャーナリズムには自由がある。
そうでなければ、ジャーナリズムは成り立たない
。
しかも、加藤達也前ソウル支局長の記事は韓国紙
の朝鮮日報のコラムを引用したものだ。
少なくともまともな民主国家ではあり得ないこと
で、国際的に見てもとんでもないことだ。
韓国にとってこんなに恥ずかしいことはない。
国際的な威信が失墜する。
いろんな国から批判の対象になることは分かって
いたと思うが、韓国の現政権は、そんなことは関係
ないと思っている。
国際社会における国家の威信を守ることよりも、
大統領個人の威信を守ることが大事だったという
ことだ。
本来、これは韓国のマスコミが大騒ぎして立ち上
がらなくてはならない問題だ。
だが今、韓国では「反日」に関しては絶対ひいて
はいけない。
社会全体がそうなってしまっている。
朴政権に計画や戦略があったとは思えない。
最初は、産経新聞に意地悪をすることで、日本の
メディアがうんざりして、簡単に韓国を批判でき
ないようにしようと考えていたのだろう。
それもジャーナリズムへのとんでもない圧力だが、
事態は次第に大きくなり、日本の保守系メディアの
代表である産経新聞をたたくことは、「反日」の
象徴となってしまった。
それで振り上げた拳が下ろせなくなってしまった
。
韓国では「反日」に対しては右も左もない。
朴政権が今、一番恐れているのは支持率の下落だ。
国民から朴大統領は反日の手を緩めたと思われる
と非難される。
非難されると大統領の支持率は下落し、支持率が
下がれば側近は離れ、政権が危機に陥る可能性が出
てくる。
国のリーダーは、いくら反日的であっても、自ら
はそれを表に見せてはいけない。
逃げ道がなくなるからだ。
だが、朴大統領は自ら反日的な発言をするなど、
これまで反日路線を続けてきた。
それだけに、今さら反日をやめたと受け止められ
るような対応はできず、国内外の批判の間で、ジレ
ンマに陥っている。(談)
◇
【プロフィル】オ・ソンファ
1956年、韓国・済州島生まれ。看護学校
などを経て4年間、志願で女子軍隊生活を送る。
83年に来日し、大東文化大を卒業後、東京外
大学院の修士課程修了。現在は拓殖大学国際
学部教授。著書は『スカートの風』をはじめ、
第5回山本七平賞を受賞した
『攘夷の韓国 開国の日本』や
『なぜ「反日韓国に未来はない」のか』など多数
。
元々、国際的信用と言う面では、失墜してる国で
すから、今さら、落ちた所で、関係無いのでしょ
う。
面白いものですね。国際的立場を気にする国なの
に。
朴さんと言う、立派なリーダーを持ったおかげで、
韓国の交際的立場は、下落の一途と言う有様。
それでも反日の旗は、降ろせない。
反日を共にする中国とも切れない上に、経済でも
中国に依存してる訳で、今度は、アメリカから、
冷たい視線を向けられる始末。
いつ、在韓米軍が、撤退しても不思議じゃない
状況で、安全保障の危機にも陥ってるし。
反日は、日本国を委縮させる毒とならずに、韓国
社会崩壊に向かわせる毒となってるのは、本当に
皮肉な事で、大笑いですね。
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振り上げた拳下ろせない朴政権…「国際的な威信が失墜」呉善花・拓殖大教授。
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