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訪日中国人急増 背景にネット上の日本人への好感
2014.08.31 zakzak
連載:大前研一のニュース時評
政府観光局によると、7月の訪日外国人は
前年同月比約27%増の約127万人となり、
月間として過去最多になった。
円安や東南アジアからのビザの発行要件が
緩和されたこともあり、訪日客は昨年初めて
年間1000万人を超えた。
羽田空港の国際線発着枠増加やクルーズ船
の寄港増加もあり、今年は昨年を上回る
ペースだ。
月間の訪日外国人数は今年3月から5カ月
連続で100万人を超え、7月までの累計で
750万人を突破している。
特に、7月の中国からの旅行者は前年同月
比101%増の約28万人。11カ月連続で
月間の過去最高を更新している。
百度(バイドゥ)など中国のネットの掲示
板には、
「日本が嫌いなのに、なぜ日本に行くんだ」
という書きこみがあり、それに対して
「行く前は日本が嫌いだったが、行ってみる
と、日本人は親切で考えが変わった」とか、
「政府が主張する日本についてのプロパガン
ダは間違っているんじゃないか」というメッ
セージが多数書き込まれている。
ネットの世界では、日本は好感を持たれて
いるのだ。
中には
「日本人が笑っていたので、びっくりした」
というものもあった。
鬼畜のような日本人が登場する戦争映画や
ドラマを見せられていた人が、日本を訪れて、
「日本人は親切で、民度が高い」ということが
わかり、驚くようだ。
最近、日本で携帯電話を落とした中国人旅行
客のエピソードがネットで評判を呼んだ。
ホテルに戻るタクシーの中で携帯がないこと
に気がついたのだが、どこでなくしたかわから
ない。
すると、2人の日本人女性がタクシーで追い
かけてきて、携帯を届けてくれた。
「せめてタクシー代ぐらい払わせてくれ」と言
ったら、「いらない」と帰っていったという。
実は中国のネットにはこの手の話があふれて
いる。
中国からの観光客が増えた理由は他にもある。
家電量販店のラオックスは、09年から中国
の蘇寧電器の傘下となっているが、ここにきて
売り上げが急激に伸びている。
その理由を尋ねられた羅怡文社長は、
「消費税が8%に上がったから」と答えている。
というのも、客の8割が中国人を中心にした
海外旅行客で、彼らは免税の恩恵を受けられる。
つまり、「(さらに)8%引き」なのだ。
そのため、羅社長は
「消費税が上がれば上がるほど、ウチは有利に
なる」と語っている。
中国でラオックスは有名で、秋葉原の店も
中国人客であふれ返っている。
経営再建を進めてきたラオックスは、この
免税ビジネスに突破口を見いだした。
今後も拡大するだろう。
訪日する中国人は、放っておいてもどんどん
伸びていくと思う。
もう、政治的に何があっても関係ない。
ネットの普及した中国では「類は友を呼ぶ」
好循環が期待できるからだ。
日本政府は東京五輪が開催される2020年
に訪日客2000万人達成を目標にしているが、
中国人だけで1000万人はいくのではないか
。
政府が流す情報と本当の日本の姿が、違うのは
当然の事です。
嘘の情報を流してるのですから。
洗脳する為に。
日中正常化以前の時代なら、情報統制は、出来
たのですが、国交を復活させてからは、それが、
出来なくなって行ったのが、現在の中国です。
鉄のカーテンと言われたほどの強固な情報統制
が、行われ、日本=鬼畜と言う教育を施して来
たものが、カーテンを開いてしまった為に、
実際の日本を見、日本で生活をし、本当の国の
姿を知る人民が増えて行きました。
今では、インターネットが普及し、情報統制が
効かなくなって来てるのが、政府としては、
誤算でしょうね。
別に中国人に来てほしい。とは、思いませんが、
日本経済の為には、有り難い事です。
それで、マナーが良ければ言う事無いんですが。
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訪日中国人急増。背景にネット上の日本人への好感。
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