http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140723/plc14072314380020-n1.htm
オスプレイ佐賀配備は一石二鳥
南西防衛強化と沖縄負担軽減
古川知事説得は未知数
2014.7.23 14:38 産経新聞
佐賀空港=22日
自衛隊と米軍の垂直離着陸輸送機MV22オス
プレイの佐賀空港への配備は、南西防衛強化と
沖縄県の基地負担軽減という一石二鳥を見据えた
計画だ。
佐賀県の古川康知事は国防への理解があり、
政府は受け入れの政治決断を期待して白羽の矢を
立てた。
「オスプレイは水陸機動団の機動作戦の中核だ」
「配備先は水陸機動連隊と連携を確保できる場所」
菅義偉(よしひで)官房長官は22日の記者会見
で、中国の離島侵攻を抑止する上での佐賀空港の
有用性を強調した。
陸自は平成30年度までに離島防衛・奪還作戦の
主軸となる水陸機動団を新設、3つの水陸機動連隊
のうち1つを長崎県佐世保市に置く。
その連隊を輸送するのがオスプレイで、佐賀空港
は佐世保の機動連隊の拠点まで約60キロしか離れ
ていない。
機動連隊とオスプレイは一体運用され、双方の
拠点が近いことは有事での高い即応性を担保する。
政府は米軍普天間飛行場のオスプレイを佐賀空港
に暫定配備することも視野に入れている。
沖縄県の仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)
知事が普天間飛行場の5年以内の運用停止を求める
一方、その機能を移す名護市辺野古の代替施設は
滑走路などの完成まで4、5年かかり、運用停止が
間に合わない恐れがあるからだ。
米軍はオスプレイと戦闘部隊を乗せる強襲揚陸艦
を佐世保基地に配備しており、米軍にとっても即応
性で佐賀空港は沖縄以外では随一の適地。
水陸機動連隊との連携も強化でき、防衛省は
「米側を説得しやすい」(幹部)とみている。
政府は8月末までに地元の同意を得たい考え。
11月の沖縄県知事選を前に仲井真氏の求める
負担軽減の実現を迫られていることも一因だが、
1カ月余りで古川氏を説得できるかは未知数だ。
(半沢尚久)
私が、知事なら、即、受け入れます。
地方の空港で、黒字化してる所は無い程、空港
の維持費は、馬鹿になりません。
県民の血税を利用率の低い空港事業に費やすの
は、無駄も良い所。
その為、知恵を使って自治体もあります。
県営名古屋空港などは、自衛隊との併用と同時
に、ショッピングモールなどを併設してます。
他の空港では、自動車関連のイベントに貸し出
したりしてる所もある様に聞いてます。
佐賀空港をオスプレイ用に貸し出す代わりに、
空港全体の維持費、当然、整備場や要員の宿舎
等も必要になるでしょうから、全て、国の費用
で賄い交付税も多目に貰える様、条件を付けま
すね。
陸自もオスプレイを持つとの事ですから、一括
して、拠点化すれば、多少なりと、人口も増え
ます。
当然、それには、消費活動が付いて来る訳です
から、地域の活性化にもつながるでしょう。
マイナス面は、治安の問題ですね。
その辺りも国との調整は、必要でしょう。
ただ、地域浮上のチャンスが、やって来た事は、
間違い無い様に思います。
沖縄の負担を軽減する役割の一助を果たし、
国の安全保障の一翼を担う県となるのですから
悪い話では無いと、私は、思いますけどね。
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オスプレイ佐賀配備は一石二鳥。南西防衛強化と沖縄負担軽減。古川知事説得は未知数。
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