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「サムスン業績=韓国経済」止らぬ“減益”に韓国パニック…朴政権「告げ口外交」の自業自得
2014.4.29 07:00 産経新聞
サムスン電子の業績低迷が韓国経済を揺さぶっている。
韓国経済が“サムスンショック”に揺れている。
国内総生産(GDP)の約2割を占めるサムスン
電子が8日、2014年1~3月期の連結営業利益が
2四半期連続で減益になったと発表したためだ。
告げ口外交による“日本たたき”だけで国民の支持
を得てきた朴槿恵(パク・クネ)政権。
サムスンの収益悪化が鮮明となる中、効果的な政策
を打てなければ、経済崩壊も現実味を帯びてくる。
■営業利益4.3%減 二四半期連続の衝撃
サムスンが発表した14年1~3月期の連結決算
(暫定集計)によると、本業のもうけを示す営業利益
は前年同期比で約4.3%減の約8兆4千億ウォン
(約8200億円)。
営業利益の減少は2四半期連続だ。
売上高は約0.2%増の約53兆ウォン。
部門別の業績は公表されていないが、主力製品の
スマートフォン(高機能携帯電話)の減速やウォン高
などが影響したとみられる。
サムスンは前四半期(13年10~12月期)の
連結営業利益が2年ぶりの減益となり、数年来、右肩
上がりで伸びてきたサムスンの成長に“黄信号”が
ともっていた。
電機業界に詳しい日本の関係者は
「2四半期連続の営業減益というのは想像以上の衝撃
ですね。もはや稼ぎ頭のスマホでは収益を上げるのが
難しいことがはっきりした」と指摘する。
2四半期連続の営業減益とはいえ、赤字に転落した
わけでもない。
パナソニック、シャープ、ソニーなど日本の家電
各社が数年前まで赤字を垂れ流していたことに比べる
と、サムスンの経営はまだまだ健全といえる。
それでも韓国が大騒ぎをするのは、サムスンの業績
低迷はそのまま韓国経済の凋落(ちょうらく)につな
がるからだ。
■十大財閥がGDPの7割占める歪さ
韓国のGDPの約7割は現代自動車など十大財閥
企業が占めており、なかでもサムスンはその2割に達
する。
13年10~12月期に営業減益になったときは
2年ぶりとはいえ、一時的なマイナスとの見方もあっ
たが、今回の減益でサムスンの業績が下振れしている
ことは間違いない。
1月9日付の朝鮮日報(電子版)によると、
『韓国政府はサムスンと現代自動車を除外した経済
指標を発表する準備を進めている』という。
経済の実態を正確に反映させるのが狙いで、記事中
で企画財政部の関係者は
「韓国経済はサムスンと現代自に過度に依存し、統計
がゆがめられる錯視現象が起きているとの指摘がある。
政府としてもそれがどの程度かを確認する必要がある
と考えた」と述べた、としている。
「錯視現象」とは、実際はサムスン、現代自の業績に
もかかわらず、経済全体が好調と錯覚してしまうもの
で、韓国経済の現状に危機感を抱く関係者は少なくな
い。
■告げ口外交に終始のツケか…
朴政権は発足当初、情報通信技術と科学技術をベー
スに新しい製品・サービスを創出する「創造経済」を
掲げるとともに、財閥・大企業重視を是正する方針を
打ち出したが、その成果は現れていない。
「朴政権は発足以来、“告げ口”外交にのみご執心で、
財閥偏重か変わらず、そのツケが回ってくる」
と別の関係者は厳しく言い放つ。
スマホ分野は、中国企業が「低価格スマホ」を武器
にサムスンを激しく追い上げており、同時に薄利多売
のマーケットとなりつつある。
サムスンは営業利益の6~7割を稼ぎ出すといわれ
るスマホの「次」が見えておらず、豊富な資金力を
活用しても、現時点で業績が再び急上昇することは考
えられない。
『サムスン電子の業績がなければ韓国経済は昨年マイ
ナス成長を記録していたといわれるほど、国の経済
全体に占めるサムスン電子の影響力は大きいのだ』
1月8日付の朝鮮日報の社説(電子版)はこう警鐘
を鳴らす。
サムスンがつまずけば、韓国がつまずく-という
構図が現実となる日は近い。
まあ、世界一のメーカーですから、ちょっとの事で
は、沈む事も無いでしょう。
多少は、日本のメーカーにも、シェアを分けて貰わな
いと、日本の電機産業が、困った事になってしまいま
す。
ただ、大きい企業は、その企業体を維持するのにも、
莫大なお金が必要となりますから、傾き始めたら、早
いでしょう。
そうすれば、朴さんの経済浮揚構想も挫折する事で
しょう。
そうなれば、米中に泣きつく事でしょう。
さすがに、日本と言う都合の良い事は、出来ないで
しょうね。
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