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韓国船沈没 救出時に船長「一般市民」名乗る。

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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/04/20/kiji/K20140420008009260.html

韓国船沈没 救出時に船長「一般市民」名乗る

2014年4月20日 05:30 スポニチ



逮捕された旅客船「セウォル号」の(左から)
操舵手、イ・ジュンソク船長、3等航海士
Photo By 聯合=共同



 韓国南西部、珍島沖の旅客船「セウォル号」沈没事故で、
韓国政府の合同捜査本部は19日、船長のイ・ジュンソク
容疑者(68)ら3人を逮捕した。

 乗客を救助せず船を脱出したイ容疑者は、救助された際


「(自分は)一般市民」だと身分を偽っていたことも判明。

 あらためて世論の非難を浴びそうだ。

 また、16日の沈没から初めて、船内から3人の遺体が
見つかった。

 逮捕された3人は、事故当時に操舵(そうだ)室を離れ
ていたイ容疑者のほか、女性の3等航海士(25)、
操舵手(55)。

 聯合ニュースによると、イ容疑者は乗客を救護せずに船
から脱出したとして特定犯罪加重処罰法違反など5つの
容疑。

 操船を任された航海士ら2容疑者は業務上過失致死など
の容疑。

 イ容疑者をめぐっては、またまた、あきれた言動が明ら
かになった。

 19日付韓国紙、東亜日報によると、事故当時、旅客船
から救助船に乗り移った際に海洋警察に身分を尋ねられ、
「一般市民」と回答。

 近くの港に運ばれた後も、救助された人々の待機所で
乗客らに交ざったまま、事故の状況を説明することも、
救助を手伝うこともなかったという。

 また聯合ニュースによると、4年前のテレビインタビュ
ーでは

「わが社の旅客船は、乗務員の指示にだけ従って行動すれ
ば、どの交通手段よりも安全だ」と述べていた。

 今回の事故では、船長らの避難指示が遅れたことによっ
て被害が拡大した疑いが強まっている。

 聯合ニュースが乗船者名簿を調べたところによると、
本来は救助に携わるはずの航海士や操舵手、機関士ら操船
関係の職員15人は全員救助されていたことが判明した。

 一方、中央日報によると、3等航海士は調べに対し

「現場付近で速度を落として右に曲がるべきなのに、ほぼ
全速力で進んで方向を変えた」

「現場海域で操船したのは、6カ月の勤務歴で今回が初め
てだった」と供述。

 航海士は

「操舵装置がぐいっと回ってバランスを失い、統制不能に
なった」
と説明し、舵(かじ)がいつもよりかなり速く回ったと
証言した。

 イ容疑者は、韓国記者団に、事故当時の状況について

「針路を指示して、用があってしばらく寝室に行っていた
間に事故が起きた」と説明。

 事故直後、乗客に船内で待機するよう指示する放送が流
れたことについては「救助船がまだ来ていなかった」と
釈明した。

 特定犯罪加重処罰法違反は業務上過失致死より罰則が重
く、国民感情を考慮して同種の行為に重罰を科す場合に
適用される。

 イ容疑者に適用された条項の最高刑は無期懲役。

 

▽セウォル号 

 韓国北西部の仁川と南部の済州島を週2回結ぶ定期旅客
船。全長約146メートル、幅約22メートル、6825
トン。定員約920人。韓国メディアなどによると94~
12年、日本国内の定期船「フェリーなみのうえ」として
航行。12年10月に韓国側に売却。韓国側で客室を増設
など改造後、13年3月就航。





すべての責任は、船長にあります。それほど、船長の職務
は、重たいものです。

しかし、この船長にすれば、その職務よりも、自らの命が、
大切であるのでしょう。職務を放棄した事に対しても、
後悔の念は、無い事でしょう。

しかし、家族は、これから地獄をみるでしょうね。

すでにネット上では、船長家族の事まで、暴かれてる事で
しょうから、家には抗議の電話や外からは、誹謗中傷の
嵐で、家族としては、いたたまれない状況になっているの
ではないか?と、推測します。

失われた命の数を考えれば、已む無い事なんですが、家族
には、罪は無い訳で。

それでも抗議しないと気が済まないでしょう。

日本でも家族の中から、殺人犯でも出した日には、目も
当てられないのですから、ましては、韓国です。

その激しさは、日本の比では無いでしょうね。

そしてまた、気の毒なのは、操舵を任された3等航海士で
す。

初尽くしの所で、責任者の立会が無かったのですから、
彼女を責める事は、出来ません。

彼女にすれば、小型船なら練習でも操縦してたかも知れま
せんが、いきなり大型船を、それも、指導者無しで、任さ
れたのですから、事故を起こすな!と、言う方が、無理
と、言えます。

彼女にのしかかる罪の意識は、どれほどか、考えると、
気の毒を通り越して、船長に対する怒りが込み上げますね。

船長にすれば、命を捨てる程の待遇を受けていなかった。
と、言う事かも知れませんが。


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