Quantcast
Channel: Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

日産「ゴーン神話」に陰り…“独り負け”状況、浮沈の鍵握るのは。

$
0
0
http://www.sanspo.com/ad/car_bike/news/140404-1.html

日産「ゴーン神話」に陰り…“独り負け”状況、浮沈の鍵握るのは

2014/4/4 サンケイスポーツ





 6月で在任15年目に入るカルロス・ゴーン社長の
下、高い経営目標を掲げ、その達成を通じて成長を続
けてきた日産自動車が正念場を迎えている。

 トヨタ自動車が過去最高益を見込むなど競合他社が
2014年3月期の業績を大きく伸ばす勢いをみせる
中、日産の最終利益見通しは前期比4%増程度に
とどまり「独り負け」と揶揄(やゆ)される状況に陥
っているからだ。

 東日本大震災やタイの洪水被害からの立て直しに
いち早く成功した日産が起死回生をかける次の一手は、
資本提携先の仏ルノーとの一体運営。

 その成否は日産の浮沈の鍵を握ることになりそうだ。

 
「中期経営計画の目標達成に寄与してもらう。みなさ
んには結果を出すことに集中してもらいたい」。

 日産の横浜本社で開かれた1日の入社式で、
新入社員にこう呼びかけたゴーン社長の発言が伝わる
と、社内に緊張感が走った。

「コミットメント(目標必達)経営」を標榜(ひょう
ぼう)するゴーン社長が全社員に出した指示とも受け
取れたからだ。

 11年6月に打ち出した経営目標「日産パワー88」
では、収益力を示す売上高営業利益率と世界シェアを
17年3月期までに8%に引き上げることを掲げた。

 しかし、折り返し地点となる14年3月期の営業
利益率は4%台の見通しで、世界シェアは6%台に
とどまる。

 

◆停滞感否めず

 目標発表時にゴーン社長は

「多大な努力が求められるハードルの高い経営計画」
としたものの、他社の営業利益率が軒並み6%に高ま
る中で日産の停滞感は否めず、同社幹部も
「結果は弱い」と出遅れを認める。

 現状維持からの脱却には

「リコールの増加や米国でのインセンティブ(販売
奨励金)の多さといった問題が要因」
(アンディ・パーマ副社長)といった課題の解決と
ともに、「聖域なしの改革」が欠かせない。

 その象徴としてゴーン社長は昨年11月、日産パワ
ー88の停滞を理由に当時の志賀俊之最高執行責任者
(COO)を副会長に退かせる更迭人事を断行した。

 苦境の中でも、ゴーン社長は日産パワー88の旗を
降ろす気配をみせていないのはなぜか。

「仏ルノーとの提携関係の強化が大きな成果をもたら
すと見込んでいるため」(自動車業界関係者)
とみられる。

 


◆7割に共用部品

 今月1日に立ち上げた新体制では日産とルノーの
研究開発、生産技術、購買、人事の4部門を一体的に
運営。

 従来と比べ、16年までに関連コストを年間で43
億ユーロ(約6170億円)引き下げるという野心的
な取り組みがもくろみ通りの成果を生めば営業利益率
の大幅改善が見込める。

 今後、両社の工場を状況に応じて相互に活用する
機動的な態勢をとるとともに、共通化した部品を組み
合わせて生産する車種を、18年をめどに全体の7割
に高める計画だ。

 最近は少なかったヒット商品が生まれたことも目標
継続を支える要因となっている。

「キャシュカイ」「ジューク」といった欧州発のスポ
ーツ用多目的車(SUV)が、中小型では他社にない
サイズとデザインとして人気を集め、

「不振だった欧州事業の立て直しにつながった」
(中村史郎常務執行役員)。

 それだけではなく、日産全体の世界販売も下支えし
ている。

 ただ

「欧州の自動車市場の不振で業績が低迷するルノーと
の一体運営は、もろ刃の剣。ルノーの不振を補う形が
増えれば日産が抱えるリスクが大きくなる」
(証券アナリスト)との指摘もある。

 陰りが否めない「ゴーン神話」の復活の先行きは、
まだ見通せない。

(飯田耕司)





1人負け?そんな感じは、受けないのですが、データで
は、ハッキリと出てるんでしょうね。

確かに、国内の自動車生産台数では、TOYOTA、ダイハツ
、スズキとTOYOTAを除けば、軽自動車を得意とする企業
です。

本当の1人負けと言って良かったHONDAが、NBOXで、息を
吹き返しただけに、日産としても、軽で巻き返しを計り
たい所でしょう。

まあ、HONDAも国内販売が持ち直しただけの事で、欧州
では、悲惨な状況と聞いてます。

世界的に見れば、日産は、そんなに苦境には、立ってな
い様に思うのですが。

ルノーとの統合も上手く行くと思いますしね。

何せ、TOPが、同じ人なんですから。

統合出来れば、開発費も抑える事が、可能となるでしょ
う。

企業にとって、研究開発は、生命線ですが、どれほど、
お金が掛るか?判らない事業でも有ります。

それが、圧縮出来れば、これほど良い話は無いでしょう。

10億円以上もの役員報酬を貰ってるんですもの、回復
させなきゃ、給料泥棒もいい所でしょう。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7748

Trending Articles