http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140323/scr14032321000005-n1.htm
【無観客試合】
両サポーター、バーやPVに集結
「こんな思い二度としたくない」
2014.3.23 20:55 産経新聞
同点ゴールが決まり、両手を突き上げて喜ぶ
浦和サポーターら
23日、さいたま市浦和区の
「TINA LOUNGE」
Jリーグ初の無観客試合となった浦和-清水戦。
スタジアムで応援するはずの両チームのサポータ
ーは、スポーツバーやパブリックビューイング(PV)
に集まり、声援を送った。
■浦和サポーター
浦和や日本代表の試合を毎回中継している
さいたま市浦和区のスポーツバー
「ティナラウンジ(TINA LOUNGE)」は、
120の客席が浦和のチームカラーである赤一色に
染まった。
同店経営会社の社員、井上幸之助さん(49)は
「普段はみんなスタジアムにいるので、ホームゲー
ムで満席は見慣れない光景」と目を丸くした。
「ああ…」。
試合開始となる午後3時すぎ、無人のスタジアム
の映像が映し出されると、店内は大きなため息に包
まれた。
それでも、阿部勇樹選手が、差別の根絶を宣誓
する映像には画面に向けて大きな拍手。
北区の会社員、作田哲也さん(28)は
「同じユニホームを着て、国籍に関係なく応援する
のがサッカー」と静かに選手を見つめた。
千葉市の会社員、玉井遥万さん(24)も
「今回の件をきっかけに、一番クリーンなチーム
になってほしい」。
「よっしゃー!」。
1点を追う後半、同点ゴールが決まると、店内
のボルテージは一気に最高潮に。
試合後、岩槻区の会社員、青木昌美さん(38)
は
「選手の近くで応援できなかった清水ファンに申
し訳ない」と気遣っていた。
■清水サポーター
清水のホームスタジアム
「IAIスタジアム日本平」(静岡市清水区)で
23日に行われた無料のパブリックビューイング
には、サポーターら約2300人が駆けつけ大き
な声援を送った。
試合開始10分前、無人の埼玉スタジアムの
風景が大型スクリーンに映し出されると、チーム
カラーのオレンジに染まったスタンドから大歓声
が上がった。
埼玉スタジアムのチケットを購入していたと
いう静岡県沼津市、会社員、江藤喬さん(45)
は
「悔しいよ。こんな思いは二度としたくない。
騒ぎを起こしたサポーターは反省してほしい」
と憤りを抑えきれない様子。
前半19分、清水が長沢のシュートで先制点
を奪取すると、スタンドではハイタッチの嵐。
結局、1-1の引き分けとなったが、静岡市
駿河区の会社員、森川由美子さん(51)は
「私たちの熱い思いは、埼玉スタジアムまで届
いたと思う。応援できてよかった」
と目を潤ませていた。
清水サポーターが、再び、経験するのか?どう
か?は、判りませんが、浦和のサポーターが、
再び、経験する可能性は、高いでしょうね。
そうそう、ファンの意識が変わるのは、期待出
来ませんから、また、騒ぎを起こすと、私は、
思ってます。
その時の対戦チームとサポーターは、迷惑な事
だとは、思いますが、已む無い事です。
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両サポーター、バーやPVに集結 「こんな思い二度としたくない」
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