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古いきじですが。「犯人は周りにいる」京都精華大生殺害事件、仲間たちは漫画の力で社会に呼びかける

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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131221/waf13122107000003-n1.htm

【衝撃「未解決」事件の核心】
「犯人は周りにいる」京都精華大生殺害事件、仲間たちは漫画の力で社会に呼びかける…
凶暴、無慈悲な犯人、許すまじ

2013.12.21 07:00  産経新聞



平成19年1月15日夜、京都市左京区岩倉の
路上で男に刺殺された千葉大作さん
(高校の卒業アルバムから)。
事件からまもなく7年になるが、犯人特定には
いたっていない











 12月7日、紅葉目当ての観光客や修学旅行生が
次々と訪れるJR京都駅前に、京都府警の捜査員たち
の姿があった。

 発生から7年近くを経た今も解決していない京都
精華大生殺害事件。警察庁が捜査特別報奨金制度の
対象期間の1年間延長を決めたことを受け、捜査員
らが犯人の似顔絵や特徴が書かれたチラシ入りの
ポケットティッシュを行き交う人々に手渡した。

 新しいチラシとポスターには「あっ!もしかして
…」の文字。

 どんな些細(ささい)な情報でもいいから寄せて
ほしい-。

 捜査員らのそんな願いがにじみ出る。

 用意した1千個のポケットティッシュは、20分
ほどですべて配り終えた。




■悔しさを胸に定年退職迎えた刑事たち

 京都駅前での活動は、事件が発生した平成19年
以来2回目。府警では、事件発生日などに事件現場
などで広報活動を行ってきた。

 今回、あらためて京都駅前で観光客らにチラシを
配り、情報の網を他府県にも拡大させた背景には、
捜査が進展しない現状への苦悩も浮かぶ。

 捜査幹部は

「犯人はどこに潜んでいるかわからない。観光客に
呼びかけることで幅広く情報を求めたい」と話した。

 事件発生からまもなく7年。

 発生当時から携わり続ける捜査員は、ほとんど
いなくなった。

 犯人を逮捕できなかった悔しさを胸に、定年退職
を迎えた刑事もいる。

「わずかでも情報が入るきっかけになれば…」。

 捜査幹部はそう口にする。

 明るければ、王城鎮護の山としてあがめられてき
た比叡山を間近に望める京都市左京区岩倉の叡山
電鉄沿いの地元の幹線道路。

 そのすぐ脇で悲惨な事件は起きた。

「もう7年になりますか…。ここもあのころとは
ずいぶん変わりました」。

 地元の男性がつぶやく。

 現場となった畑の一部は事件後造成され、しゃれ
たアパートが建てられた。

 事件の痕跡がうかがえるのは、歩道の脇に飾られ
た花々と、情報提供を呼びかける府警の立て看板
だけだ。




■「あほ、ぼけ」…大声で怒鳴る男

 平和な光景が似合うこの場所も、夜は景色が一変
する。

 近くにある京都精華大のマンガ学部1年、
千葉大作さん=当時(20)=が、何者かに刃物で
めった刺しにされたのは、19年1月15日午後
7時45分ごろのことだ。

「いっぱい刺された。救急車を呼んでください」。

 道路脇の畑から歩道にはい上がり、通行人に助け
を求めた千葉さんだったが、搬送先の病院で亡く
なった。

 事件前、体を大きく左右に揺らせて千葉さんに迫
り、「あほ、ぼけ」などと大声で怒鳴る身長170
~180センチの男の姿を複数の通行人が目撃して
いた。

 男が自転車に乗っていたことから、下鴨署捜査
本部は、近所に生活エリアがあり、通行トラブル
などから犯行に至ったと見立てた。

 その粗雑な手口や目撃者の多さを考えても、逮捕
は時間の問題とみられた。

 しかし、いまだに凶器の刃物さえ見つかっていな
い。

 府警は目撃情報や聞き込み、現場の鑑識活動など
から犯人像を絞り込み、似顔絵やポスター、チラシ
を作成、掲示や配布を続けている。

「(似顔絵に)似た人を知っている」

「心あたりがある」…。

 捜査本部に寄せられた情報は700件を超える。

 今も32人態勢で捜査が続く。

 捜査員は

「今も情報が1件もない月はない。寄せられた情報を
一つ一つ精査して確実に調べていく」と決意を込める。




■「目を覚まして、自首して」母の叫び

「千葉さんが大好きだった漫画の力で解決できないか」

 千葉さんを知る大学の教員や学生たちは、協力して
情報提供を呼びかける漫画冊子を作り、事件が起きた
1月15日などに合わせ配布を続けている。

 千葉さんを知る学生の話を基に、講義を担当して
いた教員が描き上げた。

 多い年は一度に5千部を用意。

 なくなっては印刷することを繰り返し、来年4回目の
増刷を予定する。

 事件から3年後、同級生の卒業を機に継続が危ぶまれ
たこともあったが、配布は今も続く。

 全国から同級生たちが駆けつけることもある。

 事件さえなければ、刷る必要のない冊子の表紙で千葉
さんがほほ笑む。

『犯人は何気ない顔をして日常にとけこんでいるつもり
なのだろう。皆さんのまわりに犯人は潜んでいるかも
しれない… 犯人を見つけるのはあなたなのです』。

 最後のぺージはそう結ばれている。

 大学の研究室の壁には、千葉さんが生前、学園祭で売
ろうと友人と作ったコミック誌から抜粋した作品のパネ
ルが、今も掲げられている。

 犯人逮捕を誰よりも願う母の淳子さん。

 発生から7年近い月日が流れるなか、残虐な殺人事件
が後を絶たないことに

「世の中がどのような方向に進んでいけば、大作のよう
に理不尽に命を落とさないで済むのかを、考えずには
いられません」と心境を吐露する。

 そして、最愛の息子を奪った犯人にこう呼びかけ続け
ている。

「目を覚ましてください。取り返しのつかないことをした
ことをはっきり認め、自首してください」

 本人が逃れきったつもりでも、思わぬ弾みで誰かに真相
を打ち明け、それが犯人逮捕につながった事件も少なく
ない。

 捜査を打開するのは、寄せられる情報しかない。

 


■京都精華大生殺害事件 

 平成19年1月15日午後7時45分ごろ、京都市左京
区岩倉の路上で、京都精華大マンガ学部1年の千葉大作
さん=当時(20)=が胸や腹など十数カ所を刃物で刺さ
れ、死亡した。

 京都府警は殺人事件と断定し、下鴨署に捜査本部を設置、
現在も32人態勢で捜査を続けている。

 有力情報の提供者に上限300万円を支払う警察庁の
捜査特別報奨金制度の対象。

 情報提供は下鴨署捜査本部
((電)075・703・0110)。







本当に、犯人は、どこにいるのか?想像付きません。

ひょっとすると、隣に座っているかも?知れないだけに、

チラシの配布などは、広域で、行った方が良いのでしょう。

こと、日本の警察の場合、殺人事件に関しては、検挙率
90%を超える様ですが、それでも、こうして、未解決の
ままの事件が、存在するのも事実。

犯人の頭が良いのか?運が良いのか?捜査の方向性が、
間違っているのか?

検挙率、究極の100%に近づけてほしいものです。

無念の思いを残したまま、亡くなった方の為にも、警察
の信頼性向上の為にも。


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