http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/15/kiji/K20140315007777450.html
iPS山中教授もコメント「複数の疑義、残念に思う」
2014年3月15日 05:30 スポニチ
STAP細胞論文の疑義に対する調査の中間報告
で、モニターに映し出された画像の説明をす
る理研の調査委員会
Photo By 共同
人工多能性幹細胞(iPS細胞)の生みの親で
2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都
大iPS細胞研究所の山中伸弥教授は14日、
「研究論文などに複数の疑義が生じていることを残念
に思う」とのコメントを発表した。
理研の調査が進められている段階のため、最終的な
調査結果の発表まで詳しいコメントは差し控えるとし、
「今後も着実にiPS細胞技術の医学応用を実現すべ
く、適切な研究活動と成果の発信に努める」とした。
▽STAP(スタップ)細胞
さまざまな細胞になる能力がある新たな万能細胞と
される。
マウスの体細胞を弱酸性の溶液に浸し、刺激を与え
る方法で、受精卵のような状態に戻す「初期化」が
できたとして注目された。
遺伝子を注入して作る万能細胞「iPS細胞」より
短時間で簡単に作製できるとされ、再生医療の分野で
期待が高まった。
本音として、中山教授としては、残念だった事でしょ
う。
自ら生みだした理論を元に、それを発展させる研究者
の登場を待ち望まれていたはずですから。
1人の研究者、チームでは、広げられる手にも資金にも
限界が有ります。
それだけに、他の研究者達の力を頼りたいと言う希望
は、有ったでしょう。
それが、若い、しかも、日本人女性研究者と言う事で、
期待は、大きかったでしょうね。
それだけに、落胆も大きいのでは?
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iPS山中教授もコメント「複数の疑義、残念に思う」
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