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とっても古い記事ですが。不可解な投資家、不自然な統計「最大のリスクは中国」。

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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140222/fnc14022210480006-n1.htm

不可解な投資家、不自然な統計「最大のリスクは中国」 
G20「影の銀行」改革どこまで

2014.2.22 10:45  産経新聞



影の銀行資金流れ





 今回のG20財務相・中央銀行総裁会議では、先行
きに不透明感が漂う新興国経済が主に議論される。

 ただ、資源輸入などを通じて新興国の景気を左右
する中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」
問題や景気減速懸念が、新興国不安の下地になって
いるとの見方も根強く、中国の経済運営のかじ取りも
大きな焦点だ。

 


■「ミステリアスな“第三者”の登場」

 米メディアがそんな紹介をしたのが、1月に中国で
高利回りの金融商品「理財商品」に返済不能
(デフォルト)の恐れが生じた際、全額買い取りを申
し出た謎の投資家だ。

 理財商品はシャドーバンキング問題の焦点。

 10%近い高利回りをうたい、投資資金をひきつけ
てきた。

 デフォルト懸念が報道されると、名前も明らかに
されない「第三者の投資家」が突然現れ、事なきを得
るという不可解な展開となった。

「混乱を恐れた中国政府の意を受けた救済策だ」
(中国経済の専門家)とも指摘されている。

 野村証券によると、2012年以降、同様の商品を
めぐる信用リスクの問題が28件あった。

 12日にも新たな理財商品の焦げ付き懸念が表面化
し、投資家が中国リスクに気をもんでいる。

 中国をめぐっては統計の水増し疑惑も出ている。

 12日に発表された1月の貿易統計で、大方の
専門家の予想に反して輸出が前年同月比10・6%増
と大幅に伸びたが、「不自然だ」との指摘が絶えない。

 大和総研の金森俊樹常務理事は

「1年前にも水増し疑惑があった。今回も香港
など主要貿易相手の数値を照らし合わせると、
不審さが残る」と疑問を投げかける。

 2008年のリーマン・ショック以降、中国は
拡大する経済力を背景に存在感を増し、インドネシア、
タイ、ブラジル、ロシアなど多くの新興国で輸出先の
上位3位内に入る。

 G20議長国のオーストラリアもその一例で、みず
ほ総研の菊池しのぶ主任研究員によると、同国の輸出
増加分の8割を占める資源関連の4割が中国向け。

「中国要因に振り回される経済構造に変質した」
(菊池氏)という。

 市場では、その中国の景気の先行きへの警戒感が強
まっている。

 製造業の景況感を示す2月のHSBC中国製造業
購買担当者景況指数(PMI)が、好不況の分かれ目
となる50を1月に続いて割り込むと、20日のアジ
アの株式市場はそろって下落した。

 一方、中国当局もこうした世界の目を意識した動き
をみせる。

 ロイター通信によると、統計水増し疑惑が出た12
日、国家統計局幹部は

「改(かい)竄(ざん)は最大の腐敗だ」として、
改竄が判明すれば処罰する方針をすかさず表明。

 金融市場の運営では、だぶついた資金を短期金融
市場から吸収する公開市場操作を約8カ月ぶりに実施
し、堅実な金融市場の運営をアピールした。

「新興国で最大のリスクは中国」(国際金融筋)
との声もある中、シャドーバンキング問題などの改革
にどこまで踏み込めるか、中国当局の発言がG20
参加国の関心を集めそうだ。





3月7日に中国の太陽光発電企業が、デフォルトしま
したが、この記事を読み限り、実際には、その前に、
1社、デフォルトしかけた企業が、有ったんですね。

何故?太陽光発電企業の時は、救世主が現れ無かった
のでしょうか?

また、国は、助けなかったのか?不思議です。

助けるほどの事も無い企業だったのか?それとも、
共産党員の関わりが、薄い企業だったのか?

今後、こうした企業は、増えて来る事でしょう。

バタバタ倒れて行ったら、面白いのですが。



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