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佐村河内氏、逆ギレ会見で墓穴… 専門家分析「誇大妄想の典型」

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20140308/enn1403081505019-n1.htm

佐村河内氏、逆ギレ会見で墓穴… 
専門家分析「誇大妄想の典型」


2014.03.08 zakzak



 現代のベートーベンと呼ばれながら、実は全聾
(ろう)が嘘であったことを7日の会見で認めた
作曲家、佐村河内(さむらごうち)守氏(50)。

 前半は謝罪に徹したものの、18年間も作曲を依頼
したゴーストライターの桐朋学園大非常勤講師、
新垣(にいがき)隆氏(43)に対して「訴える」と
逆ギレ。

 難聴とする主張も疑わしく、数々の墓穴を掘った
作曲家を専門家は「誇大妄想の典型」と分析する。

 七三分けに断髪してのぞみ、2時間35分に及んだ
会見。

 謝罪に終始するはずが、新垣氏への“圧力”にすり
替わった。

 聴力に関する新垣氏の発言は「ぜんぶ嘘」と切り捨て、
ギャラ交渉では新垣氏が金銭に執着するとにおわせ、
嘘の自伝本の構成にも加担したと主張した。

「名誉毀損で訴えると言ったのは、自身の真実を知る
唯一の当事者の新垣氏に、『これ以上しゃべるな』との
威嚇だろう。新垣氏を『イエスマン』と言ったことから
も、立場は自分が上という意識が強い」
と芸能リポーターはみる。

 一方の新垣氏は7日午後、

「私が謝罪会見や雑誌の手記で述べたことは全て真実
であり、変更することはありません」
とコメントを発表、対決姿勢を変えていない。

 佐村河内氏が譲らなかった「難聴」も説得力はゼロ
だった。

「私の障害は音がゆがんで聞こえる」
と、第三者の検証が不可能な説明で押し通そうとした
が、会見中は何度も手話通訳を挟んでいるとは感じ
させないほど「はい」と素早く相づちを打ち、報道陣
から失笑が。

 聴力に質問が及ぶとゆっくり手話を確認するなど、
演技を思わせる行動も疑念を呼んだ。

 そして佐村河内氏の人間性を浮かび上がらせたのが、

「サプライズで、義手のバイオリニストが登場したら、
みんなが感動してくれると思いました。感動すると思
いませんか?」と開き直った発言だった。

 会見の冒頭で

「闇に沈む人たちに光を当てたいという気持ちは天地
神明に誓って本物」と釈明したのも、むなしく響く。

 火に油を注いだだけの佐村河内氏について、ヒガノ
クリニック(東京)の院長で精神科医の日向野春総氏
は「会見での発言は予想通り」とし、その精神構造を

「嘘の積み重ねから、『自分は才能ある人間だ』と
誇大妄想に発展したのだろう」と分析する。

「責任を1%言いながら、80%以上は周りが悪いん
だと主張する。上から目線で、『分かってもらえない
人には分かってもらわなくてもいい』という佐村河内
氏の考え方がよく出ていた」

 家族や知人の証言によると、幼少期から度重なる嘘
で周囲と軋轢(あつれき)を生み、金銭トラブルを起
こしていたとされる佐村河内氏。

 新垣氏に代曲させながら、「天才作曲家」として
堂々と出演した大胆すぎる行動は、誰の目にも理解しが
たいものに映る。

 日向野氏は佐村河内氏の一連の言動を
「誇大妄想の典型」と指摘し、こう続ける。

「人から『ウソつきだ』と批判されても、世界は自分を
中心に回っていると確信するタイプは、批判を『些細な
こと』として聞き入れない。佐村河内氏はそうした誇大
妄想を完璧に作り上げていったのだろう」

 周囲から持ち上げられることで、妄想はどんどん肥大
化。

 考え方も飛躍していくといい、日向野氏は

「最終的に自らを『天才作曲家』と思い込んだ。みんな
に美しい音楽を聴かせて、幸せにしていることを誇りに
感じ、そうした自らの偉業に対し、誰が曲を作っている
のかなどは『些細なこと』と考えていたのではないか」
と分析する。

 新垣氏が代作していた曲についても

「新垣氏にグラフや文章で『指示書』を示していたので、
新垣氏は楽譜に音符を書いただけ、作曲は自分がしたと
考えている可能性がある」。

 誇大妄想を作り上げた要因はマスコミにもあるとし、

「通常はどこかで行き詰まるものだが、『現代のベート
ーベン』などと持ち上げられ、行き場をなくしていった」
と指摘する。

 誰しも1つや2つの嘘をついた経験はあるだろう。

「程度の問題はあるが、人間は嘘をつく生き物。幼少期
に嘘をつく傾向が強い人も、成長していく過程で周囲に
ちゃんと正してくれる人物がいれば、問題はない。誇大
妄想に発展するタイプは生い立ちとの関連が非常に強い」
と日向野氏。

 つじつまの合わない釈明を繰り返す佐村河内氏に、
世間の目は一段と厳しくなった。






誇大妄想傾向の人間か?どうか?は、別として、虚言癖
の有る人物で有る事は、確かでしょう。

演技性人格とまで、行かなかった所が、彼の悲劇かも?
知れませんね。

誇大妄想を抱かせたのは、記事にある通り、マスコミが、
持ち上げた事で、その気になって行った。と、言うのが
本当の所かな?

演技性人格の持ち主ならば、もっと完璧な聾を演じられ
たのかも知れません。

虚言癖も強い人物ならば、嘘を嘘で無く、信じ込む事も
出来たでしょう。

彼の場合は、そのいずれにも当たらなかった様です。

ですから、底を見透かされる様な質問をされたのでしょ
う。

痛い所を突かれっぱなしでした。

彼として、もっと早く、謝罪会見を開きたかった。との
事を話されてましたが、弁護士に止められた。その事
から、解任に至った様な事を話されてましたが、現実は、
逆だろう。と、私は、思ってます。

弁護士ですから、危機管理には、強いはずです。

新垣氏の会見を受け、弁護士側からは、即刻、正直な
話しをするべき。と、アドバイスが、有ったはず。

謝罪の基本は、トラブルが、有った際には、時間を置か
ない事です。

そして、正直に話す事ですね。

そうすれば、その後、追加取材など行われたとしても、
不利な材料は、出て来ませんし、こうした記事を載せら
れる事も無かったでしょう。

しかし、時間をたっぷり置き、嘘を真実とする為の
テクニックに走った為に、今後ともこの問題は、収まる
事を知らず、良い週刊誌ネタとして、追及にされる
立場となりました。

それこそ「墓穴」を掘った。と、言えますね。

おまけに、「新垣氏を名誉棄損で訴える。」と、今後、
裁判の場に、騒動を移すそうですから、彼の周辺は、
ますます、騒がしくなる事でしょう。

また、新垣氏も受けて立つ様ですから、完全に逆効果
となったのは、皮肉な事ですね。

しかし、名誉棄損で、訴えるのは、良いですが、どの
様な名誉を傷つけられたのでしょう?

その辺りが、今後出て来るだろう、訴状の起草文が、
面白そうです。

ともあれ、第2ラウンドは、裁判の場となりそうです。

新垣氏は、自ら、ゴーストライターとして、彼の嘘の
共犯者である。と、認められてます。

はてさて、佐村河内氏、その新垣氏にどの様に反論する
のか?どの様な名誉を傷つけられたと主張するのか?

何せ、耳は、聞こえる事は、彼自身認めてる事ですか
ら。

「訴える!」と、公の場で、言ってしまったのですから、
「止めます。」とは、なかなか、言えないでしょうし、
止めたら止めたで、何故?止めたのかを追及される事
でしょう。

どうするんでしょう?弁護士さん、見つかるんでしょうか
?オウムの時の、横山弁護士の様な人物が、登場するの
でしょうか?見ものです。


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