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【衝撃事件の核心】 元同居男「ぽっちゃり、好みのタイプ」 鳥取不審死裁判・前半戦ヤマ場で登場した

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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121028/waf12102812010004-n1.htm

【衝撃事件の核心】
元同居男「ぽっちゃり、好みのタイプ」 
鳥取不審死裁判・前半戦ヤマ場で登場したサプライズ


2012.10.28 12:00 産経新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

上田美由紀被告


 かつての同棲(どうせい)相手
との3年ぶりの再会は、
強盗殺人事件を裁く法廷だった。

 鳥取県で平成21年に発生した
連続不審死事件で2件の強盗殺人
罪などの罪に問われた元スナック
従業員、上田美由紀被告(38)
に対する裁判員裁判は
10月22日から、事件当時、
上田被告と同棲していた元会社員
の男性(49)=詐欺などの罪で
実刑確定、仮釈放中=の証人尋問
が行われた。

 事件前後に上田被告と行動を
ともにしており、検察側立証の
重要人物というだけでなく、弁護
側は「真犯人」と主張している。

 一つのヤマ場を迎えた公判で
元会社員は何を証言したのか。




■「上田被告は私のタイプだった」

 3日間が予定されていた元会社
員の証人尋問。

 初日の10月22日、元会社員
は黒いスーツ姿で入廷した。

 傍聴者が固唾(かたず)をのん
で見守る法廷で、元会社員は落ち
着いた低い声で、ゆっくりと検察
側の質問に答えていった。

 場面は、上田被告と元会社員が
「不倫関係」に陥り、家族を捨て
て同棲に走るまでの状況からだ。

「ぽっちゃりして話が上手。私の
タイプだった」。

 19年12月、上田被告が勤め
ていた鳥取市内のスナックに客と
して訪れた元会社員は、上田被告
とすぐに意気投合。

 翌月には男女の関係になった。

 上田被告が

「ピルを飲んでいるから大丈夫」
と言ったので、避妊はしなかった
という。

 当時は自動車のセールスマンで、
上田被告から「車を買いたい」
と頼まれた。

「妹のアケミも車をほしがって
いる」とも。

 元会社員にとって願ったりかな
ったりの展開だった。

 しかし、
事態は暗転する。アケミから

「お姉ちゃんが妊娠した」
と電話があった。

 上田被告に確認すると

「ピルを飲み忘れた。アケミが
しゃべったんか」。

 妻子のある元会社員は堕胎し
てほしかったが「双子だ」と聞
いて言い出せなかった。

 アケミからは

「お姉ちゃんは1人でも産む
つもりだけど、本当はあなたと
一緒にいたいと思っている」
と迫られる。

 その後、上田被告から

「三つ子だった」と告げられた


「お姉ちゃんが家族に出産を
反対され、自殺を図った」。

 またも、アケミから連絡が
あった。

「原因を作ったのは私だ。
なんとかしなければ」
と思ったが、家族は捨てられ
ない。

 元会社員は上田被告に
「養育費を支払う」と申し出た。

「それなら、1人1千万円だか
ら合計3千万円、今すぐ支払っ
て」。

 出せるわけがない。上田被告


「こうなったのもあなたのせい。
死んでやる」
とたたみかけてきたという。

 その頃、上田被告が購入予定
だった車の代金が支払われなか
ったため、自分で別人名義で
契約しようとしたことが会社に
ばれるなど、元会社員は仕事面
でも行き詰まっていた。

 出会って約3カ月。追い詰め
られた元会社員は家族を捨て、
会社も辞め、上田被告と同居
生活を始めた。




■妊娠ウソ、アケミはなりす
 まし


 同棲を始めて以降、元会社員
は次第に上田被告の言いなりに
なっていった。

「生活費を出せといわれ、生命
保険を解約するなどして1千万
円ぐらい渡した」。

 金がなくなると

「不幸になったのはあなたのせ
い。子供を道連れに死ぬ」
などといわれ、車の取り込み
詐欺などに手を染めるように
なったという。

 質問は2件の強盗殺人事件へ
と移る。

 トラック運転手の矢部和実さ
ん=当時(47)=が鳥取県
北栄町の海岸で行方不明になっ
たのは、平成21年4月4日
午前。上田被告から現場近くに
呼び出されると、上田被告は
全身ずぶぬれの状態で

「海に引きずり込まれた。その
後、矢部さんはおらんようにな
った」。

 矢部さんが遺体で見つかった
後には

「警察が来たら矢部さんと最後
に会ったのは4月2日だった
ことにしよう」
と口裏合わせを求められた。

 同年10月6日に川で殺害さ
れた電器店経営の円山秀樹さん
=当時(57)=の事件でも、
元会社員は

「上田被告の下半身の衣服が
ぬれていた」と証言。

「矢部さんが遺体で見つかった
ことを思い出し、嫌な気持ちに
なった」が、

「上田被告を信じたかったし、
信じるしかなかった。殺人事件
と思わなかった」
と口裏合わせに応じたという。

 元会社員は21年11月以降、
詐欺事件の共犯などとして警察
に逮捕された。

 その際、「妊娠」が嘘だった
り、「妹のアケミ」は上田被告
がなりすました架空の人物だっ
たことなどを聞かされた。

 検察側の尋問の最後、元会社
員は上田被告にこう呼びかけた。

「今さら言うことはないが、
本当のことを話してほしい」




■元会社員の証言は正しいか

 一方、弁護側の証人尋問は
翌日の23日に行われた。

 検察側が上田被告との「半生」
を描き出したのに対し、弁護側
は、事件前後の場面について
詳細を極めた質問を繰り返した。

 元会社員の記憶の曖昧さを浮き
彫りにし、証言の信用性を問う
「戦術」だった。

 まずは矢部さんが殺害された
当日の天候を質問。

 元会社員が

「小雨が降っていたと思う」
と答えると、

「服がぬれていたのは、雨の影響
だとは思わなかったのか」
と詰め寄った。

 さらに、検察側が

「元会社員は、衣服をぬらした
上田被告から『着替えの服を買っ
て』と求められた」
としている点も追及した。

--店では店員と一緒に服を選ん
  だのか(弁護側)


「最初は案内してもらったが、
ずっと一緒に選んだわけではない」

--サイズはどうか

「伝えた。上田さんから『大きめの
もの、3Lが良い』と言われていた」

--下着から選んだのか

「はっきりしないが、パンツやキャ
ミソールを選んだと思う。その後は
靴下。最後にズボンと上着」

--ズボンと上着はどこにあったか

「店の中央あたりだったと思う」

--どのくらいの数が置いてあった
  か


「記憶が定かでない」

--どんなサイズがあったか。Lや
  Mはあったか


「3Lはあったと思う。その場にL
やMがあったかどうかは記憶にない」

 事件当日に2人がラブホテルを
利用したことも質問。

「上田被告がシャワーを浴びる音が
聞こえた」
と証言した元会社員に対し、

「捜査段階では『お湯を張る音』と
話していた。説明が違う」
と詰問した。

 円山さんが殺害された事件でも
同様だ。

「元会社員は事件当時、上田被告に
指示されて待機していた駐車場で
宝くじを換金した」
とする検察側の主張に関連し、
弁護側は、元会社員に宝くじの種類
や売り場の様子などを詳しく尋ねた。

 25日にも裁判員らからの元会社
員に対する証人尋問が行われたが、
最後にサプライズが待っていた。

 弁護側が

「上田被告が黙秘権を行使する意志
を示した」
として、被告人質問を実施しないと
表明したのだ。

 弁護側によると

「現時点の証拠関係だけで弁護人が
求める結論を得るには十分と判断
している」という。

 地裁は、29日に予定されていた
弁護側の被告人質問の期日を取り消
し。

 30日には検察側の被告人質問が
予定されているが、上田被告は黙秘
権を行使するとみられ、事実上、
被告人質問は不可能となる可能性が
高い。

 上田被告は何も話さないまま結審
するのか。

 公判は波乱の展開を迎えた。




状況だけで行けば、真黒な人です
が、裁判は、提出された証拠に基づ
いて、その量刑が妥当か?どうか?
を判断する場だそうですから、今の
所、被告の方が有利でしょう。

何せ、物証が乏しいですから。

果たして、どの様な判断が出される
のか?注目ですね。


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