http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121027/waf12102707010001-n1.htm
【衝撃事件の核心】
スカイプ越し「体操服、脱ご」
女子中生を裸にさせ“ライブ中継”
2012.10.27 07:00 産経新聞
ネット掲示板「スカイプちゃんねる」には、
話し相手を求める人たちの書き込みが
あふれている
(画像は一部加工しています)
女子中学生は画面越しの男に
誘導されるまま、Tシャツを、
そして下着を脱いだ。
インターネットのテレビ電話
「スカイプ」で通話中の女子
中学生に脱衣させ、その様子を
ネットで生中継していた男が
大阪府警に逮捕、10月送検
された。
これまでにネット上で知り合
った何人もの女性から、あの手
この手で個人情報を聞き出して
いた男は、その“テクニック”
を駆使し、ついに女子中学生を
脱がせることに成功した。
だが、その目的は、性的欲求
を満たすことではなかった。
供述から明らかになった男の
意外な動機とは…。
■掲示板でターゲット物色
「誰か私と話してくれる人募集
!長く続く人がいいです」
7月23日深夜、
大阪府富田林市に住む無職の男
(25)は、ネットの掲示板
サイト
「スカイプちゃんねる」
の書き込みに目をとめた。
スカイプはテレビ電話やチャ
ット、電子データの送信など、
さまざまな機能が付いたネット
ツール。
専用の掲示板には、スカイプ
の話し相手を募集する書き込み
があふれている。
男はさっそくチャットでメッ
セージを送った。
「年いくつ?どこに住んでるの
?」
するとすぐに
「14歳の中学2年で新潟住み」
と返信があった。
2人は10分くらいのチャット
で、互いのパソコン(PC)に
カメラ機能が付いていることを
確認。
映像通話に切り替えると、
画面には顔が見えないように首
から下だけをカメラに写した女子
中学生が現れた。
自室でくつろいでいたのか学校
の体操服姿だ。
「顔、見せてよ」
試しに男が要求してみると、
女子中学生は顔の代わりに、プリ
クラの写真を送信してきた。
すんなりと写真を送ってきた
ことに手応えを感じた男は
「うまくいけば脱がせられるんち
ゃうか」
と女子中学生を追い込むため、
卑猥(ひわい)な言葉を次々と投
げかけた。
■女子中学生は下着に手を…
「胸大きそうやね。谷間みせてよ」
「体操服脱ご。着替えてよ、生着
替え」
あまりにもしつこく粘着質な男
の様子に、女子中学生は
「要求を飲めば男も満足するだろ
う」
と、下着が見えないように、器用
に体操服からTシャツに生着替え
をしてみせたという。
だが、それが逆効果だったのは
言うまでもない。
男の要求はさらにエスカレート
する。
「ブラジャー外してよ。ブラ付け
て寝たら体に悪いから。君の体を
心配してるんだよ」
そうささやかれた女子中学生は
「どうせ顔も写ってないし…」
と、カメラの前でTシャツをまく
り上げ、下着を見せてしまった。
「肌白いね。胸もいい形してる
じゃん。ちょっとだけ見せてよ、
俺も見せるから」。
男はそういうと、自分の体を
カメラに写し、
「実際どうよ俺の体。興奮した?
だから見せてよ」と持ちかけた。
要求は過激さを増す。
だが、いつしか女子中学生は
男のペースにすっかり飲まれて
いた。
言われるまま、下着に手を
かけたのだ。
「じゃあブラ外すよ」
「うん、恥ずかしがるよりも
ぱっとやった方がいいよ」
あらわになった女子中学生の
裸体は数秒間、男の画面に映し
出された。
その後われに返ったのか、
女子中学生は自らスカイプを切
り、男との通話を終えた。
■脱がせる「ゲーム」生中継
このやりとりがひそかにネット
上で不特定多数にさらされて
いたことを、このとき女子中学生
はまったく気付いていなかった。
大阪府警によると、
男は通話の途中から動画配信ソフト
「ニコ生デスクトップキャプチャー」
を立ち上げ、動画配信サイト
「FC2ライブ」
で、すべての映像を生中継したのだ
という。
動画は約2500人が視聴して
いた。
だが、視聴者はおもしろ半分の
やじ馬ばかりではなかった。
同サイトを利用していた静岡県の
男性が、この生中継動画を児童
ポルノの証拠としてダウンロード
して保存。
静岡県警と大阪府警に翌日相談
したのだ。
男性は男が以前にも女性との
スカイプ通話映像を勝手に生中継
していたことを問題視、その動向
に目を光らせていたという。
結果、男は9月19日、府警に
児童買春・ポルノ禁止法違反容疑
で逮捕された。
意外だったのは、この男のPC
に当時の映像が保存されていなか
ったことだ。
実は男の目的は性的欲求を満た
すことではなかった。
府警によると、
「女性としゃべるのが好きだった
し、動画をみた視聴者からコメン
トが寄せられることが喜びだった」
と動機について供述しているという。
捜査関係者は
「以前から、見知らぬ女性に住所や
名前を聞き出すという行為を、
ゲーム感覚で楽しんでいたようだ」
と明かす。
男はスカイプちゃんねるで女性の
書き込みを見つけては手当たり次第
にコンタクトをとり、30分以内に
電話番号を聞き出せなかったら
「負け」として、一方的に通話を
終える自主ルールを定めていたと
いう。
これまでは個人情報を得る
“勝負”だけで満足していたが、
生中継が男の価値観を変えていく。
「シナリオがなくて、この先どう
展開するかわからないところがリア
ルだったし、コメントも盛り上がっ
た」
より大きな満足感を得るために
自らハードルを上げ、
「脱がせたら勝ち」という新たな
“ゲーム”に挑んだとみられる。
■中高生に「セクスティング」が
流行?
府警によると、
今回のように、動画サイトで生
中継された児童ポルノ映像で発信
者が摘発される例は、全国的にも
珍しいという。
というのも
「サイバーパトロールはしている
が、生中継のようにデータとして
残らないものだと、発見や摘発が
難しい」(捜査関係者)からだ。
今回のケースでも、男が動画に
付けていたタイトルは
「スカイプちゃんねるで女の子と
しゃべり中」
という当たり障りないもの。
最初のうちは女子中学生と話し
ているだけで、法に抵触する内容
ではなかった。
その後女子中学生が胸を見せて
児童ポルノ映像となったのはほん
の数秒。
たまたま視聴者が証拠として
動画をダウンロードしていた
ため、立件にこぎ着けられた格好
だ。
「こうした犯罪は今後増えていく
のではないか」
と指摘するのは、ネット犯罪に
詳しい甲南大学法科大学院の
園田寿教授(刑法)だ。
その背景には互いの意思で裸体
を見せ合ったり、写真に撮って
送り合ったりする行為
「セクスティング」の流行がある。
スマートフォンやスカイプなど
を通じたセクスティングは米国
などで社会問題になっている現象
だが、園田教授によると
「数年前から日本でも中高生を
中心に広がっている」という。
だが、恋人同士だけでやりとり
するはずだった映像や写真が
ネット上に流出したり、脅迫の
材料に使われたりする例は枚挙に
いとまがない。
園田教授は
「見知らぬ相手はもちろん、恋人
同士であっても、安易に性的な
映像や写真を発信することは控え
るべきだ」と警鐘を鳴らしている
。
おかしな遊びを考えるものですね。
味をしめるくらいですから、相当
な成功率を上げていたのでしょう。
梅さんでは、無理。
会話もすぐに飽きちゃうので。
裸は、見てみたいと言う思いは、
有りますが、誘導で、脱がすのは、
無理ですね。
ゲームとしては、面白いかも?
知れませんが、秘め事として、
置いた方が、見の為ですね。
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【衝撃事件の核心】 スカイプ越し「体操服、脱ご」。女子中生を裸にさせ“ライブ中継”。
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