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古い記事ですが。宝くじに必ず大当たり!? 財布のひもを緩める「ギャンブル必勝法詐欺」

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131230/crm13123018000015-n1.htm

【衝撃事件の核心】
宝くじに必ず大当たり!? 財布のひもを緩める「ギャンブル必勝法詐欺」のテクニックとは

2013.12.30 18:00  産経新聞



 宝くじの当せん番号を教えます-。

 平成25年11月末時点で425億円を超え、過去
最悪の被害額を更新した振り込め詐欺などの特殊詐欺
事件で、宝くじや競馬、パチンコなどの情報提供名目の
「ギャンブル必勝法詐欺」の被害拡大に歯止めがかから
ない。

 際立つのが、全国で最多の被害となっている大阪府の
存在。

 特殊詐欺全体の被害が集中する東京都の2倍以上を
記録する。

 オレオレ詐欺にはひっかからないとされる
「大阪のおばちゃん」も一獲千金の夢を耳にしてしまう
と、財布のひもが緩むのだろうか…。

(五十嵐一)




■609万分の1を「的中」 3200万振り込み

「当社は、宝くじの抽せんを行っている会社から情報
を得て、当せん番号を教えることができます」

 静岡県伊豆の国市に住む無職の女性(57)にこん
な電話があったのは6月上旬のことだった。

 男は実在しない宝くじ情報提供会社の社員を名乗り、
当せん番号を事前に知っていることを証明するかの
ように、

「明日の新聞で発表される当せん番号を教えます。
ご自身で確認してみてください」とささやいた。

 男が口にしたのは、数字選択式宝くじの「ロト6」。

 1~43の数字の中から異なる6個の数字を選び、
一致した数字の数で最高2億円の当せん金が支払われ
る。

 1等当せん確率は実に609万6454分の1と
いう狭き門だ。

「当たってる。情報は本物だ」。

 翌朝、女性は新聞を開き、教えられた数字が的中し
ていることから男を信じ込んだ。

「当社が間違いなく当せん番号の情報を入手している
のがおわかりいただけたでしょう。2等の当せん番号
を運営者から教えてもらうには800万円の情報料が
必要です」

 後日、男からこう伝えられた女性は7月22日まで
の21回にわたり、50万~200万円を郵便局など
から振り込み続けた。

 結局、計3200万円を振り込んだが、女性の購入
したロト6が当たることは一度もなかった。




■当日夜にHPで発表 新聞との時間差を悪用

 この女性から現金をだまし取ったとして、警視庁は
11月、18~24歳の男12人を詐欺容疑で逮捕
した。

 男らの大半は「全く知らない」と容疑を否認して
いるが、被害者の証言などから犯行のからくりが明ら
かになった。

 ロト6の抽せんは年末年始を除く月曜と木曜の午後
6時45分に実施され、インターネットでライブ中継
されているほか、抽せん終了後の同8時にはホーム
ページで発表される。

 高齢者はこの仕組みを知らずに抽せん日翌日の新聞
朝刊で初めて当せん番号を知ることが多く、犯人グル
ープはこの時間差を悪用していた。

 抽せんのライブ中継が終わった直後に電話で勧誘
するケースもあり、捜査関係者は
「システムを悪用した巧妙な手口」と指摘する。

「詐欺の仕組みとしては極めて単純だが効果的」と話
すのは、詐欺や悪質商法での被害者心理に詳しい
立正大心理学部の西田公昭教授(53)。

 西田教授は

「犯人側が伝えた数字が的中しているという事実が
被害者側の心理的ガードを下げさせる」とした上で、

「あえて全てが的中する1等ではなく、数字がひとつ
外れた2等の当せん番号を教えるという手口もリアリ
ティーを与える」と分析する。




■24年の3倍の被害 
 首都圏はオレオレ詐欺が主流

 警察庁によると、全国で25年1~11月のギャン
ブル必勝法詐欺の認知件数は522件。

 被害総額は27億8023万円で、10億228万
円だった前年同期の3倍弱に上る。

 ロト6など宝くじの当せん番号を教えると装う詐欺
が6割を占め、総額を押し上げる要因となっていると
いう。

 捜査関係者は

「個々の被害額は大きく、泣き寝入りしている被害者
もいるはず」と前置きしながらも、

「被害者側からのめり込むタイプの詐欺。東京では
少数派だ」と打ち明ける。

 実際に、警視庁管内でのギャンブル必勝法詐欺は
毎月1桁台で推移。

 11月に10件の被害が確認されたが、それでも
全体で34件にとどまっている。

 警視庁管内では、認知件数で特殊詐欺全体の4分の
3を占めるのが、伝統的な手口のオレオレ詐欺。

 25年の流行語大賞にノミネートされた
「母さん助けて詐欺」の新名称もむなしく被害が後を
絶たない。捜査幹部は
「人の心を踏みにじる卑劣な犯行」と憤る。

「電車内にかばんを忘れ、会社の小切手をなくした」

「会社のカネで株を買っていたが、損失を穴埋めしな
くてはいけない」
などと緊急事態を装うシナリオもお決まりのパターン
となっている。

 オレオレ詐欺の多さは神奈川、埼玉、千葉など首都
圏でも共通しており、捜査関係者は

「首都圏が家族思いの人が特別多い地域というわけで
はなく、特殊詐欺の被害としては一般的な比率なので
は」と指摘する。




■大阪人「一獲千金に敏感?」 
 還付金詐欺も10倍に

 一方、首都圏とは真逆の統計が出ているのが大阪府
だ。

 府警が発表した25年1~11月の特殊詐欺の認知
件数で、オレオレ詐欺は155件と東京都の10%
未満で、特殊詐欺全体の15%にとどまるが、ギャン
ブル必勝法詐欺は76件と東京都の2倍以上となって
いる。

「取り立ててギャンブル好きなわけではないが、商人
の町という歴史から、一獲千金のチャンスに敏感に
行動するのが大阪人」と指摘するのは、

「新・出身県でわかる人の性格」など県民性について
まとめた著作を複数出版している岩中祥史さん
(63)。

 岩中さんは

「大阪の人たちが行動するときの重要なものさしは
リアリティーがあるかどうか。だましの演出次第だが、
得をする自分の姿をリアルに思い浮かべたときには、
他の県民に比べて二歩も三歩も踏み出すのが早い」
という。

 それを裏付けるように、
大阪府では「もうかりまっせ」と医療費や税金を払い
戻すと装い、現金を振り込ませる還付金詐欺も同期間
で546件と前年同期比10倍のペースで増え、全国
の3分の1を占める。

 捜査関係者は

「文化の違いも確かにあるかもしれないが、身内を
だまさなくてはいけないオレオレ詐欺では、関西弁の
演技ができずにボロが出ているのでは。標準語で誘え
るギャンブル必勝法詐欺ならばそのハードルはない」
と分析する。

 ロト6など国内の宝くじの販売や抽せん業務などを
受託している、みずほ銀行の担当者は

「抽せん結果が事前に分かることは絶対にない。うま
い話にだまされないでほしい」と呼びかけている。






利に敏い、地域ですから、ギャンブル必勝法は、効く
んでしょうね。

何せ、パチンコ屋の行けば、目の前で、実際にお金が
動いてるのを見れる訳ですから。

勝てもしない代物と判っていれば、手も出さないので
しょうが、博打だけは、やってみないと判らないです
から。

もっとも博打で儲けるのは、胴元だけです。

そんな事は、判っていても、現実に目の前で、お金が
動くとねー。

ついつい、手を出してしまう気持ちは、理解出来ます。

私も宝くじでも競馬でも本当に必勝法が、有るのなら
知りたいものですが、そんな美味しい話しは、有る訳
無いし、知ってたら、教えないでしょう。
(身内や友人なら別としてもね。)

そんなもの多くの人が知ったら、的中枚数が、増えて
実入りが、減ってしまいます。

教えてくれるとしたら、その方が掛けるより儲かるか
らでしょう。

世の中、そうそう、甘い美味しい話は転がってません
し、美味しい話には、必ず、裏が有ります。

気を付けたいものですね。


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