http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/19/kiji/K20131219007231430.html
元関東連合リーダーに実刑
懲役11年、六本木襲撃事件
2013年12月19日 13:54 スポニチ
東京・六本木のクラブで男性が暴行され死亡した
事件で、傷害致死罪などに問われた暴走族グループ
「関東連合」(解散)の元リーダー石元太一被告
(32)の裁判員裁判で、東京地裁は19日、
懲役11年(求刑懲役22年)の判決を言い渡した。
事件の直前に現場を離れており、共謀が成立する
かどうかが争点だった。
鬼沢友直裁判長は判決理由で
「対立する人物らしき男が来店したとの情報を入手
して実行犯らに伝え、集合状況も認識していた。
共謀したとして責任を負うべきだ」と指摘。
その上で
「実行犯らを操った黒幕とまでは言えない」とした。
判決言い渡し後に裁判長が
「ものすごく慎重に検討して議論した結果です」
と説諭し、石元被告はうなずいた。
だが閉廷後、傍聴席に向かって
「納得できない。悔しい」と不満そうに話し、法廷
を後にした。
事件では、元メンバーら9人が傷害致死罪で起訴
され、既に石元被告以外の8人が懲役8~15年の
判決(いずれも控訴)を言い渡された。
判決によると石元被告は昨年9月2日未明、関東
連合の元メンバーらと共謀してクラブに侵入し、
飲食店経営藤本亮介さん=当時(31)=を対立
する人物と間違えて頭や顔を金属バットなどで殴り、
死亡させた。
石元被告は別の詐欺事件の区分審理で有罪の部分
判決を受けていた。
求刑22年に対し、実刑11年ですから、ほぼ、
無罪と言って良い結果です。
個人的に思うのは、情報の収集係は、実行犯よりも
重く罰するべきだと、思ってます。
その情報が無ければ、犯行を思いとどまった可能性
も有る訳で、情報が、入った事により、犯行のGO
サインを出した。とも、言える訳で、犯行を計画し
た人物よりも、罪は、重いと考えてます。
それだけに、この判決は、非常に軽いものだと言え
ます。
もっとも、詐欺罪の関係も有りますから、それなり
まとまった刑期に成るも考えられますが、それでも
いずれは、社会に出る事を許されるのですから、
有り難い事でしょう。
殺された人の人生は、再度、歩きだす事は、出来な
い訳ですから。
被告人、今回の判決には、大いに不満の様です。
彼に反省、後悔と言う感情を期待する事も出来ない
様です。
今後、社会に復帰したとしても、同じ道を歩み続け
る事でしょう。
まだ、高裁での審理が、残ってますから、どう?
なるか?は、判りませんが。
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元関東連合リーダーに実刑。懲役11年、六本木襲撃事件。
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