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ドライアイス“蒸発”!? 相次ぐ化学工場閉鎖…今夏、原料の炭酸ガス不足懸念。

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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130609/biz13060910300001-n1.htm

ドライアイス“蒸発”!? 相次ぐ化学工場閉鎖…
今夏、原料の炭酸ガス不足懸念

2013.6.9 10:30  産経新聞


 冷たいアイスクリームの販売や食品の
保冷需要が増える夏場に、ドライアイス
不足が起こる懸念が浮上している。

 国内で化学工場や製油所の閉鎖が相次
ぐのに伴い、ドライアイスの原料に使わ
れる炭酸ガスの供給力が低下するためだ。

 ドライアイスは、専用の冷蔵・冷凍庫
よりもコストが安いため、スーパーや
洋菓子店のほか、宅配便の冷蔵便サービ
ス用にも広く使われており、運送業界に
も影響が及ぶ可能性がある。

 炭酸ガスは、
石油精製やアンモニア合成の製造工程で
出る副生成物で、これをエア・ウォータ
ーや大陽日酸などの工業用ガス会社が
純度を高めて出荷している。

 主な用途はレーザー溶接などの産業用
で、日本産業・医療ガス協会によると
昨年度の炭酸ガスの出荷量は約67万
トン。

 これ以外にドライアイス向けの供給が
20万~30万トン規模あり、国内の
年間需要は約100万トンに上る。

 これに対し石油・化学業界では、
旭化成が昨年3月に水島製造所
(岡山県倉敷市)でアンモニアなどの
生産を停止。

 7月にはコスモ石油が坂出製油所
(香川県坂出市)を閉鎖する。

 エア・ウォーターが3月に山口県
山陽小野田市に新工場を開設するなど、
ガス会社は生産能力の底上げに動いて
いるが、石化設備の供給減の影響は
大きく、今夏の需要に対して、数%
程度供給が不足するとみられている。

 来年3月末にはさらに、宇部興産が
堺工場(堺市)でアンモニアの生産
設備の停止を予定。

 内需低迷による石化業界の相次ぐ
国内生産の縮小で、炭酸ガス不足は
常態化する懸念もある。

 東日本大震災で、コスモ石油千葉
製油所の火災事故が発生した2年前は、
炭酸ガス不足の影響で韓国からドライ
アイスが輸入されており、今回も輸入
の動きが広がりそうだ。




ドライアイスって、重要な物質なんで
すね。

単に冷やすものだとばかり、思って
ました。

化学工場の閉鎖の原因は、採算性の
問題なんでしょうか?

国内で、調達出来ないのは、使って
る企業にとっては、頭の痛い事実
でしょう。



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