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射撃エリートの元警視庁機動隊員がなぜ… ニセ警察手帳を使い女子高生連れ去り未遂

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130601/crm13060112000003-n1.htm

【衝撃事件の核心】
射撃エリートの元警視庁機動隊員がなぜ… 
ニセ警察手帳を使い女子高生連れ去り未遂容疑 
その悪質な手口とは

2013.6.1 12:00 産経新聞


 偽の警察手帳を示して車で女子高校生
(15)を連れ去ろうとした男は、
犯行の2週間前まで本物の警察官だった。

 警視庁捜査1課に5月13日、
未成年者略取未遂容疑で逮捕された
元警視庁第5機動隊の巡査部長、
大村弘一容疑者(32)=東京都昭島市
=は拳銃の名手で、警視庁代表として
数々の射撃大会で優勝をもたらすなど
将来を嘱望されていた。

 3月に突然、依願退職を申し出た際には、
上司や同僚たちから熱心に慰留されたと
いう。

 有能な警察官だった彼の心をむしばんだ
ものは、何だったのだろうか。

(中村翔樹)




■私服警官装い? スーツ姿で手帳を提示
 …「好みの女子高生を物色」


 4月15日午前7時45分ごろ、
サラリーマンや学生たちが駅への道を急ぐ
昭島市内の路上で、通学途中の高校1年の
女子生徒(15)がスーツ姿の男に呼び止
められた。

「周辺を見回っている。車内で話を聞きたい」

 男がスーツから黒っぽい手帳を取り出した
のをみて、女子生徒は促されるまま、銀色の
ワゴン車の後部座席に乗り込んだ。

 男は私服警官のようだったが、その行動は
ちょっと不自然だった。

 運転席には乗らず、女子生徒の隣に腰を下
ろし、ドアを閉めようとした。

 車内には黒のカーテンが掛けられていた。

「怖い」

 そう感じた女子生徒が体を起こして外に出
ようした瞬間、男は車内に押し戻そうとした


 女子生徒は男の制止を振り切って車を降り、
近くを歩いていた女性に助けを求めた。

 男は車とともに姿を消した。

 警視庁捜査1課は、目撃情報などから犯行
に使用された車がレンタカーだったことを
突き止め、契約者から大村容疑者の関与が
浮上した。

 大村容疑者は当初、「身に覚えがない」と
容疑を否認していたが、その後、容疑を認め、

「通学途中の女子高生を物色し、好みの子が
いたので声をかけた」と供述している。




■射撃大会で活躍も、犯行直前に退職…
 メンバー落ちで、将来に不安?


 捜査1課によると、大村容疑者は犯行の
約2週間前の3月下旬、「一身上の都合」
を理由に依願退職していた。

 不祥事などは確認されていない。

 同僚たちには
「IT関連の会社で働きたい」と語って
いたが、大村容疑者が転職した実態は確認
されていない。

 平成13年に入庁し、退職直前は第5
機動隊で勤務。

 術科特別訓練(通称・特練)員に選抜
され、射撃訓練に励んでいた。

 警視庁代表で全国警察拳銃射撃競技大会
などに出場し、何度も優勝に貢献した。

 捜査関係者は

「特練は拳銃を扱う精鋭中の精鋭。さらに
大会メンバーに選ばれるには、努力に加え
て天性の才能もないと難しい」
と評価する。

 ただ、最近は若手の台頭でメンバーから
外れることも多くなっていたといい、将来
に不安を抱いていた可能性もある。

 大村容疑者は退職直前の3月中旬、
昭島市内のメゾネット式の新築アパートに
引っ越し、ひとり暮らしを始めた。

 1LDKの間取りで家賃10万3000
円。

 1階部分には車2台が止められる広い
ガレージが備えられていた。

 大家の男性は

「3月に内覧に来て、すぐに入居の予約を
入れてくれた。車は持っていないようだっ
たので、なぜ広い車庫が必要なんだろうと
不思議に思った」と首をかしげる。

 4月に数回、シャツにジーパンという
ラフな服装の大村容疑者が午前中に出かけ
ていくのが目撃されている。

 帰りは遅く、夜に室内の電気が付いて
いるのを見かけたことがないという。

「警察官だったとは知らなかった。顔を
合わせれば会釈をしてくれるし、どこに
でもいる普通の若者だと思っていたのに
…」。

 大村容疑者の逮捕を聞き、男性は驚き
を隠さない。




■ネットで犯行道具を購入 別の隊員は
 ホテル連れ込みで逮捕…
 「警察の信用を失墜」


 捜査1課によると、大村容疑者が犯行に
使った手帳は模造品で、退職前に警察グッ
ズなどを販売する雑貨店からインター
ネットで申し込んで購入していた。

 大村容疑者は「ゴミに出して捨てた」と
供述しており、まだ見つかっていない。

 大村容疑者は同じ店から手錠も購入して
おり、捜査1課は女性を連れ去る目的で、
手帳や手錠を用意した可能性があるとみて
いる。

 昨年11月には千葉県松戸市内で、
警視庁第2機動隊の巡査長=不起訴処分後、
懲戒免職=が少女=当時(17)=に本物
の警察手帳を示し、
「援助交際の捜査で話を聞きたい」
と声をかけてラブホテルに連れ込んだとし
て、わいせつ目的誘拐容疑で千葉県警に
逮捕された。

 警視庁によると、巡査長は事件当日、
宿直明けの非番で、同僚と飲酒してから
帰宅。

 事件の前後に別の10~20代の女性
4人にも声をかけており、いずれも手帳を
見せて捜査を装っていたという。

 機動隊に所属した2人が、ほぼ同じ手口
で女性をターゲットにしていた形だが、
大村容疑者と巡査長に接点があったかどう
かは不明だ。

 大村容疑者がどのようにして今回の手口
を思いついたのかも明らかにはなっていな
い。

 ただ、捜査関係者はこういって憤りを隠
さない。

「市民から信頼を得るために携帯している
警察手帳を犯罪行為に使うとは言語道断。
いずれも、警察全体の信用を失墜しかねな
い極めて悪質な犯行だ」





上手くは、行かないものですね。

本人にとっては、得手で、攻めたはずなん
でしょうが。

本物の警察官だったんですから。

頻発する様だと、本当に警察の信頼は、
地に落ちる事でしょう。

本当の捜査でも協力は、仰げ無くなるかも
知れません。

こうした不祥事の多発を受けて、警察では、
採用方法の見直しを検討してる所もある
様です。

どうやら、必要な様ですね。それも早急に。


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